交流を通して研究を深めよう!

自分を見つめ直して研究を発展させよう!!

 総合的な学習は,「発表」をすれば,終わりというわけではありません。
 継続を考え,発展させましょう。・・・今後の研究(高校でもあり)
 今後の交流も進めましょう。・・・・・・人とのネットワークが一番の財産。
 ボランティア活動にも積極的に参加しよう。


※ 目標「自分を高め,他人を助け,社会に貢献できる能力を身につけること」

 「総合的な学習」をする事によって身についてくるものが多い




1 交流する相手・・・学習を進める上で関わる人との交流。
2 交流の仕方・・・・・電子メール,電話・手紙,FAX,Webページ,モラルなど。
3 発展のさせ方・・・・ネットワークの活用,ボランティア活動,今後について






1 交流する相手


 学習を進める上で関わった人にお礼をするのはもちろんのこと,そこから更に交流を深め,人的ネットワークを広げていきましょう。


交流する人 交 流 す る 内 容

学校内の人




・先生や友達は身近にいる貴重な情報源です。聞き出すだけでなく,お互いに協力しながら,作品を完成させましょう。

・先輩や先生に対してきちんとした言葉づかいをしましょう。

・先生や友達は,人のネットワーク(意味を持った人とのつながり)で一番最初の人になります。有意義な人間関係を作り上げましょう。


地域の人




・地域の人と,きちんと連絡が取れることは,これからの人生に対してとても勉強になります。

・話を聞くにあたっても,しかっりとした事前計画を立てましょう。

・できれば,発表会を見に来てもらいたいものです。

・誰もが学校に協力できるとは限りません。どんな人がいるかは,先生に聞いたり,役場の地域人材表などを見せてもらいましょう。→地域人材・素材の活用の仕方


他学校の人




・他学校の人との交流も学習を深めるのにいいことですが,同じ学生でもきちんとマナーとエチケットは守りましょう。

・交流してくれる学校を探すには,インターネットが簡単。
  →参照  テーマ例,実践活動例
         インターネット活用

・連絡(電子メールや電話など)を取るときは,先生の許可をもらってからにしましょう。

・学校間や町内でネットワークを組んでいると,学習にも生かしやすい。

専門家の人




・専門に研究している人は,そのことに対してとても詳しいですが,連絡を取ることはなかなか難しい。(お仕事は忙しいため)

・どのような話を聞きたいのか明確にし,それを誰にどのように聞いたらいいのかをしっかり考え,計画を立てましょう。

・まずは,先生に連絡を取ってもらい,協力をしていただけるかを確認してから進めましょう。

ボランティアや
体験で関わった人




・学習内容でボランティア活動を体験する事になっている人は,そこから交流が進められますね。

・学習を進めるとき,色々な人と関わることになりますが,学習が終わればお礼をして終わりではなく,その後の関わりこそが自分のためになるものです。

・自分たちで学習や体験したことをもとに,積極的に外部のボランティア活動に参加しましょう。








2 交流の仕方


 交流の仕方にも色々あります。相手や場面に応じた,交流方法を考えられるようにしましょう。
 その場合にも,「マナーとエチケット」を忘れずに。 → ルールとマナー


交流の方法 手    段 ・ 内    容
手紙




・お世話になった方々に口頭でお礼を述べるのはもちろんのこと,報告を兼ねてお礼の手紙を書きましょう。

・手紙の書き方・・・次のことは抜けないように
@ 時候のあいさつをする
A 相手のご機嫌を伺う
B 自分の様子,研究の成果を伝える
C お礼の言葉を述べる
D 今後のことやあいさつを述べて終わりにする
 
・宛名や切手代を間違わない。

・なるべく封書で送る。

 電話・FAX

   

・電話のかけ方,話す内容のマナーをよく守る。 →  アンケート,調査の方法

・話す内容をメモしておき,丁寧な口調で話す。

・FAXは,手紙と電話の便利さを持つ。

・FAXは,FAX送信票もいっしょに送る。

・FAXで送信したとき,お礼と確認の電話を入れる。

 電子メール 

 

・メールの送受信には,アドレスというものがひつようになります。

・中身は,おもに相手アドレス,件名(題名),本文があります。

・書き方にはいくつかきまりがあります。

・送信するときには,先生の許可をもらいましょう。

・今は携帯電話でも,電子メールができます。

メールは誰にでも見られる可能性があることを忘れないでください。
   → ルールとマナー

・メールソフトはブラウザに付属しているもので十分。

 Webページ 



(Webページの言語)

・Webページ(ホームページ)は,コンピュータで発表・交流するのに大変優れたものです。

・Webページは,HTML言語で書きますが,簡単であり,旧式のコンピュータでも見ることができます。

・Webページは,色が付き,絵や動画も見られ,大変ビジュアル的です。
  (※ このファイルもHTML言語で書かれています)

・ネットワークにつながっていると,メールのやりとりや,電子掲示板的な使用もできます。

・自分でHTML言語を書いてもいいが,簡単にWebページを作成できるソフトが数多く出回っています。

 交流会



・交流会を兼ねた発表会を持つのもよい方法です。

・ネットワークでつながっていれば,テレビ会議で交流会もできます。

・交流会を設定するには,よく先生と相談し,事前にきちんとした計画を作りましょう。


 ※ できれば,相手の方の所に行って,交流ができるとよい。
   さらに,それからも継続してお付き合いができると尚よい。


※ Webページ作成支援リンク集

Webページ名 内       容
初心者のためのホームページ作成講座 作成支援:HTML言語の記述方法を解説。
とほほのWWW入門 作成支援:入門から応用まで詳しく解説。
School Icons CLUB(フリー素材集) 素材集:学校関係のフリー素材集。
牛飼いとアイコンの部屋 素材集:様々なアイコンを提供。
Vector ソフト:多数のオンラインソフト(フリーも多数)







3 発展のさせ方


 交流・発展・継続を学年を追うごとに段階的に取り組み,また,高校での「総合的な学習」の下地作りになるような学習のしめくくりなるようにしたい。


継続させるとき
・同じテーマは,好ましくない。

・色々なものに取り組むことをねらいとしている学習なので,継続させるときでも,別な面からとらえるものにする。

発展のさせ方
・学び取った様々な手だてを,次の学習にも生かしていく。

・内容の拡大(手段,評価等の多様化),時間の拡大(過去,未来)場の拡大(学校→地域→日本→世界)を図る。

・他文化との交流(他言語),人的ネットワークの拡大,また,別なネットワークへの参加・交流を図る。

取り組んでみたい
学習・活動

・ネットワーク活用学習,ボランティア活動(体験ではなく,自主的な活動)など。

・ネットワーク活用学習・・・→学校間のテレビ会議システムで共同学習。
                 →インターネットを使った相互通信学習または
                  メール交換学習,電子掲示板活用学習。

・ボランティア活動・・・無償の奉仕活動  何が思いつくでしょう。
     →欧米はボランティア活動が,日本とは比べられないくらい盛ん。
     →学校から離れ,地域に溶け込もう。
     →ボランティア体験から積極的な自主活動にしよう。