†貧乏カメラ館†

Canon BF35 未評価 発売年月 1991年ころ/標準価格 ¥1.9800
ファインダーの大きな廉価機


Autoboyシリーズはおろか、Snappyシリーズにも入れてもらえない廉価シリーズ。モーター巻き上げの固定焦点EE機。レンズは35mm/F4.5で、Snappyと比べてスペック的に見劣りはしないが、外装はかなり手抜きの印象を受ける。BFはおそらく「Big Finder」の略。OEM製品かどうかは不明。…そういえば、Autoboy Liteも何となくOEM臭かったから(根拠薄弱)、このクラスで自社開発はないかもね。自社開発ならば38mmにしたような気がする。
(2007.04.24)

で、BF35シリーズには少なくとも、BF35、BF35N、BF35Dの3種類がある。初代はストロボオートのみ、Nは使いにくいストロボスイッチ、DはAutoboy D5に似た前面ダイヤル式。多分、使い易さはDが圧倒的に優れているだろう。構造的に見ると、初代とNの中身はほぼ同じ物だと思われるが、Dの中身は別物のような気がする。

ちなみに、初代はF4.5で1/45"が切れるらしい。で、これはEV9.8親v10くらい。カタログではev10.5と書いてあったが…ちょっと不明。カタログでは10.5〜16となっていて、測光範囲が6段近くある。これは工夫次第でノンストロボ改造ができるだろう。ラチチュードを見込めば、ISO800でもイケるぞ。…ただ、ISO感度を上げた分、シフトされると困るがな…まあ、これもテストだテスト!少なくとも、ストロボの飛ぶ範囲を見る限り、iSO400だとF8まで絞る感じだな…ちと気が効き過ぎている。


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