(2004.04.06)
ポイントは回転ズームだということ。私は、標準ズームは回転式、望遠ズームは直進式が使いやすいと信じ込んでいた。標準ズームは広角〜中望遠をカバーしているので、画角が優先されるべきである。間違っても、ズームでフレーミングを調整してはいけない。これに対して、望遠ズームではポジショニングが難しい状況が多いので、フレーミングはズームで調整する必要がある。だから、標準ズームではピントとズームがはっきり別れている回転式が望ましく、望遠ズームではピントとズームが一体化している直進式が望ましい――と、まあ思っていたわけ。
でも、このレンズを使ってみて、それも違うのかな〜と思ったりした。回転式の望遠ズームなのだが使い勝手はかなり良い。理由はよく判らないのだが…。ズームを変更してもレンズの全長が変化しないこととも関係あるのかなあ…。Pentax K1000に装着して1時間強使ってみたが、やや重いことを除けば、非常に扱いやすかった。
レンズ構成 | 15群16枚 |
最短撮影距離 | 0.75m |
最大撮影倍率 | 1:2 |
フィルター径 | 58mm |
フード | 内蔵 |
サイズ | 64.5mmx169.5mm/750g |
発売時期 | 1979年 |
定価 | \7.7000 |
2004.04.03/播磨坂の桜祭りで試写。ボディはK1000。非常に扱いやすいが、私の用途には、どうしても300mmが欲しいなあ…。