†貧乏カメラ館†

Konica EFJ Auto
Date
★★★★ 発売年月----.-- /標準価格 ¥-.----
ぴっかりコニカ・オートデート


Konica EF3の廉価版で、フルメカニカルのパンフォーカス機。廉価機ではあるが、造りは丁寧で使用感も非常によい。
(2004.11.18/2006.05.05)

フルメカの固定焦点機だが、レンズはHEXANON 36mm/F4。ストロボ以外電池不要(デート機能にはコイン電池が必要)。EE機であるEF3の廉価版と言う位置付けらしい。私は、EFJの方が先だと思っていたが、逆のようだ。EF3同様、カラーバリエーションがいろいろある。少なくとも、黒、赤、青、黄色は確認している。ただし、同じ色でもEF3の方が塗装がかなり良い。特にEF3の青は絶品だと思う。EFJの青も重厚感はあるが。重量は280gだったかな。フルメカコンパクトにしてはやや重いが、造りは丁寧でプラのぱかぱかカメラとは全然違う。

主要諸元
型式[固定焦点][フルメカニカル]
レンズHEXANON 36mm/F4
シャッター1/125"単速機械式
ピント固定焦点 1.5m〜∞
絞りF4/8/11/16?(ISO感度とストロボの組み合わせで変化;値は推定)
フラッシュ手動制御 GN=14
電池単三×2
外観116×70×51mm/280g(電池別)
価格¥2.7800
仕様出典カメラ総合カタログ VOL.88('87年)
その他 ●固定焦点機としては、かなり丁寧な造りのカメラ。OLYMPUSのXAシリーズと並んで、非AFコンパクトの最後の良心のようなモデル。これ以降の固定焦点機は廉価路線をまっしぐら。
●最初の愛称は「ピッカリじゃーにー」だったような気がする。「ピッカリコニカ」はEF3のことだったはず…
●ボディカラーは黒と赤が一般的だが、ごく少数ながら黄色や青もあった(EF3のようなシブい青ではないが)。
●ストロボ時には絞りを一段開くが、ストロボで1.5〜2mの場合にはそこから一段絞る(つまり、通常撮影時と同じ絞りになる)。これによって、被写界深度を稼いで、露出オーバーを防いでいる。なにしろ、GN=14もあるからね。


【貧乏カメラ館目次】 【ホーム】