†Linuxなんて大キライ†

OpenBoxのテーマの編集

作成開始日 2023.03.25
最終更新日 2023.03.26

Linuxのデスクトップのルック＆フィールは、gtk（GUIのツールキット）とウィンドウ・マネージャ（JWM/OpenBox等）の2つのレベルで管理されている。で、ウィンドウの見た目は主にウィンドウ・マネージャの管轄。LXDEの場合、ウィンドウ・マネージャはOpenBoxが使用されることが多いので、ウィンドウの見た目は［Openbox設定マネージャ］で設定することになる。

ただし、［Openbox設定マネージャ］で設定できるのはテーマ（各要素の一括設定）の変更のみで、個々の要素の細かな設定はできない。もし、細かな設定をしたければ、テーマの定義ファイルを弄る必要が出てくる。たとえば、私はOpenBoxのテーマとして「Clearlooks-3.4」を常用しているが、タイトルバーの太さとか、右上の３ボタンの枠線の色とかを少し変更したいことがある。その場合、以下の設定ファイルを開いて、中身を宜書き換えることになる。 

/usr/share/themes/Clearlooks-3.4/openbox-3/themerc
ボタンの枠線を黒から白に変更する 
window.active.button.unpressed.bg.border.color: white
ウィンドウの最大化時の最大化ボタン（トグルボタン）の背景色を赤に変更する 
window.active.button.toggled.bg.color: firebrick
window.active.button.toggled.bg.colorTo: firebrick
window.active.button.toggled.bg.border.color: white
window.active.button.toggled.image.color: white
※firebrickは暗い赤（レンガ色）

タイトルバーを少し太くする（新規追加） 

padding.height: 2
※タイトルバーのフォント自体も少し大きくすると良い（Openbox設定マネージャ｜外観）。

ウィンドウの枠を少し太くして、色を青にする 

border.width: 2
border.color: #3f85c5

ボタンの画像を変更する

close.xbm、max.xbmなどボタンの画像ファイルをthemercと同じディレクトリに入れる。なお、ボタンのサイズはタイトルのフォントのサイズと連動するようだ。

※

変更点は多くはないが、それでもこれだけ変更するなら、もはやClearlooks-3.4とは別のテーマとして保存すべきかも知れない。

【参考】Openbox Help:Themes

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