†貧乏カメラ館†

HandyZoom 5001 未評価 発売年月 ----.--/標準価格 ¥-.----
安物ブリッジかなあ…?


一応、ブリッジカメラに分類されると思う。横長でグリップストラップでホールディングするあたり、IZM 300のチノン版と言ったところだろう。ただし、ポジションは非常に中途半端。IZM 300よりも一回り小型だし、レンズは35-70mm/3.7-6.8とただのコンパクト並。見劣り感は免れない。重心が右手側に片寄っているので、片手で扱える感じがするが、実際には片手で撮影したら手ブレが発生するだろうな。
(2006.10.29)

しかし、こいつがIZM 300対抗ならば、GENESISはMIRAI(IZM 400)のライバルってワケ?……う"〜む。

HandyZoomというのは、同時期のPocketZoomと対になるんだろうが、「Handy」という名称にはやや似つかわしくないな。「ハンディな」ズーム機としてはやや大きすぎるし、大きい割にはスペックがイマイチ。ちなみに、HandyZoomはこれ1機種だけのようだ。「Multi3001」とか「Auto2001」というのと同じネーミングパターン。

それはともかく、デザインとレイアウトは異様。ファインダーがストロボの直下にあり、ズームボタンはボディの下側に付いている。ロゴも縦に入っている。デザイン的には、縦位置で使う方が自然な感じがするが、別段縦位置で使いやすいようにもなっていない。仕様面で腹が立つのは、シャッターを切る度にストロボ設定がAUTOに戻ってしまうこと。まことに余計なお世話である。


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