†ぽんこつビデオ工房†

画面の回転 スマホ動画などを90度回転して表示する

作成開始日 2018.08.04
最終更新日 2018.08.04

もちろん、回転指定をして再エンコすれば確実だが(-vf transpose=1等)、メタデータのみを書き換える方法もある。こちらは再エンコ不要で便利だが、指定が有効になるか否かはプレイヤー次第。おそらく、DPFの動画再生機能はガン無視でしょう。

なお、回転変換と同時にメタファイルまで書き換えてしまうことがあるようだが、そうなると回転が相殺/重畳される可能性があるので、回転変換をした場合は、メタファイルの回転指定をクリアしておく必要がある。

たとえば、反時計周り90°(=270°)は次のようになる。
ffpmeg -i inp.mp4 -metadate:s:v:0 rotate=270 -c copy out.mp4
「-metadata:」の後の「s:v:0」は「stream:video:#0」の意で、通常「:0」は省略可能。 このパラメータに関する説明がなかなかないので苦労した(ffpmpeg -map_metadataで検索)。ちなみに、「s:〜」以外にも次のようなパラメータが指定できる。

g global metadata
s[:stream_spec] per-stream metadata
c:chapter_index per-chapter metadata (zero-based index)
p:program_index per-program metadata (zero-based index)


【ぽんこつビデオ工房目次】 【ホーム】