†Linuxなんて大キライ†

ターミナルのプロンプトの変更

作成開始日 2018.11.21
最終更新日 2021.05.31

ターミナル(端末)のプロンプトは環境変数「PS1」に設定されている。が、たいていは素っ気なくて使いにくい。せめて、カレントディレクトリは表示したい−−と言う場合には、たとえば次のようにする。

export PS1="\[\e]2;\w\a\e[32m\]$USER\\$\w>\[\e[0m\]"

ここで「$USER」はユーザー名、「\w」はカレントディレクトリを意味し、プロンプトは「ユーザー名#カレントディレクトリ>」の形式になる。また、その他の記号は基本的に配色を指定するもの(ここではグリーンに設定:「32m」の部分)。

root#/usr/share>

のような感じになる。

なお、これは一時的な変更なので、ログアウトすると元に戻ってしまう。永続的に変更したいときは、「~/.bashrc」または「/etc/bashrcbash.bashrc)」に以下の設定を追加(または変更)する。前者は端末を開く度に実行される。

PS1="\[\e]2;\w\a\e[32m\]$USER\\$\w>\[\e[0m\]"

なお、ターミナルによっては、「~/.bashrc」の変更が反映されないものがある。その場合は、どこかにある別の設定ファイルを参照していることになるが、それはケースbyケース。


【Linuxなんて大キライ目次】 【ホーム】