- My 3days Billython 9/24(THU)〜9/26(SAT)2009 part two -

9/25(FRI)

Billy : Kiril Kulish
Michael : Trevor Braun
Tall Boy : Keean Johnson

Billy

Michael

Tall Boy

9/26(SAT) Matinee

Billy : David Alvarez
Michael : David Bologna
Tall Boy : Keean Johnson

Billy

Michael

Tall Boy

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2日目のビリーは引退間近のKiril君。この日のMichaelが新人のTrevor君だった事もあり、余計、彼の大きさが
目立ちます。背が高いのもそうだけど、骨格もだいぶ大人な感じです。
声は裏声と地声を使い分けていましたが、やっぱり裏声の時はかすれる事も多く、辛そうでした。
今まで、Yutubeなど初期の頃の映像しか見たことがなかったので、かなりソフトなイメージだったんですが、
Angry Danceが終わって立ち上がる時、その怒りを抑えきれないといった表情で会場のオーディエンスをガッ≠ニ
見渡してからステージを去ったのにはびっくり。
David君もTrent君も普通に立ち上がってひっそりとステージを去るスタイルだったので、尚更です。
Swan Lakeのバレエは美しかったけど、空中を舞うシーンはやっぱりもう限界かな・・
このシーンは毎度ハラハラしてしまう私ですが、大きくなったKiril君は更にハラハラ度が増してしまいました。

そしてElectricity、優雅でありながら、ダイナミックな踊りは今回3人のビリーの中でもピカイチでした。
ダンスに入る前の“I'm freeeeee”と叫ぶところはドスがききすぎてましたが、ノーハンドフリップや空中3回転(2回転?)
ピルエットなど、大技の連発、しかもノーミスという安定ぶり。
レターのシーンでは、裏声がかすれて、本当に泣いているようだったり(私の位置からは見えませんでしたが、
本当に涙を流していたそうです)と感情面も情感たっぷり演じていて、さすがでした。
ただやっぱり少年っぽさは、かなり薄れてしまっているので、もっと早い時期(半年位前)のKiril君のBillyが
見てみたかったな・・・

次に新人ほやほやのTrevor君のMichael、もう可愛いの一言です。
すっごく頑張っていて、Expressのシーンも始終顔を真っ赤にさせながら、まだまだ余裕がなく精一杯といった感じで、
最後までもつかな?って心配になるほどでしたが、彼なりのMichael色もちゃんと出していて、特にBillyに口紅を塗る
ところでは、限界まで高音を張り上げて歌うなど、拍手ものです。
ただ、いかんせんKiril君が大き過ぎるので、クリスマスのシーンで、Billyの手を暖めてあげる時も、Kiril君が前かがみ
にならないといけないので、親友同士というよりは、兄弟にしか見えなかったのが残念。
でもきっと、あと数ヶ月もすれば、立派なMichaelに成長していることでしょう。

そして、翌週からは正式にMichaelに昇格するKeean君のTall Boy、前日のKiril君のTall Boyの印象が余りにも
強かったせいか、Keean君もいい加減Tall Boyを演じるのが飽きてしまったのか、覇気が全くありませんでした。
ただ、少し右肩を気にしているようにも見えたので、体調が万全ではなかったのかもしれませんが・・・
前回はMichaelを嬉しそうに演じていたKeean君を見ていたので、余計そう感じるのかな。
でもやっと10月からはMichaelとして表舞台に立てるし、ダブルDavidの次に私のお気に入りのKeean君には、
これからもっともっと頑張って欲しいものです。

Kiril君

Trevor君

Keean君

3日目のお昼は、念願のダブルDavidコンビです!(紛らわしいので、ここから先はAlvarez君とBologna君と呼びますね)
私をこのミュージカルの虜にしてしまった、この2人のコンビが見られるのも、これが最後かと思うと、開演前からうるうる状態。
しかも、開演のブザーが鳴ってもなかなか始まらず、つい2週間前までAlvarez君は怪我をしていて、間際でキャスト交代があったり
してたので、もしかしたら今日も?なんて一抹の不安がよぎったり・・でも5分遅れ位で無事始まって一安心。

