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ケニア旅行記 第2日目 −8/8(水)−


 なんだか日付がわからなくなりそうだけど、午後2時にようやくナイロビに到着。
入国審査をすませて荷物が出てくるのを待った。 2回乗り継ぎをしているのでちゃんと着いてるのか不安・・・。 しかも全然出てこなくてますます不安が煽られた。 3人とも荷物を受け取ったときには既に3時近くになっていた。
 お迎えには現地旅行社のハリさん。 日本語を一生懸命勉強していた。 現地通貨に両替していよいよナイロビ郊外観光へ出発。 飛行機が2時間送れた上に荷物がなかなか出て来なかったので時間が無いらしく結構焦っていた。私はカメラを全部スーツケースに入れてしまって、手荷物にはデジカメしかなかったので出したかったけど急いでるようで言い出せなかった・・・。小心者の私。



カレン・ブリクセン博物館


 最初の観光はカレン・ブリクセン博物館へ。 まず植物が違うので面白い。 ハリさんが説明してくれるのだが、 「これは、日本にもありますよね。えーとえーと名前が思い出せない・・・」 「サボテン?」「そう!サボテン!」てな感じだった。


これはなんだろう?


 博物館は、カレン・ブリクセンが住んでいた様子を再現した物で、デンマーク人だけあってダイニングにある食器はロイヤルコペンハーゲンだった。 映画を見ておいたので説明もよくわかったし、映画に出てきた鳩時計などがわかっておもしろかった。
 その後庭も見学したのだが、「さあ、走ってください」と大急ぎで廻ったのだった・・・。 見学後、Tさんが「トイレ行ってもいいですか?」と聞いたらハリさんは「いいえ」と言った。 その「いいえ」がすごくおかしくて笑いが止まらなくなった。 とにかく行くべき場所に行きたいらしいのでそのまま移動。ジラフセンターへ。
 私はこの旅でキリンを英語で「ジラフ」ということを学んだのだが、要はキリンセンターである。 絶滅の恐れがある種類のキリンをここで保護していて、直接餌をあげることが出来るのだ。


ジラフセンター


 キリンの身長は4〜5mあるので人間は小屋の2階に上がって餌をあげる。 キリンの足元にいる灰色の動物はイボイノシシ。

 
餌を食べるイボイノシシ


 イボイノシシは低い草などを食べるため、このように前足を折って食事するのが特徴だ。 走り方がなんだかユーモラスなのでサファリの時も人気者だった。


餌をねだるキリン


 私も餌をあげてみた。近くで見るとほんとに頭が大きい。 上の写真、端に手が写ってるので大きさがわかるだろうか? キリンの舌は45cmもあるらしく、その舌で餌を巻きつけるようにして食べていた。 唾液がすごくべたべたで、餌をあげた後両手がベタベタになって大変だった。
 そしてまた移動。今度はお土産屋さんがいっぱいある所へ連れて行かれた。 が、着いてすぐお土産って言われてもイメージが・・・と思いつつ結構色々買い込んでしまった。 明日乗る軽飛行機の荷物制限が厳しいのに大丈夫か?? ここで高さ1mくらいある木彫りのキリンが欲しくなるが、決心がつかないまま買えなかった。
 買い物している間に日も暮れて、やっとホテルへ。 この頃には移動の疲れから結構へろへろになっていた。


ホテルの部屋の前から吹きぬけを撮った


 ホテルはすごく豪華なところで、後で聞いたところによると森前首相が泊まったそうだ。 夕食はビュッフェ。しかし3人ともあまり食べられず、レストランの人に「え?もう終わり?」と驚かれてしまった。 いや、元気ならすごくおいしそうなんだけど今の私たちには食事よりベッドなのよ・・・。 部屋に戻ってシャワー浴びたらもう眠くて眠くて起きていられなかった。 部屋のテレビはキーボードがついてて(プレイステーションのコントローラもあった)インターネットができると聞いて掲示板に書き込みしようかと思ったんだけど挫折。おやすみなさい。


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