らくらくISO9001講座
口
語
訳
ISO9001
2026年版
【製造業編】
9章へ
紫字は、JISが用いている用語
緑字は、本文にない、この口語訳独自の補足
10章 仕事の改善
(改訂 2026.09.30)
10.1 改善の目的
ISO9001に基づく仕組みがうまく機能して、より良い結果が出るように、改善を続けて下さい。
分析と評価の結果(9.1.3)から判明した問題(または機会)に取組んで下さい。
また、マネジメントレビュー(9.3)で指示された課題に取組んで下さい。
これによって、継続的に改善を進めて下さい。
改善によって、次のことを実行してください。
a)
製品を改良して下さい。
b)
今後の顧客のニーズに答えて下さい。
c)
発生した不良・事故・トラブルの対策を行って下さい。また、起こらないように予防をして下さい。
<補足説明>
改善を行うためには、次のようなやり方があります。
�@
段階的に仕組みを変更する
【漸増的な変更】
�A
仕事のやり方を大きく変える
【飛躍的な変更】
�B
仕事のやり方を根本的に変える
【革新】
�C
組織を大きく作り変える
【組織再編】
10.2 発生した問題の処理と再発防止対策
10.2.1 対策の流れ
不良品、ルール違反、仕事のトラブルなどの問題
【不適合】
が発生した時は、次のように
対応して下さい。
特に、顧客クレームによってそれらが判明した場合は、適切に対応して下さい。
a)
当面の問題を解決して下さい
1)
現状を、適切な状態に改めて下さい。
【修正】
問題が放置されることがないように管理して下さい。
2)
判明した問題の影響で、別の問題が起こっている時は、その処置も行って下さい。
特に製品の品質に影響をしている場合は、速やかな処置が必要です。
�@ 不良品の発生が判明し、その製品が既に使用されたり出荷されている。
�A 誤った方法や基準で仕事が行われ、その時の製品が出荷されている。 など
b)
再発を防止する対策を行って下さい(それが必要かどうか、判断してください)。
1)
実際に何が起こったのか、事実を確認して下さい。
2)
問題が起こった原因を明らかにして下さい。
3)
同じ問題が周囲で起こっていないか、また起こる可能性はないか確認して下さい。
c)
再発を防止するための対策(問題の発生原因を取り除く処置)を行ってください。
d)
対策によって、問題が解決したこと(再発が防止できたこと)を確認して下さい。
e)
新たなリスクが判明した時は、6.1でリストアップした[リスクと機会]に加えて下さい。
f)
対策として、必要な時には、仕組みの変更を行って下さい。
再発防止対策は、発生した問題の重大さに見合ったものとして下さい。
<補足説明>
顧客クレームから、不良品の発生が判明することがあります。
10.2.2 対策の記録
a)
発生した問題の内容を記録して下さい。
行った全ての対策について記録して下さい (現状を改めるための処置
【修正】
や、影響を
受けた製品に対する処置など)。
b)
行った再発防止対策
【是正処置】
の内容と結果を記録して下さい。
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