(2012.04.12)
種別:大光量平面LEDライト 発売:福昌株式会社 仕様:350ルーメン/単三4本/電池寿命150分(電池種類の明記なし) 外形:60×230×35mm/130g(羊羹くらいの大きさ) 価格:\1299+税(秋葉原あきばお〜/2015.09.16) 備考:消費電力の明記はないが、2〜3w(300mAh前後)程度と推定される 評価:★★★★☆
30w電球に匹敵する明るさのLEDライト。実感としてはそれよりも明るいくらい。 PCデスクでのちょっとした書物用に使用しているが、十分過ぎるレベル。 今までは8灯のLEDライト(GH-LED08STW)を使っていたが、 明るさ不足に加え、高さ不足が致命的だった。上手に手許を照らせない。 台の上に乗せるなどして工夫すれば角度は何とかなるのだが、 今度は照度不足がなお深刻になる。 このFS-177を購入する時も、実は設置場所の問題が一番心配だった。 ルーメン数は購入前に判っていたから問題ないとして、 さて、都合の良い場所に設置できるかどうか…?
しかし、結論から言えば、極めて良好な結果になった。 裏のマグネットで、PCデスクの天板の左フレームに取り付けたところ、 サイズ的にもピッタリで、角度も明るさもベストチョイスになった。 尤も、これは事前に考慮していた事ではなく、単なる僥倖ではあるが。 もしフレームのないタイプのPCデスクだったら、どうやって取り付けたのかな? スチール板を購入して、天板の裏にネジ止めして、 そこにこのライトをマグネットで貼り付ける、という感じかな?(u_u;)メンドクサイ
このクラスのLED電球としては破格の安さだが、理由もなく安いわけではないようだ。
明るさはかなり明るい。半球発光なので体感は50w相当よりもかなり上。単体で比較すれば、60w相当の蛍光ボールよりも明るい。ただし、かなり極端な直下型なので、部屋の中の明暗差が大きい。天井は薄暗くなるし、影も濃く出る。また、2灯や3灯のペンダントで使うと、天井以外にも薄暗い死角が発生する。このため、部屋全体が不気味な感じになる。高い位置から1灯で使用するか、シェードの類を使用する必要がある。
OHMのACLEDSシリーズはチラツキ電球の代名詞になっていたようだが、この製品に関しては特にチラツキは感じなかった。ちなみに、ACLEDSは「AC LED」のことで、交流直結点灯が可能なLEDらしい。したがって、正確に言えばチラついているはず。よほど改良が加えられたか、さもなければ、実は中身は別物かも知れない。
光色は一応Ra80の昼白色と言うことだが、最初は黄色が強いように感じた。それまで使用していた蛍光ボールとの差が大きかったのかも知れない。現在では、最初ほど不自然には感じていないが、蛍光ボールはもちろん、他社のLED電球と比べても、若干異なった傾向にあるように思う。
発熱は凄い。長時間点灯していると、放熱板は手で触れないような温度になる。本当に8wなのか、多少疑問。
かなり昔に嫁さんが購入したものなので、購入に関する詳細は不明。全光束の明記がなかった時代のLED球だが、実感として「白熱電球7w相当」に偽りはない感じ。18lmのナツメ球に比べればずっと明るいが、70lmのG35型LEDボール球に比べるとやや暗い。おそらく40lm〜50lmではないか? 7w相当よりは少し明るいかも知れない。が、我が家では、中途半端で用途のない明るさ(暗さ)である。クローゼット灯としても少々暗い。それに、2.5wというのがネック。古い機種とは言え、けっこう食う。2.5wで7w相当だから1/3にもなっていない。もっとも、後期バージョンでは2.0wに下がったとか、そもそも実測値は2w程度だったなどの情報もある。いずれにしろ、40〜50lmなら1w程度が相場。
