2002アメリカGP観戦記(2)


■予選日
2日目は、ホテルから歩いてサーキットまで行きました。40〜50分ぐらいかかりました。
道路脇を歩いていったのですが、夜の雨で濡れていたため歩きにくかったです。
このため、かなりはきなれた靴にもかかわらず、マメができてしまいました。
一応e740Wに米ヤフーから切り取った地図(GIF)を入れておいたのですが、
距離が長いだけで迷うような場所ではなかったのであんまり必要なかったです。
PIEでみるよりもUltraGの方が画像をドラッグで動かせる分使い易かったです。

この日も朝は天気が悪く、もやがかかっていて吐く息も白くなるほどでしたが、
プラクティス2回目くらいからは晴れるという天候でした。

この日一回目のプラクティスは、バックストレート直前の第7ターンで観戦。
このコーナーは昨日ツアーの人に教えてもらったポイントを念頭に自分で良さそげなところと見て行きました。
昨日の2回目同様、一度スピードが落ちたとこらから全開で立ち上がるコーナー。
昨日とは逆のマシンの左サイドが見える場所です。
また、昨日よりもコーナー中から踏みっぱなしなので、TCSが効いてなくてイイ音がしました。
絶好の観戦場所なのでこんな天気にもかかわらず、朝から熱心なファンがたくさんいました。




マーク・ウェバー選手
もうちょっとイイチームで走って欲しいなあ

キミ・ライコネン選手
今回はクルサードに完敗。決勝ではツキがなかった

オリビエ・パニス選手
移籍が決まってからちょっと不調。


プラクティス二回目は昨日の二回目の反対側、ダブルヘアピンの入ロでみました。
ここはおそらく、最も車速が落ちるので写真をとるには絶好のスポットです。
来年行かれる方は是非行ってみてください。
また、ここではユーン選手のファンクラブの人々などもいました。

ユーンファンクラブの方々の旗

ハインツ・ハラルド・フレンツェン選手
とりあえず、見れて良かったです。来期も期待

エディ・アーバイン選手
フリーまでの調子であれば・・・。ちょっと残念

アレックス・ユーン選手
熱心に周回を重ねていた。決勝まで一番走ってたかも

ルーベンス・バリチェロ選手
いきなりのクラッシュに負けずに頑張っていた。

デビット・クルサード選手
Kuwayama的に評価急上昇。理由は後述。

ファン・パブロ・モントーヤ選手
ちょっとこのGPでは影が薄かった

ジェンソン・バトン選手
このGPは流れが悪かったですね

ミハエル・シューッマッハ選手
なんか、貫禄の走りでした。

ラルフ・シューッマッハ選手
バトルっぽいけど、フリー走行


この回の最後はバックストレート上の橋で、真上からF‐1を楽しみました。
フルスロットルでこっちに向かってくるフェラーリが、
トヨタをパスして足元を駆け抜けていくのは瞬間は本当に迫力がありました。
(安全のため緑のネット越しなのと、人が流れてたので写真はナシ)

予選では偶然一緒になった昨日のツアーの人二人と一緒に第13ターンで観戦しました。
メインストレートに向けフルスロットルで欠け抜けて行くコーナーです。
ここでは屋根にはね返ってエンジン音が反響するので、本当にものすごい音がします。
右の耳から左の耳に音が駆け抜けていくような感じです。
これこそがF‐1の音なんだと思いました。
長年F-1を見続けてきたけど、この音はだけは
TVではどうしようもありませんね。やはり生でないと。

ここはさすがに車速が速くて、マトモに写真はとれませんでした。
しかし、F‐1の迫力を体感するには最高の場所だと思います。



開始20分になるまでは誰も出ていかない展開でしたが、
ビルヌーブが出ていくと、後はぱらぱらとアタック開始。
事故もなくアっという間に終わってしまいました。
これは、じっくり見れるし何もない時間は編集して流さないTVのほうがいいかな?
とちょっと思いました。(ちなみに、帰ってみようとセットしたビデオは予選の録画に失敗してました・・・)

