†DPFについてぐだぐだ考えたこと†
作成開始日 2018.01.20
最終更新日 2022.04.01
第一に、メニュー画面が全然違う。DS-DA720は下一列改良型だが、このZB-G720は下一列クレイドル型という初めて見るタイプ。メニューが違えば機能や設定も異なる。とは言え、
h.264の再生は流石に不安定で、再生不能メッセージが出ることも多い。酷い時は、ブツ!と音がして電源が落ちたこともあった(コワッ!)。が、一応、mp4(h264+aac)/avi(h264+aac)の両方の再生を確認している。同じファイルが再生可能だったり不可能だったりするが原因は不明。SDなしの状態で電源をONにする方が成功率が高い?
【追記】DS-DA720WHを入手して判明したことだが、実はDA720にはディレクトリ認識機能も、レジューム機能も実装されていない!また、h.264は完全非サポートである。つまり、これらの機能に関しては、本機ZB-G720の方が大きなアドバンテージがある。
んが、惜しい事に、画質設定がバックライト輝度調節のみであり、標準的な動画ファイルは見られたものではない。デフォルト設定だと白く飛んで目が痛い、暗くすると彩度が極端に落ちて、モノクロのような印象になる。輝度は10〜14(デフォルト)として、ファイルにガンマ補正を掛けるとかなり綺麗に表示できるが、それでも輝度が高すぎる印象。正直、長時間連続使用は厳しいかなぁ…と言うカンジ。本家DS-DA720はどうなんだろう?画質調整項目がいくつかあることは確認しているが…⇒バックライト/明るさ/コントラスト/彩度の設定が可能なお、本体を目線よりも少し上の位置に置くと、かなり見やすい発色になる。あるいは、タブレット用のスタンドなどを使い、寝かせ気味に置いても同じ効果がある。要するに、正面やや下側から見ると丁度良くなる。尤も、この角度はかなり微妙で、目線が少し動くと、ネガ反転になったり、白トビになったりする。特に、暗いシーンでのネガ反転はかなり厄介。距離をある程度置いて、視野角の変化を小さくするがコツだが、限界がある。
やはり、ファイル変換時にガンマ補正を掛けるのが最善策なのだが、ガンマ補正を掛けることが前提なら、そもそもh.264コーデックにこだわる意味もない。本機の存在意義も問い直される……少々悩ましいところだ。いろいろ考えると、mpeg4/xvidあたりで、4GBメディアに1クール収まるように変換するのが良いのかなぁ…? ディレクトリ認識、レジューム、ワンプッシュはかなり大きなアドバンテージだし。