†ぽんこつビデオ工房†
作成開始日 2022.09.23
最終更新日 2024.01.28
冷却ファン
経年劣化で物凄い音になる。交換は難しくないが、パーツの入手がちと困難。
型番 | DELTA AUB0612L | 同型番で2pのモデルもあるので注意 |
サイズ | 6cm×25mm | 一般的なPC用ファンと同じ規格らしい |
コネクタ | 3ピン/2mmピッチ | コネクタの規格名は「JST PH」(検索時はこのワードで) |
ファン自体はPC用のもので間に合うが、2mmピッチの3ピンとなると入手は困難。 RD-S304K/S1004K用の交換パーツ(互換品)が入手不可能ではないようだが割高。 PCファンのケーブルをぶった切って、2mmピッチのコードに半田付けするのが簡単。 が、むしろ、2mm→2.54mmの変換ケーブルを自作する方が良いのでは? なお、PC用ファンとはピンの並びが異なるようだ(ケーブル色で判断)。利用できそうなパーツ
型番 | パーツ構成 | 価格 | ショップ |
PH-3P-10 | コネクタ+ケーブル | ¥80 | 千石電商 秋葉原本店1F |
CAB-13685 | コネクタ+ケーブル+ピン | ¥250 |
使用中のファンのケーブルをちょん切ればPH-3P-10と同じ物になる(と思う)
CAB-13685を使えば、半田付けなしで直にPC用ファンに接続できる(と思う)。
近い内に静音タイプに再換装を予定。X-FAN RDM6025Sを注文した。なお、元のファンは手で回しても凄い抵抗感があり、こりゃ流石に無理だと言う感じ。まあ、2010年9月に購入以来、12年以上もほぼ無休で連続使用していたので、これは仕方ないか…
取り付けネジの直径が異なるため、AUB0612L用ネジを流用することはできない。また、X-FAN同梱の短ネジは太すぎてシャーシを通らない。ナット留めの長ネジが必要。ところが、今回入手したX-FANにはこれが同梱されていない…あれ?以前は必ず短ネジ・長ネジの両方が入っていたのだが…ま、在庫があるので問題はなかったけれど、これもコストカット…なのか?
⇒その後、取り付けネジが緩んだのか、ガタガタ言い出したので締め付け直した。
⇒数日でガタガタ再発。しょうがないので抵抗を噛ます。問題なく動作。本体側で回転数をチェックしている訳ではないようだ。静かにはなったが排熱能力は?
DVDドライブの外装を外して、レーザー出力調整ネジ(小さめのプラスネジ)を反時計方向に僅かに回す。具体的な手順はネットで紹介してくれている方がいるので、そちらを参照。効果は覿面だった。過去5〜6回試したことがあるが(複数台)、なかなか読み込まなかったDVDがスンナリ読めるようになった。
なお、この作業はDVDドライブを本体から取り出す必要がある。その際に非常に重要なのは;
@DVDトレイのベゼルは予め外しておく(上方向に引っ張れば簡単に外れる);ベゼルが付いたままだと、再組み立ての際に非常に苦労する。
ADVDに付いているフレキシブルケーブルの末端に注意すること;ウチでは導線が浮いて隣の線とショートして、DVD基板を焼くというおぞましい事態が発生したことがある。
Aの事故の際には、DVDドライブを落っことして電源基板を割るという、とんでもないオマケまでついた。流石にこの時は諦めかけたが、ドナー機から電源基板とDVDドライブを持ってきて、なんとか復活に漕ぎ着けた。HDDレコーダーの死亡はHDDの中身まで道連れなので恐い。
本体 | 元のHDD | 換装したHDD |
RD-S304K | WD WD3200AVVS 320GB | WD WD500AADS 500GB Seagate ST500DM009 500GB |
RD-X9 | HGST HDS722020ALA330 2TB | Seagate ST31000333AS 1TB |
ちなみに、RD-X9のHGST 2TBはかなりの頻度でトラブルが発生しているようだ。今回はSeagateの1TBで代用したが(手持ちに2TBがなかった)、普通に1TB HDDとして認識している。一方、S304Kを500GBのHDDに換装した場合は、320GB分しか使用できない。なお、RD-S303(320GB)は何かちょこっと弄ることで2TB化が可能なのだそうだ。
HDDが故障した場合、中身は諦めざるをえない。PCに持っていけば認識できるかと言うと、そう言うものでもないようだ。あくまでも経験論だが、どうもこのRDシリーズはかなりHDDを酷使する仕様になっているようで、4万時間(5年)程度でマジで死んでしまう事があるようだ。
HDD故障の原因はむしろ電源のON/OFF回数かも知れない。故障したS304KのHDDのSMART情報をPCでチェックしたところ、使用時間4万2000時間超に対して、電源投入回数は実に8万回を超えていた。5年間24時間昼夜を問わず、30分に1回電源を入れ直していた勘定になる。一般に、HDDは電源投入回数が10万回程度で寿命になるそうだ。無論、ユーザーがこんなに頻繁に電源を入れ直すわけはない。自動ON/OFFの結果だろうが…意図的に仕組んだ寿命か?