Alvarez君もKiril君同様、かなり背は高くなってはいるけど、まだ身体の線は細いので、それ程大きさは気になりませんが、Alvarez君の
場合は声が問題。もうほとんど高い声は出ず、Kiril君のように裏声と地声を使い分ける事もせずに、ずっと低い地声のまま
通していました。私は既に5回目、ここで何を言うというのが分かっているから、聞き取れるけど、もしこれが初めてだったら、
今の彼の声で台詞を聞き取るのはちょっと難しかったかもしれません。
ただ、低いとは言っても、大人の男性のような野太い声ではなく、まだ少年のか細い感じは残っているので、慣れればそんなに違和感は
ないかな。それに、前回はとってもシリアスな表情が多かったAlvarez君でしたが、硬さが取れ、だいぶ表情がソフトになったので、
プラマイゼロ≠ニいったところでしょうか。

3回目のAlvarez君に関しては、チェックしどころ満載です。
まず、ボクシングシーンでの彼オリジナルのムーンウォーク、MJ亡き後、やりにくいんじゃないかな?と思っていましたが、ちゃんと続けてました。
でも、どうせやるなら、オーバーアクション気味にした方が、もっとウケると思うんだけど、まだ少し照れがあるような気がします。
Solidarityの途中、最初はヨロヨロしながらも、だんだん美しいアラベスクに変わっていって、Mrs.Wilkinsonに腕と顎の位置を直され
静止するシーンでの、彼のバランス感覚と脚の筋肉のラインは本当に美しい!そのまま彫刻にして飾りたい位です。
Boogieでの縄跳びもばっちり。ここはみんな良く失敗するらしく、あえて縄跳びする必要があるのか?と掲示板で話題になっていましたが、
今回私が見た4人は全て成功でしたよ。巨漢のMr.Braithwaiteの開脚もばっちりだったし、Alvarez君のピアノからのフリップジャンプも綺麗でした!
おトイレ前でDebbieがHooHooを言うシーンでは、Memphisの後に見かけたAlvarez君とErinちゃんの光景が重なって、色々と想像
しちゃいました。年頃の男の子と女の子があんなにいっぱいいて、しょっちゅう一緒にいたら、きっと好きだ嫌いだのがあるんだろうな〜って。
あっ余計なお世話ですが^^;

そして、この日1番私をエモーショナルにさせたのは、Expressing Yourselfのシーンです。
本当は1番楽しいナンバーのはずなのに、大好きなダブルDavidコンビで見られるのも最後なんだな〜と思うと、周りは大爆笑なのに、
私一人感無量でぼろぼろ。しかも、この日の2人はずーっと素な感じの笑顔で、お互い最後の競演を本当に楽しそうに演じていて、
特にBologna君がこの日はAlvarez君に思いっきりたっぷり口紅を塗ったから、ふき取りきれないAlvarez君のホッペには赤い口紅が
くっきり残っていて、だから更にいたずらな笑顔が増して、そんな2人を見てる私はどんどん涙が溢れて・・・といった感じでした。


前半ラストのAngry Dance=AAlvarez君が1番苦手と言われているタップですが、大きくなった分、この日はとっても迫力あって、
且つ、華麗で、今回見た4人の中でも1番だったような気がします。もう前半だけで、胸いっぱいで、後半は正直よく覚えていないです。
Swan Lakeは言うまでもなく、さすがの美しさで、Older Billyとの動きもぴったり息があっていました。
ただ、この日のElectricityはちょっと勢いがなかったかな。空中で回転するピルエットもしなかったし、最後のターンの回転数もいつもより
少なかったです。多分、夏から怪我続きだったので、大技は控えめにしてたのかもしれません。

そうそう、この日唯一、納得いかなかったのが、Tony役のJeff Kreadyさんが・・・決して演技は悪くはないんですが、なんせ頭頂部がね・・
Willさんの方がもっと年上だとは思いますが、Willさんはまだふさふさだから問題ないけど、やっぱりあそこまでいっちゃうと、とうていBillyと
兄弟には見えない(><)前回、RBSから合格通知が届いた場面でのBillyとTonyのやり取りがとっても良くて期待してたから、残念。
どうせ同じU/SのTonyならDavid Larsenさんが良かったな〜そしたら初めて見た時と同じトリプルDavidになって完璧だったのに。

