(2003.12.11)
Zenit-Cのメンテナンス
■ファインダー掃除
まず、スクリーンの外側(ミラーの上の部分)も奇麗に掃除すること。ここもかなり汚れている可能性が高い。
プリズムとスクリーンの内側はトップカバーを分解して掃除する。
- トップカバーの周囲の4ヵ所のネジを外す。
- シャッターダイヤルをBに合わせ、ダイヤルを止めている2ヵ所のネジをゆるめる。
- シャッターダイヤルを外す。上に引っ張るだけでよい。
- 同様に、シャッターダイヤルの下の正体不明のレバーを止めているのネジをゆるめて外す。
- トップカバーを上に引っ張る。
と、これだけで簡単に外れる。シンクロターミナルも結線されていないので気にする事なく、ぱかっと取ってしまえばよい。あとはプリズムを抑えを外し、スクリーンの内側を奇麗に掃除する。
効果は非常にあり、かなりクリアなファインダーになったが、肝腎のピント合わせをするファインダー中央部に薄いしみのような曇りが残った。どうも、これはガラスの変質した部分ではないかと思われる。スクリーンの外側に付いているようなのだが、どうやっても取れない。
■Industar-50 50mm/F3.5のグリスアップ
ピントリングが「スカスカ→カクッ」って感じの動きだったのだが、後側からグリス(自転車用(^_^;)をネジの部分に少しずつ着けて回転させたら、とても快調になった。適当なトルクがあり、スムーズに動く。
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