†Linuxなんて大キライ†

ウィンドウを上にはみ出させない (OpenBox)

作成開始日 2023.03.26
最終更新日 2024.03.12

Linux/OpenBoxでは、基本的にウィンドウを上下左右にはみ出させることができる。左右や下は問題ないが、上にはみ出させるとタイトルバーが隠れてしまって操作が面倒になる。特に上部にパネルを配置している場合は、タイトルバーが完全に隠れてしまうことがある。もちろん、Alt+Space-Mや、Alt+ドラッグでウィンドウを移動させれば良いのだが、キーボードが必須でちと面倒臭い。そもそも、上方向にはみ出させる必要性自体がないと思われるので、下記の設定値を大きめに変更して、上方向はみ出し自体を禁止すると良い。
[Openbox設定マネージャ|移動とサイズ変更|Amount of resistance against screen edges]
基本的には、この値をタイトルバーの高さ以上に設定しておけば良いのだが、上部にパネルを配置してる場合には、さらに大きめの値が必要になる。私は64に設定してるが、これは使用する環境によっても異なってくるだろう。

もう一つの選択肢として、ウィンドウを強制的に画面中央に配置する設定を作っておくと便利である。滅多にないことかも知れないが、誤操作でウィンドウを画面下方向に完全にはみ出させてしまった場合などにも、この方法は有効になる。以下の設定を「~/.config/openbox/rc.htm」に追加すれば、Win+Cでアクティブ・ウィンドウが画面の中央に表示されるようになる。Alt+Space-Mよりは便利だろう。なお、ウィンドウのサイズは強制的にデスクトップサイズの8割になる。

<keybind key="W-c">
  <!-- move window to center -->
  <action name="UnmaximizeFull"/>
  <action name="MoveResizeTo">
    <width>80%</width>
    <height>80%</height>
    <x>center</x>
    <y>center</y>
  </action>
</keybind>


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