突出して明るいLEDナツメ球。通常は5w相当で18lmくらいが精一杯なので、単純に考えれば10w相当と言うことになる(実際には8w相当くらい/w数が上がるほど発光効率は良くなるので)。これだけ明るいと、ペンダントライトの常夜燈と言うより、単体の小型照明の方に適している。我が家ではYazawaのコンセントライトに取り付けて、洗面台のコンセントに差して使っているが、真夜中でも鏡に映った顔がはっきりとわかるレベル。手洗い程度なら、いちいち天井の蛍光灯を点ける必要はない。問題点は、入手できるのがオークションのショップ限定で、しかも製造メーカーもよく判らないということ。値段も普通のLEDナツメ球よりも高めだし、これに送料や振込料がプラスされるとなると、そんなに気軽には買えない。
ミニクリプトン球互換の蛍光灯。 消費電力が7wとやや大きめだが、380lmという明るさが魅力。 40w相当のLED球と比較するとかなり明るい(※規制が掛かる前のインチキ表記の時代の「40w相当」だが…)。 ワット数当たりの光束を考えても、LED球が3wで200lmくらいだから、そんなに遜色はない。 寿命1万時間はLED球の1/3〜1/4。でも、価格も1/3程度。 数が必要なときには悪い選択肢ではないと思う。 ただし、消費電力がやや大きめなので常夜燈には向かないし、 かと言って蛍光灯なので頻繁なオンオフは寿命を縮める。 用途と適性は多少考える必要がある。 また、外形が通常のミニクリ球よりもかなり大きいのが難点。 器具によっては使用が不可能な場合も。
最大の特長は、外形が通常のミニクリ球とほぼ同じであること。 これが存外ありがたい。 通常のミニクリ型LED球は、白熱球よりもかなり大きくなるので、 物理形状で不都合が起きることが少なくないからだ(2012年当時のハナシ)。 価格も手頃。ポイントバックを考慮に入れると、1個700円くらい。 ちなみに、単品だと980円(P.B.を入れて約900円)なので、けっこう割引率が高い。 特売品を除けば、同クラスでは最も安い部類に入ると思う。 が、3w/200lmというのはちょいと微妙。 常夜燈なら1w台にしたいし、一般照明ならば300ルーメン欲しい。 正直、どっちつかず感がある。ま、どちらにもそれなりに使えるけれど。 ちなみに、200ルーメンと言うと小型白熱球換算で22〜23w相当だが、体感的には30w相当くらいの明るさがある。
【追記:2015.04.12】どうやら生産中止になったようで、某ネットショップで在庫処分セールをやっていた。しかも、期間限定の特別価格ながら、2個パックが税込み319円!オイオイ、2年半前の1/5だぞ(^_^; 5パック(10個)も注文してしまった。送料入れても1個当たり200円ちょいだった。玄関の人感センサーLED球が故障したので、代わりにこいつを常時点灯させておくことにした。電気代が勿体ない気もするが、3wだと24時間365日点灯させていても、年間の電気代は800円程度(東電・第3段階料金)。本体価格は200円で、定格寿命が4万時間(約5年)なので、減価償却はほとんど考えなくてよい。一方、 人感センサータイプは高価なくせに故障しやすい。約3000円のセンサー球が2年半で故障したので、年当たり1000円以上のコストになる(まあ、実際は3000円で入手したわけではないが、同じ物を買い直そうと思えばそれくらい掛かる)。これでは、いくら節電できても不経済である。もっとも、日本経済が破綻して、電気代が10倍に跳ね上がればハナシは別だが。
G30規格とG40規格の中間サイズ。G35というのはYAZAWA独自のサイズのようだ。 ポイントは1.8wという消費電力。常夜燈にはありがたい。 70lmというのは、白熱球なら10w〜15w相当くらい。 一晩中点けっぱなしにしておく、廊下やトイレの電灯にはちょうど良いと思ったのだが、 実感としてはかなり薄暗く、嫁さんには不評だった。個人的には十分実用的な明るさだと思うのだが。 ま、3wで200lmが出せるのだから、1.8wで120lmくらい欲しかったところ。 なお、LEDのミニボール球(G30/G40)ではこの70lmが上限のようだ。 これ以上の明るさとなると、ミニクリ球タイプ(200lm〜)ということになる。
購入日: | 2012年5月30日 |
価 格: | \ひみつ(^^;(秋葉原/ishimaru) |
仕 様: | E26口金/EFD電球型蛍光灯(13w=白熱球60w相当) |
