†貧乏カメラ館†
FUIJ CARDIA mini ELITE OP |
未評価
発売年月 1992〜3年?/標準価格 ¥3.9000 二焦点CARDIA miniの最終機 |
(2003.07.15)
名機カルディア・トラベルミニDPから始まる、Fujiの二焦点超小型コンパクトの最終機種。この次の機種がカルディアミニ・ティアラ。……とくれば、その描写を期待するのは当然だろうが……
また、色抜けはまあまあだと思うけどシャープさが物足りない。初代トラベルミニを80点とすれば、こいつは60点くらいの印象。積極的に不満を言うレベルではないかもしれないが、「シャープな描写」の仲間にはちょっと入れられない。まさかレンズ性能を落とすことはないと思うが、やっぱプロテクタが良くないのかな? ちなみに、トラベルミニUでも似たような印象を持った覚えがある。
ただし、ストロボ撮影はけっこうシャープな印象。やっぱり絞るから? だとすれば、問題はAFか?手ぶれか? スペリアの400使って試写したから、被写界深度もあるはずだし、28mmや45mmで手ぶれするようなことはないとは思うけど…
ちなみに、測距素子とファインダーの並び方から見ると、たぶん構図を決めてシャッター半押しでAFロックを掛けてから、構図をずらしてパララックス補正をするタイプだろう。
主要諸元 | |
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発売年月 | 1992〜3年ころ? 定価¥3.9000(ケース2000円込み) |
型式 | [広角系AF二焦点][超小型] |
レンズ | FUJINON 28mm/F3.5(3群3枚), 45mm/F5.5(5群5枚) |
シャッター | 電子シャッター、1/2〜1/250" |
ピント調節 | 赤外線アクティブAF、遠景モード |
AFロック | シャッター半押し(AEロック兼用?) |
近接撮影 | 45cm(広角・標準とも)パララックスはかなり大きい |
露出制御 | プログラムAE F3.5・1/2"〜F22・1/250" |
露出補正 | 逆光補正ボタン |
測光範囲 | EV5〜EV17 |
フラッシュ | GN? 自動/手動/強制/赤目 |
ファインダー | 実像式 |
外観 | 121×64.5×41.5mm/205g(電池別) |
電池 | CR123A (デート兼用) |
仕様出典 | '93 カメラ総合カタログ Vol.107 |
その他 |
◎ドロップイン・ローディング、パノラマ途中切替 ◎トラベルミニに比べると、電源が一本化された点と、ファインダーが実像式になった点が評価できる。また、ボディの質感も大分マシになった。 ◎しかし給送系のトラブル(コマが重なる)がかなり報告されている。 ◎海外での名称はDL-600。 |
2003.07.15/試写結果上がる。期待ほどではない。フレアが気になる。