†どうでもいいや†

たい焼きの作り方

作成開始日 2011.06.16
最終更新日 2021.06.27

私は、ホットケーキみたいなたい焼きが大嫌い!
パフパフぱさぱさして、皮まで甘ったるいたい焼きなんて認めない!
昔ながら、あっさりもっちりのシンプルな皮が好き。
そんなたい焼き、最近では滅多にお目にかかれないので、自作にチャレンジ!

と言っても、そんなにたいそうな話ではない。要するに生地は小麦粉、あんは小豆にすればよい。余計な混ぜもの不要。でも、ウチにある南部鉄器のたい焼き器は、使い方が今一つわからない。完全に180度開いて、裏表同時に焼けるならわかるが、100度くらいしか開かない。片面ずつ焼くの?それとも、片面にタネをいっぱい入れて、上から被せるの?取扱説明書みても、具体的な焼き方が書いてない!−−ので、ずいぶんと失敗を繰り返したのだが、まあ、何となくコツがわかった。そう「蓋」を作るのだ…

【参考】ネットで調べると、片面に生地を入れて、あんを入れて、さらに上から生地を掛けて、閉じて焼けば出来上がり、とある。だが、これは生地がかなり膨らまないと成立しない作り方。ホットケーキ粉用の焼き方だろう。小麦粉のみのシンプル生地では、あんを覆うことができず、内蔵丸出しの悲惨なたい焼き君になってしまう。ちなみに、昔見たたい焼き屋さんは、水平に開く焼き器で両面同時に焼いて、サンドイッチのようにあんを挟んで閉じていた。

材料(二尾分)

小麦粉と水と重曹をよく混ぜて、暫く寝かしておくのが良いそうだが、まあ、それはあんまり気にしない。たい焼き器が焼けるまで待っていればいだろう。

焼き方

ここでは、2尾用の焼き器を使用している。
1尾用だと「蓋」の裏表の問題が出てしまうので、少々面倒臭くなる

@焼き器を十分に加熱して、きちんと油を引く。型の中だけでなく、外側にも油を塗る。
A最初に、両方の型に少量の生地を入れ、腹の部分だけ焼く。ひれや尻尾には生地を入れない。
B1〜2分で水気が取れて白い生焼け状態になるので、一度取り出して皿に上げる。
 この、白い生焼けが「蓋」になる。

C今度は両方の型に、普通に生地を流し込む。ひれや尻尾にもきちんと流し込む。
D周囲がある程度固まったら、腹の部分にあんを入れる(尻尾には入れない!)。
 大さじであんを取り、小さじまたはナイフなどで適量ずつ配置するとよい。
E最初に作った「蓋」をあんの上に被せる(左右が逆になるので注意)
F残った生地をすべて流し込む。「蓋」の周囲やひれ、尻尾を中心に追加する。

G焼き器を閉じて、中火で6分ほど焼く。
H焼き器をひっくり返して、さらに6分ほど焼く。

以上で出来上がり。さっぱりした生地と、素直な甘さの小豆が絶妙。だが、デキに関してはまだまだ満足していない。特に、あんが片寄ることが多く、もうちょっと上手く固定する方法がないか思案している。


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