評 価: | ★★★★ |
備 考: | 写真はメーカーHPより |
E26口金に3本のU字型蛍光管を配置した《EFD蛍光灯》を使用した電気スタンド。デザイン、機能、操作性、いずれも非常に良好。LEDのデスクライトとも比較してみたが、デザイン、安定性、価格、光色などの点でこちらの方がかなり優れていた。LEDのデスクライトは−−オシャレなつもりなのかも知れないが−−総じて安っぽい。逆に、従来型の蛍光灯電気スタンドは、明るさとコストパフォーマンスは抜群に優れているが、いかんせんデザインが萎える。このPEX-21はデザイン性と実用性のバランスが非常に良い。
ただし、問題点もある。一つは、EFD蛍光灯がややマイナーな規格であるため、交換電球の入手性や価格に難がある。もう一つは、シェードの蝶番がプラ製で恐ろしくヤワである点。なんと、開封直後にシェードを開けたら、そのまま蝶番がちぎれてしまった。通電前に故障品である(T_T) 別段そんなに強い力は加えなかったし、ちぎれたという感触もなかったから、最初は壊れたことに気が付かなかったくらいだ。さすがに、文句を言って交換してもらおうかと思ったが、
なお、E26口金なので、その気になればLED電球等も使えないわけではない。ただし、物理的なスペースが狭いため、電球の選択肢は少ない。E17のミニクリプトン球互換のLED球にアダプタかませて使うとか、スパイラル蛍光灯を使うことはできるかも知れないが、通常の白熱球互換のLED電球/蛍光灯電球を装着すると、シェードを被せられなくなるだろう。また、LED球は方向によって明るさがかなり違うので、横向きに装着する本機のようなライトスタンドには向いてないと思う。
購入日: | 2012年5月28日 |
価 格: | \799(秋葉原/あきばお〜) |
仕 様: | LED8灯/単三×3/USB電源 |
評 価: | ★★ |
LED 8灯のミニライトスタンド。所謂“電気スタンド”のオモチャだと思えばよい。小型でそこそこ明るく、乾電池とUSBの2電源タイプというのは評価できるが(AC/USB変換アダプタを使えば実質3電源)、スイッチの使い心地の悪さが致命的。調光機能付きの回転スイッチなのだが、金属製(?)つまみの表面処理が最悪で、回していると指を切りそうな錯覚に襲われる。実際に指が切れるわけではないが、生理的に物凄く不快。しかも、270°くらい回さないと100%の明るさにならない。無論、電源を切る場合も同じだけ回す必要がある。そもそも、こんな小さなライトスタンドに調光機能が必要なのか極めて疑問。いっそ、押しボタンスイッチに付け替えようかとも思ったが(回路は極めて単純なので)、押しボタンスイッチ自体がけっこうな値段なので断念した。100円じゃ買えないんだねぇ…。下手をすると、このライト本体の値段と同じくらい掛かる。しょうがないので、つまみにドラフトテープを巻き付けて使っている。
また、小型なのは良いが、高さが低すぎてそのままでは通常の読書灯としては無理がある。しょうがないので、海苔の缶(高さ約22cm)の上に載せてみた。高さ的には丁度良いが、不安定でかなり扱いにくい。光色も蛍光灯よりもさらに白く、不自然な感じがする。尤も、そもそも読書用のものではないので、これらの点に文句を言うのは筋違いだとは思う。結局、読書用にはちゃんとした蛍光灯タイプの電気スタンドを購入した。これがまた少々問題があったのだが…
【追記】確か、サンコーレアモノショップだったと思うが、別メーカー製でこれとそっくりのライトスタンドを売っていた。「真似た」とか「似ている」というレベルではなく、まんまそっくり。おそらく製造元は同じと思われる。価格は680円。違いはボディカラー(iMacふうの半透明カラー)と、電源スイッチ。何と、こちらは押しボタンスイッチであった。あ〜〜、こっちを買っておけば良かった(^_^; スイッチの改造をするくらいなら、これを買った方が安いかも知れない。色はアレだけど。
