†貧乏カメラ館†

OLYMPUS OM20 spec-only 発売年月 1982年ころ/標準価格 ¥5.2500
マイナー機だが実用性はOM10より上


OM10にマニュアルアダプターを付けた機種と思われがちだが、実際にはOM10とOM20の操作系はかなり異なる。OM20はOM-2の廉価版と見る方が適切で、操作系もOM-2に酷似している。ただし、メータード・マニュアルではないし、TTLダイレクト・オートストロボも使用できない。この辺りはきっちり差別化されている。また、OM10/20/30はボディの質感がチャチで、何とも頼りない感じがする。
(2005.06.01)
主要諸元
発売年月 1982年ころ? 定価¥5.2500(黒は¥2000高)
型式 [軽量AE機]
シャッター 電子制御横走り布幕シャッター
2"〜1/1000"(マニュアル時はB,1"〜1/1000") X接点1/60"?
露出制御 中央重点TTLダイレクト測光
測光連動範囲EV-0.5〜EV18
露出補正 ±2EV(1/3EV)
露出モード 絞り優先AE/マニュアル(非メータード)
ファインダー ?% x0.?
スクリーン スプリット/マイクロ/マット ルミマイクロンマット
外観 135×84×50mm/430g(電池別)
電池 LR44×2
仕様出典 '84カメラ総合カタログ Vol.79
その他 ◎TTLオートストロボ不可。
◎電池がないとバルブも含めて一切動作しない。

OM二桁シリーズ
●OM10 … 良く売れたが実用性は低い。
●OM20 … マイナー機だが実用性はOM40に次ぐ。
●OM30 … AF機になりそこねのキワモノで実用性はない※。
●OM40 … 実用性が高いスナップ機。

※OM30には「実用性はない」という表現にはちょっと抵抗がある。OM30だって単なるAE機として使えば、そこそこ実用性がある。「α-7000もAFさえ使わなきゃ実用的なカメラだ」と言うのと同じ。基本機能は悪くないのに、ウリにしている機能が邪魔だと言うこと。


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