同様に、故障したRD-X9のHDDのSMART情報ををチェックしたころ、こちらは使用時間5万5000時間超(6年4箇月)に対して、電源投入回数は95回。おそらく、購入時からずっと電源を点けっぱなしにしていたと思うが(使い方としては正解)、それでも6年程度で壊れたわけだ。したがって、電源投入回数だけが原因とは言えないだろう。一方、使い方次第では自動ON/OFFの回数を抑えられる事が判った。
故障したHDDも、PCに接続することで一時的に認識可能になることがある。が、仮に認識可能でもファイルシステムが異なるし、暗号化されているしで、データを取り出すにはかなり高度な技術が必要。僅かでも不調を感じたら、早めに中身をUSB HDDやDVDに待避させることが肝要。
外付けUSB HDD
外付けUSB HDDの仕様
登録可能台数 | 最大8台まで | |
最大容量 | 2TBまで | |
タイトル数 | 792まで | SPモード30分1本1GBでは800GB弱しか利用できない |
チャプター数 | 約3000まで | 一般的な番組は1本につき8カット、4チャプター構成 |
元データ [CM|オープニング|CM|Aパート|CM|Bパート|CM|クレジット|CM] ↓ CMカット後 [オープニング|Aパート|Bパート|クレジット]元データに入れたチャプターマーク数は8つ、これによって元ファイルは9つのチャプターに分割される。そして、CM部分をカットすると、4つのチャプターからなるファイルになる。では、CMカット後のファイルのチャプター数は4かと言うと、実は8になる。
理由は、動画は原理的にIフレーム位置(概ね15フレームごとに出現)でしかカットできないから。RD-S304Kでは1フレーム単位の編集が可能だが、これはプレイリスト機能を使って編集しているからであって、元データが1フレーム単位で切れている訳ではない。つまり、[オープニング|Aパート]のように見えている部分も、実際は[オープニング|CMカス+CMカス|Aパート]という構造になっている。これは、編集したファイルをPCに吸い上げてみると確認できる。
実際の構造 […|オープニング|…|Aパート|…|Bパート|…|クレジット|…]このように、一見くっついたように見える継ぎ目にも、実は2つのチャプターマークが残っているのである。CM部分を取り除くことでチャプター数が減ったように見えるが、チャプターマーク数の方は減らない。そもそも、見えない形でCM残滓が残っているので、チャプター数が減っているように見えること自体、錯覚なわけだ。
以上のような推測が正しいとすれば、1ファイル=4チャプター=8チャプターマークの場合、400本足らずでチャプター(マーク)数上限に引っ掛かる。1本のファイルが24分800MBとすれば、容量の上限は300GB台となる。これは実際の状況によく一致する。
30分番組(SP/1GB)を単純に保存していくと、800本弱800GB弱で本数制限に引っ掛かる。1TBや2TBのHDDがあっても容量を使い切れない。しかし、本機では編集機能でバインドしたファイルは1本とカウントされる。したがって、30本×4=2時間4GB(DVD1枚分に相当)を単位に保管すれば、500ファイルで約2TBとなる。これならば、本数制限に引っ掛かることなく、2000本の番組を保管できる。
ちなみに、1クール12〜13本とすると、2000本は160タイトル程度。1シーズンで20タイトルくらい保存するとして、160タイトルは8シーズン分=2年分の容量。8台のHDDをフルに使えば8×2=16年分;寿命(私の/機械の/深夜アニメというコンテンツの)を考えると十分かな?
@リモコン下部のスライド蓋を取り外す A蓋の下にあるネジ2本外す B側面の接合部にマイナスドライバを突っ込んで丁寧にこじ開ける Cゴム接点シートを取り出す D接触不良のボタンの裏側に両面テープでアルミホイルを貼り付ける (アルミホイルに両面テープを貼り付けてから、必要な大きさにカットすると良い) E接点に埃・ゴミが付いてないことを確かめて、元に戻す今回はSE-R0357の分解・修理をしたが、別の型番のリモコンでも同様。要するに、ネジを見つけて外し、あとは無理矢理こじ開ける。なお、本体を接合するツメは少し削っておくと良い。どの途この作業は何度も繰り返すことになるので、なるべく分解しやすくしておく方が良い。
【追記】SE-R0148でも同様にして11個のボタンを修理した。ネジは電池ボックス内にある。ちなみに、SE-R0148はアナログ時代のHDDレコーダーRD-XS34に付属していたものだが、S304Kでも(基本的に)使用可能。むしろ、こっちの方が使いやすい。液晶で接触不良ボタンが判別できる。まあ、当然ながら地デジからみの操作は不可能だが。