†DPFについてぐだぐだ考えたこと†

exemode PF8052

作成開始日 2019.10.12
最終更新日 2019.10.12

とりあえずのメモ;

2010年ころのモデル。世代的にはKEIANのKDI72ERやZOXのDS-DA720と同じころかと。2019年10月にオークションにて300円で落札(コミコミ810円)。

UI周りは非常に充実していて、前世代のものとは一線を画する。何とレジューム機能が付いている!!!再生中にアスペクト比や輝度を変更することもできる。しかも、動画ファイルのアスペクト比設定が有効で、実サイズにリサイズする必要がない。 階層ディレクトリにも対応している。反面、残念な部分も少なくない。

一つは、バックライトの輝度は変更可能でも、画像のガンマ(液晶の明度)がいじれない点。そのままでは非常に浅い発色になるので、動画ファイルの方で調整が必要。 なお、視野角は実用レベルだが、発色は地味め。

また、対応コーデックが極めて限定されている。現時点で再生が確認されているのは、mpeg(拡張子.mpgのみ)、xvid(拡張子.aviのみ)、ffmpeg4(拡張子.aviのみ)。.vobや.mp4を受け付けないというのは珍しい。また、当然の如くh.264には対応していない。HDDレコーダのVROファイルを、ffmpegでmpgに素通し変換すれば再生可能だが、どの途ガンマ補正が必要なので、あまり有難みはない。

さらに、スピーカーの音質が非常にしょぼい。まあ、これは宿命かな…と言う気もするが、ER端子もないので結構厳しい。UI周りが良いだけに、非常に残念。

誉め称えたUIに関しても万全と言うわけではなく、巻戻し/早送りはけっこう使いにくい。上下の割り当てが逆のような感じがするんだが、それ以前に左右に割り付けろよ!何で左右がボリュームで、上下が巻戻/早送なんだ!?メディアの挿抜もかなりやりにくい。明らかに細かな点に関する配慮が欠如していて、きちんとした部分と杜撰な部分のアンバランス感が強い。

ただし、以上の欠点を考慮しても、この機種は非常に魅力的。実用にはハードウェアの改造が必須だが、改造したくなる機種でもある。


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