†ぽんこつビデオ工房†

RD-S304Kのチューナー故障

作成開始日 2022.09.23
最終更新日

チューナー故障以外はメンテナンスや汎用品への交換で対処可能だが、チューナーだけは純正の代替部品がないと修理不可能。接触不良が原因で、接点復活剤で修復可能との情報もあるが、ウチでは効果がなかった。症状から見て、コンデンサ系の故障の可能性の方が高いと思っている。経験的に夏場の湿度の高い日(要するに蒸し暑い日)に発症する事が多い。

また、チューナー交換で直るとは言え、交換したチューナーも早晩同じように故障する可能性があるわけで、根本原因をしっかり究明して、対策を打たなくては意味がない−−そうね、チューナーユニットの近くにファンを増設するとか、筐体オープンで使用するとか…試す価値はありそうだ。

【参考】別方向の対処法としては、地デジへの移行期にあった「地デジチューナー」を使用するという方法もある。地デジチューナーのビデオ出力をレコーダーの外部入力につなげば録画可能。アナログ録画になるので画質はかなり落ちるが、見られない程ではない。また、番組表から予約録画することも可能。録画元を内蔵チューナーから外部入力に切り替えるだけで良い。ただし、チャンネルは連動しないので実質的に1チャンネル限定。なお、地デジチューナーによっては、コピーガードが外れることがあるようだ。

2025年05月18日、RD-S1004Kでチューナー不良発生、ほとんどのチャンネルが真っ暗になった。ちなみに、この日は気温が急上昇して27℃まで上がり、S1004Kを設置している居間の温度は30℃を超えた。以上から、温度とチューナー故障の相関関係はほぼ実証できたものと考えている。

対処法は、一度電源を落とし、通気口にたまったホコリを掃除する。さらに、室温が高ければクーラーで冷やして暫くおく。その上で、電源を入れ直し、チャンネル設定をやり直したら復旧した(元のチャンネル設定の復元は不可能なようだ)。

なお、このような状態になると画面に(i)マークが表示され、全然消えてくれない。その場合、[クイックメニュー]→[設定メニュー]→[はじめての設定/管理設定]→[デジタル放送のお知らせ]→[本機に関するお知らせ]を選択する。

本来なら、[お知らせ]をトップ項目に置いて、サブメニューでデジタル放送だとか何だとか、サブ項目を指定すべきだろう。探すのに物凄く苦労した。

今回のような現象は、電源を24時間入れっぱなしで使用していたことにも起因する。常時ファンが回転していて、通気口にほこりが溜りやすくなっていた。一般に、家電製品は頻繁に電源のオン/オフを繰り返すと寿命が短くなる。RDシリーズではHDDでその傾向が顕著であるため、敢えて電源を切らないようにしていたのだが、今後は運用を再検討すべきだろう。

【参考】実は、チューナー故障とHDD故障の間に、何等かの相関関係があるのではないか?という可能性も疑っている。実証的な証拠に乏しいので、単なる勘違いかも知れないが、同時発症することもあり…まあ、そうね、温度が上がれば両方とも壊れる、てな事はありうるわな。


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