†DPFについてぐだぐだ考えたこと†

テクタイト Vredefort SDP-708MB

作成開始日 2017.11.22
最終更新日 2017.11.22

これは酷い。久しぶりに大スカを引いた。UI周りなど、かなりキチンと作っているので期待していたのだが、中身はハシにも棒にも掛からない。まず、電源スイッチをオン/オフしていたら、突然内部メモリのフォーマットを始めた。暴走ですな−−仕様だとしたら尚悪い。

また、動画は実質的に再生できない。スペック表を見ると、mpeg2やmpeg4が再生できるように書いてあるのだが、実際は専用ソフトで変換したM-Jpeg以外は再生できない。流石にこれには驚いた。xvidはおろか、汎用的なM-Jpegさえ受け付けない。コーデックの細かな違い云々を言い訳にできるレベルではなく、まったくもって、全然ダメである。そして、M-Jpegである以上、ファイルは無闇に膨らむ。同解像度・同品質であれば、mpeg4の10倍は軽くオーバーする。使えない。

この段階でどうでも良くなったので詳しく調べなかったが、早送り/巻戻し不可、輝度調整不可、アスペクト比設定不可と、まあ、およそ動画再生を謳えるスペックではない。おまけに、再生不可フォーマットのファイルを再生しようとすると、ハングアップしてリブートが掛かる。リブート後の挙動もおかしい。明らかにプログラマの質が低い。UIデザインがマトモであるのが却って不思議に感じるレベル。

この感覚、どっかで覚えがあるな〜〜と思ったら、韓国製だった。なぜ、韓国製品はこんなにも一人よがりで押し付けがましいのか…。技術力はあるはずなのに、なぜ常識に則った製品が作れない? やっぱり技術力はあるのに、すぐにインチキに走る中国製品とは、また別の意味で困ったものだ。もっとも、日本製品のクオリティも過去のハナシで、今では目先の利益に目が眩んで、とんでもない物を平気で出している。日産とか神鋼とかは、その象徴的な例。技術が進むと価格競争が激化して、結果的にクオリティが下がるというパラドックスに陥ち込んでいる。デジカメにしろラジオレコーダにしろ、シリーズで集めてみると、ああ、物造りの力が落ちてるな〜〜というのが実感できる。

閑話休題。ともかくこれはダメ。外見に欺された、というのが実感。


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