作品や演奏についてのノート
「トルコ行進曲」について〜〜テンポの問題、打楽器の使用の問題〜〜(2003年1月2日)
多くの人が「速すぎる・・・」とつぶやくのを尻目に、MIDIピアニストは上機嫌でどんどん快速に進み、ついにはジャンジャンと打楽器を鳴らし始める。こんなことがあっていいのでしょうか?
歌劇「フィガロの結婚」序曲について〜〜ロッシーニクレッシェンドの起源?〜〜(2003年1月2日)
モーツァルトの音楽だからと言って、「流麗・端正・優美」に演奏しなければならないなんて、決まっていない。実際、彼の音楽はそういう18世紀的な音楽的規範の枠を越えた内容を持っていることがあるのです。