時折、もし“人間がみんな幸せ”だったら
芸術は必要ないのだろうな、と思います。
自分を観察しても
常に「何かが欠けている」と感じ、
その欠けた部分を埋めるための何かを、
いつも探し続けている気がします。
(それが現在存在しないなら、自分で
生み出そうというのが創造の原点ですね)
その「何か」が何であるかは
個人によって異なると思われます。
それでも「絵を描く」という行為は、
そうした「何か」の一部を
(自他共に)補完する役割を担えてナンボ、
という意識を(絵描きは)持ち続けることが
大切ではないかと思っています。
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