古い絵日記21
5月 29日(号外)

無事に水彩画教室の展示会が終わりました。 多くの方にご来場いただき、ありがとうございました。

期間中、参加者とお客さんから生まれる多くの笑顔を見ることができ、企画してよかったと思えることが何度もありました。

しかし、今は少し疲れているようです。

多くの人が関わって始めてできることですので、さまざまな人間模様も交錯しました。「知らなきゃよかった、見たくなかった」、ということもいくつか・・・。

そう、今はきっと少し疲れているのでしょう。

人間には嫌なことは忘れ、美しい思い出だけが結晶していく記憶の「忘却」という名の創作力があるじゃないかと期待しつつ。。。

 

絵には“人柄というものが出る”怖さを改めて痛感した展示にもなりました。“絵を描く”ことにおいて自分をごまかせない現実を見たように思います。

これからはいっそう、技術とともに、心の精進をしていきたいと改めて思いました。(心の浅い上手さ追求だけでは、魅力は生まれてこないようです)

 

松岡さんも自殺なんかせずに、さっさと大臣も議員もやめて、田舎で野菜でも作りつつ、その成長を楽しみに生きることはできなかったのでしょうか。

それができないのが、国家という観念的で窮屈な(美しい)世界構築を重視する、意地やプライドばかりの安倍政権の行き着くところだと思います。