†Linuxなんて大キライ†

pnethoodが共有フォルダを認識しない

作成開始日 2021.03.02
最終更新日 2021.03.02

pnethoodはPuppy標準のsamba接続ツール。これを起動すれば、LAN内のPCを検索して、共有リソース(共有フォルダ)を見つけ出してくれる。これは、Linuxのsambaで共有設定したディレクトリに対しては全く問題なく機能するが、Windowsの共有フォルダに対しては、しばしば認識不可能になる。PC自体は見えているのに、共有リソースが「noshare」となってしまう。ウチの環境でも、当初はWin7の共有フォルダが問題なく見えていたのに、ある日突然見えなくなってしまった。Win側の設定をいろいろ弄ってみたが効果はなかった。

この現象は頻繁に起きているようで、対応策も確立されているようだ。それは、コマンドラインから「pnethood 192.168.1.x」の要領で接続先のIPアドレスを直接指定して起動すると言う方法。これは確かに効果があった…けれども、ちょっとカッコ悪い。Debianのときにも使った、共有フォルダを直接マウントしてしまう方法の方が便利だろう。

mount -t cifs -o username=XXX,password=YYY,iocharset=utf8 //192.168.1.nn/mydir /mnt/mydir

説明の必要はないと思うが、「XXX」は接続先のユーザー名、「YYY」はパスワード、「192.168.1.nn」は接続先のIPアドレス、「mydir」は共有フォルダ名。なお、マウント先である「/mnt/mydir」ディレクトリは予め手作業で作成しておくこと。また、Puppyの場合、「iocharset=utf8」を明示的に指定しないと、日本語が文字化けする。

上記のコマンドを適当なシェル・ファイル(例えば「lanmount.sh」)に書き込んでおけば、クリック一発?で接続可能になる。無論、複数のフォルダをマウントしたければ、複数行並べ書いておけばよい。


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