3月11日

山寺への道で古い梅の木を見つけました。今は車道の脇にあるこの木も、かつてはお寺への参道の木として手入れされていたような気配があります。

現在、左側は交通の邪魔になるところだけ無造作に切られていますが、右側は断崖になっていて日当たりがよいため、そちら側に枝葉を伸ばして

枝垂れ梅風の情感を醸し出しています。独特の立地と環境によって、なかなかお目にかかれない造形美が生まれていると思いました。