肩こり

肩こりの原因について
1.姿勢について                                       
よく言われる猫背型人です。背中が丸くなり、アゴが上がり首の筋肉が緊張してしまいます。普段から、背中を伸ばすように心掛けましょう。
2.精神的ストレス  
精神的に緊張し易い人は首肩の筋肉も緊張しているはずです。歯ぎしりや奥歯を噛みしめる癖も緊張の現れです。
3.運動不足 
最近ではをウォーキングブームも手伝って毎日歩くことを日課にしている方が増えていますが良いことだと思います。肩こりは首肩の筋肉を動かすことで血液循環は改善されます。効果的なストレッチで、筋肉を動かしましょう。
4.内臓疾患との関係 
肩こりの症状は、内臓の病気と関係していることがあります。胃腸の虚弱体質や肝臓病、高血圧症、歯痛などから肩こりが起こることがあります。また、目の疲れ、近視、老眼では首筋がよく凝ります。
肩こりの鍼灸治療
東洋医学の文献では肩こりは痃癖(けんぺき)といいます。痃は筋がつっぱるまたは引きつる病という意味があります。筋肉のつっぱりまたは引きつりが癖になっている。言い換えれば慢性的に筋肉がつっぱり、引きつる病を痃癖と呼んでいたのです。
実際の鍼灸治療における肩こりの治療は、まず本治法(ほんぢほう)と標治法(ひょうぢほう)に分けて考えられます。簡単に説明しますと本治法は個々の体質を診て肩こりになりにくい体を作るための治療です。一方標治法は患部に直接または遠隔的に治療を施し局所を重視した治療です。これら両方の治療を施さなければ真の肩こり治療とは言えません。
しかし肩こりは日常生活の中から作られるものと理解するのであるなら積極的に身体を動かし肩こり体操やストレッチをするのも効果的です。デスクワークが多い方はせめて1時間に一度ぐらいは休憩を入れ立ち上がって目を閉じ、大きく背伸びをして下さい。それだけでカチカチに固まっていた筋肉がほぐれ肩が軽くなります。
肩こりの常用穴
天柱 風池 肩井 膏肓 曲垣 膈兪 肝兪 
曲池 合谷 肩ぐう 天井 中府 扶突 足三里 
(耳つぼ 肩点 頸椎 神門)
治療内容別 肩こり治療
治療内容を選ぶ際の参考にして下さい。
慢性的な肩こりを症状とする方。
他の症状、疾患(不眠、腰痛、胃腸障害、高血圧、内臓疾患)をお持ちの方。
元の病気を治療することで2次的に起こる肩こり症状の改善を図ります

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