【追記】結局、あまりに使いにくいので改造した。最初は、ボリュームをプッシュスイッチに換装しようと思ったのだが、ボリュームの穴がφ15mmもある上に、電池ボックスとの兼合いでスイッチを取り付けるスペースがごく狭い。ありきたりの市販スイッチで単純に置き換えることはできないと判断。方針転換。ボリュームを半田ブリッジでショートカットして、単なる回転スイッチにしてしまうことにした。これによって、時計回りにちょいと回せば即100%の明るさとなった。また、ツマミくらいは買い替えようかとも思ったが、これ以上こいつに金を掛けるのも馬鹿らしいので、100円腕時計のベルト通しを被せて使うことにした(私は腕時計を懐中時計ふうに使うのでベルトは不要)。これが誂えたようにぴったりのサイズ。これによって、当初よりは遥かに使いやすくなった(2013.10.26)。
で、発想転換。明るくて小型のE12球を探すから難しいのであって、E17球にアダプタを噛ませてE12の器具で使えば良いのではないか?ということになった。E17なら明るさも形状もバリエーションが豊富だ。ところが、E12口金でE17電球を使えるようにするアダプタというのが滅多にない。というか、国内の正規ルートでは皆無ではないか?(逆変換はあるのだが) 理由は簡単で、小さな口金に大きな電球を装着すると、重量的に危険だし、消費電力も定格を越えて火事になる可能性がある。したがって《作れるけど作らない》あるいは《ニーズがあっても作らせない》というスタンスなのではないかと思う。しかし、LED電球が登場した現在では、こうした問題はクリア可能だ。白熱球40w相当のLED球でも5w以下しか食わないし、ガス封入の不要なLED球は軽いプラスチック製だ。
問題は、ではE12/E17アダプタをどうやって入手するかだが、実はアマゾンにも一種類だけある。が、これはけっこう高価で、大きさもかなり大きく見える。てんで、私はオークションで個人出品の別のアダプタを入手した。こちらは500円と安価だし、送料も定形外料金だし、何より小型で周囲と干渉しそうにない。どうやら、ヨーロッパからの輸入雑貨ということらしいが、EUでは正規品として認められており、検定も通っているとのこと。造りはちょっとアレで恐くないこともないが、実用性はかなり高い。それに比べると、日本は本当に遅れている。中古家電のPSE問題といい、役人が自分達の仕事を作るためだけに、無駄な規制をしているとしか思えない。
閑話休題。で、このアダプタを使って、E17のLED電球(FORA)をナツメ球のソケットに装着。確かに明るい。公称で220lmある。ミニクリプトン球互換で、直下で40w相当、全体で25w相当の明るさがあるとのこと。ナツメ球とは段違いだ。廊下の常夜燈としてはなかなかグッドな明るさ。輝度が高すぎて電球本体を直視できないレベル。消費電力は3.8w。一晩中灯けていても、電気代はそれほど気にならない。形状的にもまったく問題ない。ミニクリプトン球互換なので、電球部分はそれなりの大きさなのだが、アダプタが継ぎ手の役割もしてくれて、根元部分が細く長くなるのがありがたい。
続いて、同じアダプタを使って、E17のLEDナツメ球(OHM T20型 LDT1N-H-E17 11)をテスト。なぜわざわざE17のナツメ球などを入手したのかと言うと、E12では18lmが上限だったが、E17では40lm(0.8w)のものがあったから。今回テストしたのもこの40lmのもの。こちらも全然問題なく使用できた。流石に通常のLEDナツメ球よりはかなり明るい。が、これで白熱球のナツメ球と同程度というのが実感(⇒いや、実際には白熱ナツメ球よりも遥かに明るいわ、やっぱり)。15lmやそこらで5w相当というのがそもそも誇大広告という気がする。ナツメ球に限らず、LED球の明るさは誇大広告の傾向が強い。概ね1ランク下の明るさと思っていた方が良いようだ(60w相当と書いてあったら、実際には40w相当くらい)。あるいは、ルーメン数を10で割って、プラスαした程度の明るさと見ると良いだろう(220lmならば25w相当くらい)。
