スポーツについて--PART1--

   (NEW!)英国の高校でのスポーツに関する事情は、日本の高校生活で体験するものとはかなり異なる部分があります。もちろん、日本と同様に体育の授業があり、体育では色々なスポーツを教えてもらいます。日本と同様に季節ごとに運動の種目は変わりますが、面白いのはその種目を選択することができます。そして、例えばターム(学期)中ずっとその種目を続けることになります。9月からクリスマスまでのタームには主にラグビー、クロスカントリーなど、年明けから、イースター(3月)までは主にサッカー、そして4月から夏まではクリケットまたはテニスなどがあります。もちろん、これらは主なもので、(男子です)他にはバスケットボール、バドミントン、ホッケー、ローイング(ボート)、水泳、スカッシュなど様々な種目があり、また、女子には、ネットボールという変わった種目もありました。

   さて、このネットボールという種目ですが、実は、当時も今もルールなどよく分かっていません。ただ、バスケットのゴールのバックボードなしのようなゴール(つまりリングと網だけ)と、ドッジボールのようなゴムのボールを使って行います。各自がポジションが書かれたトップをつけ、ボールの移動はパスをするか、またはバスケットボールのように地面にバウンドさせて行います。あとはゴールにボールをいれる…ぐらいしか知りません。このネットボールを経験した方がいましたら、是非、ルールを教えて下さい。 クリケット、については他の機会に説明したいと思っています。

   また、クロスカントリーというのは、日本ではあまりなじみのない、(というか都会や、日本のような険しい山ではすることができないのですけれど…)自然の中を走るマラソンのような競技です。自然の中といっても走るのは牧草地帯だったりちょっとした丘や山の中だったりします。もちろんきちんとした道が必ずある訳ではなく、きちんとルートを覚えて置かないと大変です。一年に一回、全校生徒によるこのクロスカントリー大会が行われますが、雨の多い季節にやるため、地面はぬかるみだらけです。いつもクロスカントリーをやっている人は専用のスパイクシューズを持っているのでそんなに滑らないで走れる用でしたが、一般人はもちろんそんな高等な者は持っていません。そうすると、スパイクのついたラグビーシューズやサッカーシューズを使って走ることになります。(時々ある舗装路を走るのがとても危険!とっても滑るんです…)また、ラグビー、スポーツなどをやらない人、女の子などはもちろん普通のスニーカーを履いて走ることになる訳ですが、問題は路面のコンディションです。速い人は専用のシューズでさっさといってしまうのですが、遅い私たちに残されたものは、彼ら(速い人)がグチャグチャにしていった泥だらけの道なのです。ただでさえ滑りやすい道を泥がこびりついて重くなったスニーカーで走ることは至難の技で…というか歩くのも大変で転倒者続出です。転んだ人はわざと他の人を転ばせて泥まみれにしたりして…。(^^ゞ歩いていると風のせいで寒くなったりして大変ですが、自然の中を走るこの競技結構楽しいのかも知れません(路面がグチャグチャでなければ!+タイム計っていなければ…)

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