(2003.10.23/2004.04.06upd)

Tamron 38-100mm/F3.5 (CZ-38M)

Tamronの旧アダプトールの標準三倍ズーム。このクラスとしては700g超と言うベラボーな重さだが、F3.5通しはご立派。ストロボ撮影にも便利。また、最短撮影距離は1.5mだが、全域でマクロモードに切り替えられて、広角端では26cmまで寄れる。シームレスではないので操作性はイマイチだが、けっこう重宝する。なお、アダプトールの38-100/3.5には先行モデルのSZ-38もあるが、こちらはマクロ機能がやや弱く45cmまでしか寄れない。

これならば、室内でのパーティースナップや、屋外でのちょいとしたモデル撮影などにも便利だ。流石に重過ぎるので旅行には持っていけないが。通常の35-105/3.5-4.5のズームは用途がはっきりしなくて使い途に困るが、こいつは割合に明確な目的意識を持って使えるレンズだ。

画質の方は現状では何とも言えない。一回目の試写の結果は(スコブル)良くなかったが、撮影条件が悪すぎたので、これだけでは判断不能。

レンズ構成 10群13枚
最短撮影距離 1.5m(マクロモードで26cm)
最大撮影倍率 --
フィルター径 67mm
フード --
サイズ 70.8mmx110mm/725g
発売時期 1976年
定価 \6.9500

Longrun reports …

2003.10.22/オークションで2000円で入手。コミコミ3000円弱。ファーストインプレッションは「重厚なレンズだな〜」。口径が大きくずっしりした感触が好ましい。取り回しには少々苦労しそうだが。

2003.10.24/池袋で嫁さんを撮影。秋の夕方…とは言え、異様に空が暗く、ISO 800でもまったく感度が足りない。案の定、帰りに猛烈な夕立に遭う。ちなみに、出掛けに天気予報をチェックして、雨が降らないことを確認したのだが。

今年の春ころから、天気予報の的中率が著しく落ちているような気がする。特に夏は悲惨で、下駄並みの的中率だったらしい。気象庁も予報が外れたら責任者をきちんと処分して、外部に公表すべきだろう。税金で運営しているからこそ、責任は厳しく問うべきだと思うのだが。

それはともかく、そんな状況だったから、使い勝手がどうこういうレベルではなかった。後日仕切り直し。ちなみに、実写結果も悲惨だったが、これはレンズ描写云々という感じではない。ただ、色ノリが悪いのはともかく(フィルムもラボも問題あり)、半逆光でフレアが出たのはちょっと…

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