†Linuxなんて大キライ†

Xenialpup 7.5 (32bit) にVirtualBoxをインストール

作成開始日 2021.02.04
最終更新日 2021.02.05

【結論】32ビット版のXenialpup 7.5にVirtualBox 5.0をインストールした

●現状と問題点

2021年2月現在、筆者が確認できているPuppy Linux用VirtualBoxのsfsは以下の通り;

Puppy 4/5/6(32bit)  VirtualBox 4.3  V-OS/2でクラッシュ発生
Xenialpup 64 VirtualBox 5.2 Xenialpup 64は完成度が…
Bionicpup 64 VirtualBox 6.x Bionicは小犬じゃないorz 鉄のブルドッグはイヤ

ポイントは2点;

@V-OS/2@VirtualBox 4.xという環境では、Seamonkey 2.28などでシステムクラッシュが頻発して実用にならない。どうしてもVirtualBox 5.x/6.xを使用したい。

A64ビット版のPuppyや肥大化したPuppyは私の用途には適さない。OSとしてはXenialpup 7.5 (32bit) あたりがベストだが、32bit用のVirtualBoxのsfsが存在しない。

そこで、Xenialpup 7.5 (32bit) にUbuntu用のVirtualBox 5.xのインストールを試みた。

●使用可能なバージョン

大前提として、VirtualBox 6.xは64ビット専用になったので、選択肢となるのは5.xのみ。その5.xも5.0〜5.2までいろいろあるが、Xenialpup 7.5で動作確認が取れたのは5.0.40まで。なぜ5.2では動かないのか、理由は判らないが、Puppyパッケージマネージャで「virtualbox」を検索しても、出てくるのは5.0.40まで。それより新しいバージョンは見当たらない。やはり何か理由があるのだろう。ちなみに、このパッケージマネージャからはインストール不可能。途中でエラーが出て失敗する。

●インストール手順

@事前にdevxとkernelソースをインストールしておく(.sfs)
 kernelのバージョンは「ハードウェア情報」で確認すること(noPAE版注意)

AUbuntu Xenial(32bit)用のVirtualBox v.5.0.40をダウンロード

Bダウンロードしたdebファイルをクリックするだけインストール終了
 メニューの「ユーティリティ」の上の方に「Oracle VM VirtualBox」が登録される。
 ただし、Ubuntu版のファイルを展開しただけなので、このままでは上手く動かない。

CVirtalBoxのカーネルをPuppy環境に合わせて再コンパイルする

 /sbin/rcvboxdrv setup
以上でインストール完了。


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