院長の本棚 part2

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院長自らが読んだ本の中から特に心に残った本を選んで紹介しています。

健康関連以外の書籍もあります。

待合室の本棚に置いる本もあります。  斑のマークは斑鳩町立図書館蔵書です。

待のマークは当院の待合室にある本です。

書籍名 著者 出版社 内容・感想
LIFE SHIFT
ライフシフト
100年時代の人生戦略
R1/6/7斑
リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット 東洋経済新聞 これからの人生設計について。高齢化、少子化によって大きく変るであろう、結婚、子育て、働き方、老後について。前向きに捉えて、述べられている。いくつかのケースを紹介してわかりやすく解説している。
奈良大和の
峠物語H31/1/15斑
中田
紀子
東方
出版
奈良県内の72箇所と大阪府が1箇所・三重県が1箇所それぞれ写真付きで紹介されている。
峠の歴史的背景や地元民の取材で得られた情報等が丁寧に記されている。
「気」と道教・方術の世界
H31/2/12斑
坂出祥伸 角川選書 「気」について歴史的背景や成り立ちを考察する。中国と日本の�「気」のとらえ方の違いは興味深い。
呼吸の極意H30/4/29斑 永田晟 ブルーバックス 
講談社
呼吸と健康の関係について、科学的見地から考察し、呼吸改善の気功法やオリジナル体操法を紹介している。
あの日
H30/4/29斑
小保方晴子 講談社 STAP細胞に関する論文で、マスコミに大きく報じられた著者が当時の様子やその背景を綴った自伝記。
マスコミの在り方について考えさせられました。
他人がこわい
~あがり症・内気・社会恐怖の心理学~
H30/1/17斑
クリストフ・アンドレ&パトリック・レジュロン
紀伊國屋書店 対人関係における不安や恐怖が日常生活に支障をきたす影響をあたえる。
不安や恐怖のメカニズムと克服や治療の方法も紹介する。良著。
高野 優=監訳  野田嘉秀 田中裕子=訳
知らなかった「社会不安障害(SAD)という病気H30/1/17斑 磯部潮 講談社+α新書 社会不安障害(SAD)という病気について、解説、薬物療法について紹介している。
子供の脳を傷つける親たち
H30/1/17斑
友田明美 NHK出版新書523 不適切な養育(マルトリートメント)が子供の脳を物理的に傷つけ、学習意欲の低下、非行、うつ、統合失調症などの病を引き起こす。子供の脳を傷つきから守る方法と愛着形成の重要性を説く。(本書から抜粋)
生きる
H29/8/9
小野田
寛郎
PHP出版 第二次世界大戦時にフィリピンのルバング島に派遣されるが、終戦後も30年間任務を続けた。30年も戦い続けた理由、島のジャングルでの戦いや生活ぶりをまとめた著書。現在の日本についてメッセージが込められている。
ハードワーク
~勝つためのマインド・セッティング~
H29/5/23斑
エディ・ジョーンズ 講談社 ラグビー元日本代表ヘッドコーチである著者の
コーチング哲学。どうのようにして、日本代表チームを作り上げたのか。「ハードワーク」とは、日本語でいう「頑張る」とは少し意味合いが違う。100%の努力を傾けることと、それに加えて「今よりもよくなろうと」という意識が必要。努力は、身体的なものと精神的なものが共存して初めて実りあるものになる。(P46抜粋)
「甘え」の構造H29/3/12斑 土居健郎 弘文堂 昭和46年の出版の著書であるが、内容は現代でも通じるものであり、日本人の「甘え」の精神構造を海外の個人主義等比較しながら明らかにする。人間の普遍的なテーマとして「甘え」を考察している点が、読み手を選ばない良著。P109の「気の概念」の項目が、東洋医学の気に通じていると感じた。
表と裏H29/3/12斑 土居健郎 弘文堂 表と裏、本音と建て前、両者に善悪はなく、分けることができない表裏一体性など。夏目漱石の著書やリア王を例に、考察を行う。良書。
「心の専門家」はいらないH29/3/12斑 小沢牧子 洋泉社 心の専門家であり、現場でカウンセリング経験がある著者が、「スクールカウンセリング」や「心のケア」等について、カウンセリングの技法の疑問を投げかける。「心のケア」は、行き過ぎた現代管理社会の産物なのか?考えさせられる著書。
「ケトン体が人類を救う」
糖質制限でなぜ健康になるのかH28/7/11斑
宗田哲男  光文社新書 糖質制限を妊娠糖尿病の患者に指導して、血糖値をコントロールすることに成功。従来の糖尿病患者に対する食事療法に疑問を投げかける。これまでの栄養学の常識が大きく変わる。
「動的平衡」生命はなぜそこに宿るのか 「動的平衡2」生命は自由になれるのかH28/6/25斑 福岡真一 木楽舎 分子生物学の観点から、「生命とは何か」を考える。タンパク質の塊である我々人間が、命を持つことの不思議に迫る。東洋医学の陰陽論、虚実論に、通じるものを感じた。
「火花」H27/10/27 又吉直樹 文藝春秋 お笑い芸人という仕事を、理解できる内容。「お笑いとは何か」を登場人物の言葉を借りて、又吉さんが語っている感じがした。リアリティー溢れるフィクション小説。芥川賞受賞作品。
「海嘯かいしょう」―逸と富蔵の八丈島斑H27/7/26 乾 浩 新人物往来社 江戸時代に、八丈島に流罪になった近藤富蔵と現地で知り合い結婚した妻 逸の実話に基づく歴史小説。23歳の夏から76歳まで、53年間流人生活を送る。明治13年2月27日赦免通知を受け取る。近藤富蔵は八丈島の地理、文化、風習を詳細に記録し、それら膨大な資料を整理し「八丈実記」としてまとめ上げた。「八丈実記」を清書し69巻として政府に上納した。現在でも八丈島を知る上での貴重な資料となっている。富蔵の不屈の精神力に感動した。