いよいよお別れのシーン、旅立つAlvarez君の足取りも途中で立ち止まったり、心なしかスローです。
Bologna君の Oi Dancing Boy ≠ノ呼び止められ、ステージにまた戻り、Michaelにチュ≠オた後のBilly、
すぐには離れず、何か囁いているように見えました。その後は普通にSee ya Michael∞See ya Billy≠ナしたが、
翌日、Bologna君のFinalでは、See ya David∞See ya Trent≠ニ本名を呼び合ったそうです。
お互いDavidだから、Finalのコンビがこの2人だったら、どうだったんでしょうね。
普段もお互いなんて呼び合ってるのかな?ショーの後に聞いてみればよかった。
そして、幕が一旦降りた後のカーテンコールでは、FinaleでAlvarez君がBologna君の背中をポンと軽く前へ押して、
後ろから腕を回して、密かにお別れのハグをしてましたよ。
あとから知ったんですが、次の日からVacationに入ったAlvarez君、ハイデンさんとの競演もこの日が最後だったので、
RBSに受かった後、Mrs.Wilkinsonにお別れを言いに行くシーンでのハグも、いつもより長かった気がします。

ショーの後、ステージドアで再び2人に写真撮影をお願いしました。彼らのお母さん世代の私なので、
一緒に写るのは恥ずかしい気がして、いつもは本人のみ撮らせてもらっていますが、この2人は特別だし、
これで最後なので、一緒に撮ってもう事にしました。
最初に出てきたBologna君とは、はじめ自分でカメラを持って片腕を延ばして撮影にTryしましたが、やっぱりブレブレで
Ohhh Nooo≠ニ私が言うと、Bologna君、自分のママを呼んでくれて、撮ってと頼んでくれました。本当にいい子だ!

そして、次に出てきたAlvarez君には、前日(金曜はBillyスタンバイでした)にサインを貰った時に「また明日ね」と
言ったのをちゃんと覚えてて、「昨日の人だね」って言ってくれて、それだけで大感激の私。
(この時Alvarez君、saw you tomorrowと言って、uh no、yesterday right?と言い直したんですが、
やっぱりまだ英語は苦手なのかも。だからインタビューなどでは控えめになってしまうのかもしれません)
もうこの2人のステージが見れないんだな〜と思うと、本当に寂しいです。

ビリソン最後は1番若いTommy君、これで念願の4人全員のBillyが見られる、すごい!と思うも・・・
昼間の公演の後、出待ちをしている間、私の隣にいたのがTommy君のお母さんでした。
私が「シカゴのBillyに抜擢されておめでとうございます」と言うと、「でも寒そうで心配なのよね」との返答。シカゴのOpeningは3月でも、
準備の為、NYは年内いっぱいで、冬の間にお引越しをし、しばらくは1番寒い時期のシカゴで、リハやプロモ活動をしないといけない
ので、フロリダ出身のTommyファミリーにはそりゃ辛いですよね。
そして、ママの所に来たTommy君に「今夜は君がBilly?」と聞くと、「Yes」、「夜も見に来るからね」と言うと、「Enjoy」との会話だけ交わし、
また夜もあるし・・と、その時はサインも写真もお願いせずにいたんですが、まさか・・・後で思えば、この時に貰っていれば良かったです。

4公演中、今までの3公演は全て左側のオーケストラ席でしたが、最後は唯一、右側のオーケストラ席。レターのシーンでBillyの顔が
真正面から見られるのが右側なので、ファンの間では右側が人気です。しかも2列目だったから、私もとっても楽しみにしていました。
見る角度によってまた新たな発見があるし、新鮮ではあったけど、私個人としては、左側がから見るのが好きです。

さてTommy君の演じるBillyはと言うと、前評判通り、とってもコミカルで元気なBillyです。
まだ演じるのが楽しくてしょうがないといった感じだし、Mrs.Wilkinsonに宝物を見せるシーンでスタートレックの本を出す時は、バルカンサイン
(人差し指と中指をくっつけ、薬指と小指をくっつけて作るVサイン)をしたり、細かい仕草がとっても凝ってます。
Boogieのダンスも1番面白い振り付けになってましたよ。また、台詞もはっきり喋る感じだし、レターの歌も声がかすれる事なく、
しっかり歌ってました。Tommy君はまだそれ程背も高くないので、小さいTrevor君のMichaelとも相性良く、金曜日に見たTrevor君は
無我夢中で演じていた感がありますが、この日のTrevor君は楽しそうに演じていて、この2人のExpressはとってもCuteでした。

