ホームステイ

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   ・ホームステイは「運」
   ・場所的条件
   ・食事について
   ・部屋について
   (NEW!)・こんなことも…
   ・電話
   ・洗濯
   ・コミュニケーション
   ・トラブル


--ホームステイは「運」--
   英国に滞在中には、ほとんどの人が一度はホームステイを体験すると言ってもいいのではないでしょうか。たとえ、Boarding School に通っているとしても、Half Term やExeat Week End等には寮を追い出されてしまいます。また、短期の語学留学では、ホームステイをすることがメインとなります。
   このように、高校留学を望む人にとって、ある意味避けては通れないホームステイですが、ホームステイ先の善し悪しは、「運」に左右されます。

   ホームステイにかかる費用はまちまちで地域や季節によっても大きくかわります。当然のように、ロンドンまたは大都市に近いところ、または有名な観光地(Brighton等) では値段が高くなり、また、夏期にホームステイをすると、他の季節にホームステイをするよりかなり高めになります。また、同じ値段であっても内容は様々です。

   ですから、同じ街の中ででホームステイをしたとしても、その環境はステイ先ごとによって多種多様です。例えば、その家の場所的条件(City Centreからの距離等) であるとか、食事の内容、部屋の大きさや清潔さ、ホストファミリーから求められる制限の多さ( 電話の使い方、洗濯等) 、ホストファミリーの人柄、他の留学生( 国籍等) などが要因となり、これらの善し悪しによって滞在中の快適さが大きく変わってしまうこともあります。もちろん、ホームステイをする私たちの自身の姿勢、態度( うるさい、好き嫌いが激しい他) が大きな要因となることはいうまでもありません。

   自分たちのことはさておき、これらの外的要因は、日本にいながらに全てをチェックし、その上でホームステイ先を決定するのは、いくら代理店から提供されるデータを見ても不可能です。大概代理店には、聞こえのよいデータしか伝わらないでしょうから。また、現地でホームステイを手配する必要がある時であっても、やっぱり難しいのが実情です。
   しかも、ホームステイ中に発生するほとんどの問題は、ある程度時間がたってから、例えば1 週間、1 ヶ月が経過してから段々と目立つようになることが多いと思います。もちろん、ホームステイの初日に、直感的に感じた悪条件が現実となる事も多いのですが。
   まあ、結局、ホームステイは「運」に左右される部分が多い、ということになるわけです。

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--場所的条件--
   ステイ先の場所的条件はかなり重要なポイントです。これはようするにCity Centre や学校からの距離で判断することになるわけですが、交通の便の悪いところであるととても不便です。普通、街中での移動にはバスを利用することになる訳ですが、便数が少なかったり、やたらと時間がかかったりすることもあります。自転車があると行動範囲は広がるのですが、留学生にとって自転車を手に入れるのは面倒なことが多いです。レンタサイクルも便利ですけどね。ただし、この場所的条件は事前に、ある程度は調べることが可能なので、ホームステイ先を決める際に、選択肢がある場合には、その場所的条件について考えてみて下さい。

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--電話--
   日本人が比較的多く直面するのが電話の問題でしょうか。毎日、日本へ国際電話をかけて文句を言われたと不平を言う人もいると聞きます。私自身は、国際電話をかけなかったのでこの問題はなかったですが、一緒にステイしていた他の国の人が同じようなことをしていて、ホストファミリーの人が、困っていました。ようするに、電話をしたい気持ちは分かるから余りきつくは注意したくないけれど、私たちが不便だし、嬉しい気持ちはしない、ということらしいです。自分の電話代を払うのはもちろん当たり前のことです。

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--洗濯--
   洗濯は、大概のステイ先でやってくれました。大抵週末の朝にまとめておいておくと洗ってくれるところがほとんどでした。もし、気になるようであればもちろん自分で洗っても良いと思いますが、洗う時間などは気をつけて、直接相手の希望を聞いておくことが大切です。

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--コミュニケーション--
   ホームステイにおいては、ホストファミリーの人とコミュニケーションをとることが大切です。お金を払っているからといってお客みたいな態度をとらずに、できるだけ家族の一員として振る舞うのです。ですから、多少の手伝いなんかは当たり前です。夜など特にやることがなければ、一人で部屋になんか閉じこもっていないで、リビングで一緒に時間を過ごすのもいいと思います。別に英語が下手でもいいのです。相手はそんなこと百も承知ですからね。話がまるで分からなくても、共通の時間を過ごすだけでお互いの親近感は増します。やはり一番いけないのは、日本人だけでいつもかたまって、時間を過ごしているということです。ホストファミリーの人にしてみれば、何をやっているのかが分からないので気持ちが悪いのです。

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(NEW!)--トラブル--
   しかし、どんなに気をつけていても、たいがいホストファミリーと留学生との間では色々とトラブルが起きるものです。原因は様々ですが、単に、文化的、習慣的な問題から、個人個人の性格による問題、礼儀の問題などが有るようです。もちろん、常に問題の原因が留学生側にあるわけでもなく、たまにひどいホストファミリーに会うこともあるわけで、一度問題が起きると大変です。幸い私は、大きな問題に直面したことがなかったのですが、一番つらいのは、お互いにコミュニケーションがなく、問題が起きてもどのように解決することができるかわからない時です。そうすると、問題はますます大きくなったりしますから。ですから、上記のように、普段からホストファミリーとは、交流を深めておく方がよいのです。そして、なにかホストファミリーについて嫌なことがあったら、素直にそのように伝えて、変えられることであれば変えてもらえばいいし、どうしても解決出来ない、という場合には、、ホストファミリーを斡旋してくれた、会社や、学校などに相談するのもよいと思います。自分の体験として書くことができませんが、色々と話を聞く機会はありました。そして、第三者の立場で話を聞くと、友人であっても、たいがい留学生側による礼儀をわきまえない行動が原因ではないかと思われる時が少なくなかったです。


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