結果は、フェラーリ勢がワンツー。
シューマッハは本気を出したのか2位バリチェロにも0.2秒差をつけてのポール。
これにクルザードが続き、ウィリアムズ勢は帳尻は合わせたもののいつもの切れを欠いている印象。
フリー走行好調のジャガーは沈む(何気に期待してた)。フリー走行を走れない影響か琢磨は18番手。


予選後、昨日のミュージアムの方へ行ってみると、BMWのブースにラルフとモントーヤが来てました。
ラルフはすぐ帰っちゃったみたいだけど、モントーヤは結構長い間サインしたりしてました。
モントーヤの応援のコロンビア軍団が大勢取り巻いていて結局サインはもらえませんでしたが。



それからこの後ピット裏に移動。
訳もわからずついていき、何をするのかと思ったらGP関係者の「出待ち」をしてサインをもらうとのこと。
っていうか、さっきのこともあり、そんなにカンタンにスポーツ選手のサインってもらえるの?
っていうのがあったので、とりあえずツアーの方々とは分かれて、ヒストリックパレードを観ました。
(ちなみにパンフによれば、一日目もやっていた模様)
パレードというだけにペースカーが先導して隊列を組み、
ストレートなどではそれなりにスピードを上げて数週走るという内容でしたが、
昔やってたTVとか本でしか見たことがない過去のGPマシンが
ホントに走っているのを見れて大満足でした。
ただ、出来ればターボカーなんかも見たかったなあ。



ピット裏に帰ってくると、ツアーの方々がほぼ全員集まっていて、
「こんなに集まったのGP初日以来だよねー」「どーいうツアーなんだろね」とか話しつつ
(実際、ホテルで食事とか時間の決められたイベントがない上、
ホテルも24時間受付けが開いているのでほぼ自由に過ごせるというツアーなんですが)、
待っているといきなり目の前にアレックス・ユーン選手が。
この時は驚いて反応できなませんでした。
っていうか自分の目の前の外国の人たちがあまりに無反応な上(ひどいと思った)、
すぐにマネージャーさんらしき人に引きつれられて帰ってしまいました。
そして、直後にあのジャッキー・スチュアートが。
さすがに今でも人気が高くサインはもらえませんでしたが、なんとか写真はとれました。
その後いろいろあり、自分はクルサード、パニス、フィジケラ、サロ、アロンソ(何故か来てた)、
琢磨、ロス・ブラウン、ピットレポートの川井さんからサインを頂きました。

この中で、とくにクルサード選手は僕のペンを使って何人かにサインしだしてしまったので、
「あー、もうあのペン帰ってこないな」と思って後ろ向いて歩き始めたら、
わざわざ呼び止めて返してくれました。
まあ、フツウのことなんだろうけど、とても感激しました。
サインと合わせてもう一生の宝物です。

伝説の名チャンプ、ジャッキースチュアート
ていうか、TVでも見た記憶ありません。

やっぱり人気のジェンソン・バトン選手
帰りの飛行機では一緒でした

実はイイ人、デビット・クルサード選手
G・Iみたいな体格かと思っていたらすごくスリム

引退が決まってしまったミカ・サロ選手
顔は怖いけど、ファンサービスはノリノリ

フェラーリの頭脳、ロス・ブラウン
来期のフェラーリは2シーターにしてこの人乗せなきゃ、
とか冗談で言ってたら、ウェイトハンデ案なんて
とんでもないことをバーニーが考えてたとは・・・。

モナコウィナー、オリビエ・パニス選手
地味にいい仕事をするけど、本人はカッコ良かった

ピットレポートの川井さん。
ブラウンの次に体格が良かった。ちょっと意外。

来期のルノーを背負うフェルナンド・アロンソ選手
いしいひさいち「女に向かない職業」の
藤原ひとみ(女性:小学校教師→作家)に似ている

佐藤琢磨選手
熱さ対策にもっていったうちわにサインさせてしまって
申し訳なかったです(ちょとイヤそうだった)。


ツアーの人の中にはウィリアムズ以外ほぼ全員の著名な関係者から
サインをもらっている強者がいました。おそるべし。
ちなみにこの人のおかげで誰が来るかというのが瞬時に分かりました。
なんせ、デザイナーどころか、メカニックまで顔と名前が一致してるんだもん・・・。
フツウそこまで知らないですよね。



一日目
決勝

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