カリキュラム策定
まず、「ドレミ」の曲作りから始めたが、並行して、カリキュラムの検討が慎重に行なわれた。
「ドレミ」の次は、「ドレミファソの5音」に拡大した。ここまでは、まあ普通である。
しかし、そのあとに工夫がある。いたずらに音域を広げるのを急がず、かわりに早い段階から「ファ#」を入れたり、「ド#」を入れたりしつつ、少しずつ音域を拡大する、という斬新なカリキュラムを策定した。
これによって、単に漫然と音域だけが拡大していくレッスン展開に比べ、はるかに作曲する側の表現可能性が広がり、曲の陰影も豊かなものにできるのが特長である。 複雑な味わいの和音や転調など、 音楽的内容を豊かなものにするために欠かせない手法が なるべく早い段階から取り入れられるようにしたわけだ。 もちろん、練習上も、これでまったく無理はない。
当然ながら、使う音符の細かさや速さについても規定して段階的に進んだ技術的課題を取り入れ、無理なく腕前が上がっていくように、最大の配慮を行なった。
曲の良さと練習上の必要の両立。現時点でできる限りの手は尽くせたと考えている。
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クラシック曲伴奏制作 Obligato
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