前半ラストのAngry Danceは、Kiril君同様、立ち上がる時、険しい表情でガッ≠ニオーディエンスを見渡して、ステージを去るスタイルで、
まさかこの時点で、足を痛めていたとは思いも寄らなかったです。
後に聞いた話によると、家族に内緒でオーディションを受けに行く朝、Mrs.WilkinsonがBillyを迎えに来るシーンでOh My Goood≠ニ
言ってBillyがステージ袖へ駆けて行って頭を抱えて椅子に座る時、足を捻ったそうです。ただ、Tommy君は続けられると言ったので、
後半も最初は舞台に立ち続けてましたが、Swan Lakeはどうも動きが鈍いな〜と思っていたら、足をくじいていたんですね。
その後、ぎりぎりまで演技を続けたTommy君でしたが、激しいダンスのあるElectricityは無理と判断、Posh Boyをパンチした後、
一旦ステージ右袖に下がり、「ここからはTrent KowalikがBillyを演じます」とアナウンスが入った後、インタビューのシーンから
Trent君が代わりにBillyを引き継ぎました。
Electricityや合格通知を受け取った後Tonyをだますシーンなど、ここからが1番の見所という時だったので、とっても残念ではあったけど、
これはきっと、私に来年シカゴまでTommy君を見に行けという事かな。幸い怪我はそれ程ひどくはならなかったようで、2週間後には
ちゃんと復帰していたので、一安心。

そして、後を継いだTrent君、ちょっと気の毒でした。観客は何故Billyを演じる男の子が替わったの?最初の男の子に何があったの?≠ニ
がやがや騒然として、舞台に集中出来ません。そんな中、1番のクライマックスシーンで後を引き継ぎ演じたTrent君はエラかったです。
多分、ウォーミングUPも余り出来なかったんでしょう、ちょっと咳払いしながら演じていたし、カーテンコールでもう1度Tommy君が一緒に
出てきて、何か一言あれば良かったんだけど、それもなかったから、最後のスタンディングオベーションもなく・・・第2幕の最初からだったら
まだ良かったのかもしれないけど、あの場面での交代だったので、仕方ないですが。なんせ主役が子供達なので、途中交代はたまにあると
聞いてはいましたが、まさか自分の回にあたるとは。でもこれも貴重な体験かもしれませんね。

そうそう昼の部の後、Alvarez君にもプレゼントを渡したんですが(大した物ではないんですけどね)、近くにいたKeean君が羨ましそぉぉぉに
そのAlvarez君にあげた紙袋の中を覗き込んでいたんです。
Michael under studyで、ずっと脇役のTall Boyだったから、Keean君もオリジナルメンバーでキャリア的には長いのに、きっとプレゼントとか
貰うチャンスは少ないんだろうな〜と思ったら可哀想になって、夜の部の後、それこそ大した物ではないけど、ちょっとしたグッズをあげたら、
とっても嬉しそうでした。でも翌週から正式にMichaelデビュー、そうなれば彼もいっぱいプレゼント貰えるようになるでしょう。頑張れ〜Keean!

ビリソンラストで、途中キャスト交代というハプニングはありましたが、とりあえず希望通り、4人全員のBillyを見る事が出来てラッキー♪
引退前の貴重なBologna君とKiril君の舞台も見れたし、私の1番のお気に入りのAlvarez君も翌週からはVacationで不在だったので、
その意味でもグッドタイミング。本当はAlvarez君の引退公演(多分12月)も見に行きたいところですが、さすがにもう年内の渡米は無理^^;
来年はBonJoviツアーも始まるし、これにて一旦Billyは卒業です。でもライブと重なって、NYやシカゴ、ロンドンへ行くチャンスがあれば、
また見に行きたいとは思ってますが(笑) So many thanks to Boys & Girls and See ya !!!

9/26(SAT) Evening
Billy : Tommy Batchelor
Michael : Trevor Braun
Tall Boy : Keean Johnson

Billy

Michael

Tall Boy

Bologna君と

Alvarez君と

この年頃の男の子の成長は
早いですね〜半年前に会った時は、
まだ少年でしたが、もうすっかり青年です

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