†DPFについてぐだぐだ考えたこと†

KDDI PiN+03

作成開始日 2017.11.26
最終更新日 2017.11.26

2009年発売。オークションにて10円で落札(+送料740円)。 元々は通信モジュール内蔵のDPFで、 KDDIの携帯で撮影した写真がすぐに表示できる、と言ったものらしい。 が、KDDIのサービスが終了したとか何だとかで、 スタンドアローンのDPFとして投げ売りされていた。 製造元はトライウィンらしい。

まあ、動画再生機能は期待していなかったけど、流石にポーズすらできないとは…。 もちろん、早送り/巻き戻しなんて高度な機能はついていない。 DreamMakerタイプのリモコンの機種は完全にダメですな…。 液晶も何だか見にくい、一応輝度やコントラストは調整できるのだが…イマイチ。 アスペクト比設定もできない。 おまけに、これ、800x480の正方素子ではないか? つまり、物理的なアスペクト比が16:9ではなく8:5で、 16:9画像を表示すると、少し縦方向に延びるような気がする。 一応、スペック表には16:9とあるのだが…

ただ、意外だったのはディレクトリ認識が可能なこと。 ファイラーモードからの再生の場合に限られるが、それでも大したもんだ。 まあ、ソートが逆順なのは流石に「?」と思うけれど、あるだけマシだわな。 ページめくりもできるカンジで…何だか、力を入れる場所が違うというか、 トンチンカンな感じは否めない

対応コーデックは割と広そう−−と言っても確認したのはmpeg2のみで、 このスペックではどの途動画プレイヤーとしては使えないので、 詳しい検証はしていない。 恐らく、一般的なmpeg2とxvidに対応しているタイプだと思う。 ffmpegのmpeg4とかmp4/vob拡張子とか、細かな点は不明だが、 SDP-708MBに比べればずっとマシだろう。

音質も割とまとも。イヤホン端子もある。 ポーズと早送り/巻戻しさえあれば、かなり使えるのだが…何だかなぁ…

蛇足:液晶保護フィルムを貼った状態だと、モアレが盛大に出る。変な仕様だ。


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