集めた資料をもとに考察することが,自分を磨くこと

   まとめ方にもいろいろありますが,
先生などの助言を受けながら,とことん自分で考えてみる。
友達と深いところまで話し合ってみる。
発表をみこした「結果の処理」の組み立てを考える。

集めた情報は,必ず加工して,自分のものにしましょう。
 そのまま貼り付けているだけでは,考察したことになりません



発表を成功させるために,よく考えよく話し合ってまとめること。



1 分類の仕方・・・・・・・・・・・・・・・・・・調べた物のまとめ方,種類別の説明
2 グラフ化,図表化の仕方・・・・・・・・グラフ,図表などの種類と活用方法
3 アプリケーションソフトの使用例・・・パソコン基本操作とパソコンソフトの簡単な使用例






1 分類の仕方

 発表のことを頭において,収集した情報を分類しておきましょう。よく,整理しておけば,見やすくなります。


分類の種類 分 類 の 内 容
文にまとめる
       

・新聞・・・壁新聞型,配布新聞型

・模造紙,パネル・・・絵や写真を使って。

※ 文といえども人に見てもらいやすいような工夫をする。

カードにまとめる
       

・ノート・・・1つのものをバラバラにならず,書き留められる。

・カード,ファイル・・・分野ごとに整理しやすい。

絵や模型にまとめる
       

・絵・・・素材を表しやすい,素材集を使ってもよい。絵地図(素材マップ)

・模型・・・立体模型(ジオラマ)など。

グラフや表にまとめる
        


・数値的な物は,ものによって,グラフや表にする。ものの特性によって,使い分ける。

コンピュータデータにまとめる
        

・上記のものは,コンピュータで処理できるものが多い。先生に相談してみましょう。
 または・・・ → アプリケーションソフト使用法







2 グラフ化,図表化の仕方

 得られた結果はただ文章だけでなく,表やグラフ,図,写真などで表した方が,見やすく,そして分かりやすくなります。発表の方法を頭において,どれを使うか考えましょう。   → パソコンを使うときは,・・・



・変化や数量が分かりやすくなる。

・行や列の項目に注意。

・あまり項目をふやすと分かりにくくなる。(10個以下)

・相対度数分布表(百分率使用)などの表もある。

・コンピュータの表計算ソフトも便利。グラフにまでしてくれる。
(Excel,Lotus123など)

               
グラフ
・数量の変化や割合が見やすくなる。

・グラフをきれいにかくには,慣れが必要。


 ・絵グラフ・・・絵で数量を表す。

 ・棒グラフ,折れ線グラフ・・・数量の変化が分かりやすい。
   ※類似:ヒストグラム,度数分布多角形

 ・円グラフ,帯グラフ・・・割合や変化量を表しやすい。

 ・レーダーチャート・・・特定分野の到達度を見る。

 ・面グラフ・・・2つ以上のものの変化を同時に見られる。

               

・説明の図は丁寧にかき,コメントをきちんとつける。

・場面に応じて,写真と絵を使い分ける。

・地図形式も見やすい。 → 

・ウェビング図(矢印をひいて,もとのコメントに,どんどんコメントを付け足していく)なども使うとよい。

※ウェビング図
写真
・一般のカメラ・・・きれい,現像・焼き増しに時間がかかる,大きく引きのばすと高価。

・デジタルカメラ・・・最近のは一般のカメラと変わらないくらいきれい,すぐに見たりプリントできる,最近のプリンターならきれいに大きく引きのばせる,大きい絵では写真ほどではないがインク代がかかる

※このあたりを参考にして,どちらを使うか選ぶ。


※ デジタルカメラの使い方 → デジカメ活用法

その他
・その他,視聴覚的に見せる手法はいろいろある。


 ・現物が見せられれば,それが一番。

 ・ビデオで録画したものを使う。最近は,編集も結構簡単になってきた。

 ・OHPで見せる。操作が簡単。

 ・コンピュータには,いろいろなマルチメディア系ファイル形式がある。
  ※ 画像ファイル,動画ファイル,音楽ファイルなど








3 アプリケーションソフト使用例

 「総合的な学習の時間」で学習するとき,いろいろな場面でコンピュータが使えるときがあります。コンピュータとそのアプリケーションソフトの基本操作を覚えておきましょう。


ここでは,次のようなことが書いてあります。

@パソコンの基本操作・・・・・・・パソコンの基本説明  日本語入力の仕方
Aグラフィックソフトについて・・・画像ファイルの説明,画像活用の仕方
B表計算ソフトについて・・・・・・基本操作,活用例

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