【追記】その後、E12白熱球を使うナイトライト(YAZAWAコンセントナイトライトNL21)を購入し、このアダプタを使ってE17のLED電球(25w相当)を装着してみた。結果的には上手くいったが、ちょいと問題が発生した。と言うのは、このナイトライトの電球ソケットでは、E12/E17アダプタが奥まで入らない。接点が届かないのである。結局、ナイトライトの接点爪をドライバで起こしたら使用できるようになったが、やはり多少規格の違いはあるようだ。ちなみに、このナイトライトはキッチン灯として大活躍している。なぜキッチン灯なのかと言うと……話が長くなるので止めるが(^^;まあ、仮住まいとは言え、けっこう凄いアパートに引っ越してしまったもんだ。(2012.05.19)
購入日: | 2011年6月10日 |
価 格: | 500円(秋葉原/ファーストメディアショップ) |
仕 様: | 11灯/単三電池×3(20時間?) |
評 価: | ★★★☆ |
11灯タイプのLEDランタン。似たようなものは何種類もあったが、一番オーソドックスでクラシカルな形のものを選んだ。性能は似たようなものだろうから、センスと価格でこれに決定。が、思ったとおり、LEDは照明には向かない。輝度は非常に高いのだが光が拡散しない。このランタンも、LEDの上に白色ドームを被せ、さらに天井ミラーで反射させてなんとか拡散させようとしているのだが、どうももひとつ。ま、値段考えると御の字なレベルなんで、文句を言ったらバチが当たるんだが、光源を見つめると強烈に目が痛い。光源が目に入らないポジションに置かないといけないので、ちょっと使いにくい。
で、ランタンの周囲にティッシュペーパーを巻いてみたら、これが意外にいい感じ。もちろん、明るさは落ちるけど、光がいい具合に散乱してくれる。しかし、ティッシュペーパーを貼り付けておくのもどうかと……てんで、少し改造してみた。実は、このランタンは上下がネジ式になっていて、胴部分を回せば透明な上半分が取れる。なので、この内側に筒状にしたコピー用紙を入れればよい。だが、この方法には欠点があって、一つはコピー用紙を入れる穴が、透明カバー部分の径よりもかなり小さい。そのため、コピー用紙を丸めて入れるのは簡単でも、取り出すときには相当に苦労する。二つ目は、この透明カバー部は円柱状ではなく、下向きの円錐状になっている。そのため、内側をぴったりと覆うことが困難。隙間から漏れる直接光がけっこう気になる。
てんで、考えたのが、コピー用紙を55mm×113mm(+ノリシロ10mm弱)のサイズに切って円筒を作り、LEDにかぶせてある白色ドームの代りに乗せる方法。この方法だと、直接光が漏れることはないし、まるで蛍光灯のような光り方をする。また、強い光が必要なときは、かんたんに取り外すこともできる。なかなかグッドである。
ちなみに、先日、このLEDランタンが新聞の通販で出ていた。5個セットで6300円。まあ、通販相場から言ったら、良心的な方か。実際、これで500円は安すぎる印象だからね。で、この通販広告によると、電池寿命は20時間らしい(取扱説明書には明記なし)。使用する電池の種類に大きく左右されるとは思うが、なかなか長寿命である。
購入日: | 忘れた(2000年より前だと思う) |
価 格: | 電池のおまけ(新宿西口のヨドバシだったような…) |
仕 様: | 単三×2/クリプトン球 |
評 価: | ★★★ |
たしか、ヨドバシかどっかで電池を買ったときに、オマケについていた懐中電灯だったような気がする。クリプトン球らしい。今では珍しくもないが、当時、単三2本の小型懐中電灯は豆球が主流で、クリプトン球を使う物はあまりなかったような気がする。まあ、どうって言うことはないものだが、大きさとか持ちやすさとか色とかが気に入っていて愛用していたのだが、すぐに重大な欠点に気が付いた。それは、接点が錆びやすく、すぐに接触が悪くなる。極端なハナシ、毎日接点磨きをしないと100%の明るさが出ない。まあ、安物だ、仕方ない。
クリプトン球は普通の豆電球よりも明るくて長寿命。 でも、消費電力はそれなりに大きい。 通常の豆電球が0.25Aくらいなのに対して、クリプトン球は0.5〜0.7Aくらい食う。 |
単に懐中電灯が必要ならば、安くて性能の良い物が他にいくらでもあるし、我が家にもゴロゴロ余っている。それに、実用性ならLEDライトの方が遥かに上だろう。でも、こいつは少々気に入ってるので、この程度の問題で廃棄するのはちと勿体ない。で、接触不良が頻発している部分をリード線で短絡してしまえばいい…と思ったのだが、ハンダはなかなか乗らないし、回転部分なので、くっつけてもすぐに切れてしまう(リード線が中のパーツに絡んでしまう)。しょうがないので、接触部分をようく磨いた上でCR-C556を塗り込んでおいた。まあ、根本解決にはほど遠いが、とりあえず、非常に明るく点灯している。
我が家には他にも安物のハロゲン球?懐中電灯がある。 明るさ的には文句ないし、こちらは接触不良も起きないのだが、 デザインや質感があまりにお粗末な上、逆立ちで立てておくと、 レンズ部分が床に擦れて曇ってしまう。もちろん、安定も悪い。 その点、この懐中電灯は縁がレンズよりも前に出ているので、 逆立ちさせてもまったく問題ない。 つまらないことのように思えるかも知れないが、 こういう点が意外に使い勝手を左右する。 |
【追記】どうも、ダイソーで売られていた懐中電灯が「カーディナル」らしい。私の持っているものと同じではないが、関係がありそうな感じ。雰囲気や構造が似てる(⇒電球部分の分解写真を見つけたが、私のものとほぼ同じだった)。また、ネットを調べていたら、2006年ころに、やはり電池のおまけで似たような懐中電灯を入手した人がいるようだ。これまた、同じではないがかなり似ている。たぶん、出所は一緒だろう。
【追記】接触不良の原因だが、どうも錆だけではなく、接点の板バネがへにゃっているせいもあるようだ。要するにバネがなく、押さえつけられると曲がってしまう。だから、左右に降ると明るくなる(^^ゞ 弾力を出すために、板バネの下にティッシュを入れてみたが、それはそれで使いにくいのでやめた。う〜む……。で、今度は錠剤の包装に使われている銀紙とプラを貼り付けたようなもの(PTPと言うらしい;嫁さん談)を小さく切って、板バネの根元に挟んでみた。この方が若干良いようだ。暫く試してみよう。
ただ、いずれにしても、ここのバネを強くすると、電球部分をねじ込むときに、カリカリと嫌な音がする。金属製集光器とカバーがずれないように、小さな突起で噛み合うようになっているのだが、バネが強いと集光器がカバーといっしょに回らず、この突起をオーバーランしてしまう。その度にカリカリ音が出ているようだ。これはこれで拙い。下手をすると削れている。……もう、これは構造的な欠陥だよね。
【追記】その後、スイッチの接点部分も錆ているのではないかと考えるようになった。が、こいつのスイッチ部分は分解が難しそうだ(壊してしまいそう)。CR-C556を注入する隙間も見つからない。しょうがないので、電池を抜いた状態で、スイッチをすりあわすように力を入れて、何度も何度もオン/オフしてみた。これで多少は錆が落ちた感じだ。
購入日: | 2011年6月10日 |
価 格: | 280円(秋葉原/テクノハウス東映) |
仕 様: | LED 3灯/手動発電器(握り式) |
評 価: | ★★★★☆ |
手動式発電器を内蔵したコンパクトなLEDライト。手回し式ではなく、握って発電するのが特長。片手で充電できる。手に馴染む形状で扱いやすく、しかも極めて明るい。液漏れもないし小型軽量だし、非常用袋に入れておくには最適だろう。耐久製が多少不安だが、この価格でこの性能は驚異的。正直、実用性だけなら、極まっている。ちなみに、今回私が買ったものは3灯式だが、以前嫁さんが買ったものは2灯式だった。外観はそっくりなのだが、バリエーションがあるようだ。
【分解修理】このLEDライトはかなり気に入ったので複数個入手した。その中に一つ、スイッチの接触が悪いものが混じっていた。非常に強く押さないと電源がオンにならない。原因が今ひとつ判らなかったので、分解して修理にチャレンジした。その結果、スイッチ部分の工作精度が低く、プラパーツのバリが可動部分の動きを妨害していることが判った。原因自体は単純なので、カッターでバリを削ったら直った。が、問題は再組み立て。分解は適当にネジを外すだけでよいのだが、組み立てとなると、単なる逆手順では無理。問題は、手動発電の握りの部分に入っている強いバネ。単純に分解と逆手順で組み立てようとすると、途中でこのバネがバネ押さえの突起から外れて、ガチャンとなってしまう。で、いろいろ試行錯誤した結果、先に側面を組み立てからバネを引っ掛け、最後に前部をはめ込むと良いことがわかった。もう一つ気をつけなければならないのは、配線が回転部分に触ないようにすること。エナメル線が接触している程度でも回転が鈍くなる。
【追記】2013年9月現在、秋葉原のセルスタRで200円、アキバ特区で100円だった。テクノハウス東映では220円(やや異なったモデル)。ただし、カラーバリエーションは乏しく、セルスタでは青と緑、アキバ特区では黄のみだった。完全に在庫処分モードのようだが、この値段なら10個くらい買っておいてもよいかも。
購入日: | 2011年6月10日 |
価 格: | 480円(秋葉原/テクノハウス東映) |
仕 様: | LED 1灯/単三1本 |
評 価: | ★★★★ |
MAGライトもどきのオーソドックスな懐中電灯だが、単三1本で使用でき、しかも非常に明るい。何で単三1本でLEDが点くんだ?どうして1灯でこんなに明るいんだ?昇圧回路が入って、このサイズ、この値段なのか?
購入日: | 2011年4月3日 |
価 格: | 980円(秋葉原/テクノハウス東映) |
仕 様: | LED 1灯/単三2本 |
評 価: | ★★★★ |
前述のPOLICE 3Wの単三2本版のような感じ。MAGライト風のLED懐中電灯。これがまた、とんでもなく明るい。最近のLEDライトの明るさには目を見張るものがあるのだが、中でもこいつは飛び抜けている。LEDは1灯だけだが、光源の直視はとても無理。中国製の懐中電灯としてはかなり高価な部類とは思うが、それだけの価値はある。ただし、電源スイッチには多少問題があり、しばしば接触不良を起こす。固体差かもしれないが。
⇒どうやら固体差のようだ。先日、店頭で確認してきたら、展示品のスイッチは全然問題なかった。ちなみに、価格も680円になっていた。
⇒980円ってのはこっちの記録ミスかもしれない。初めから680円だったかも。980円じゃ手を出さない可能性が高い。
購入日: | 忘れた(数年前) |
価 格: | もらい物(全労災) |
仕 様: | ハロゲン球?単三2本 |
評 価: | ★★☆ |
全労災のノベルティでもらったもの。メーカー・型番一切不明。が、恐ろしくお粗末な造りで、質感も工作精度もあったもんではない(^^ゞ 100円ショップで売っている懐中電灯の方が遥かにマシ。しかし、これが思いの外明るい。使用電球は明記されていないが、ハロゲン球ではないかと思う。形状は円筒のてっぺんに小さな突起が出ているタイプ。ニップル球でもビリケン球でもないし、なんて名称なんだろう? ま、ということで、ハナハダ気に入らないのではあるが、実用性は低くない。
しかし、一つ大きな欠点がある。それは逆立ちができないこと。集光レンズの中央部がさらに凸型になっていて(つまり、貧乳乳首状態(^^;)、これが外枠よりもほんの僅か前に出てしまっているため、逆立ちさせると非常に不安定。1mmにも満たないのだが、これがけっこう致命的なのである。懐中電灯は頭でっかちなので、正立はできないし(できても極めて不安定)、横にしておくと転がっていってしまう。逆立ちが最も場所を取らない最も安定的な置き方なのだが、これができないのである。
対処方法は3つある。一つは、集光レンズの中央部分を削り取る(痛そう)、二つめは、集光レンズと枠の間に1mm厚程度のパッキン等入れる、三つめが集光レンズの代わりに、透明プラ板を入れる。で、いろいろ試行錯誤をした結果、三つめの方法が良いという結論に致った。メモリカードのパッケージのプラ板を丸く切って、集光レンズの代わりに入れてみたら、実にうまくいった(何でもとっておくもんだ)。無論、集光性能は落ちるわけだが、電球の周囲に凹面鏡もあるし、用途から言っても、取り立てて集光性能が求められるわけではない。十分実用レベルである。