†貧乏カメラ館・でじたる別館†

Canon PowerShot A620

作成開始日 2014.05.11
最終更新日 2020.01.03

2005年10月発売の700万画素モデル(同時発売のA610は500万画素らしい)。画質の高さと突出した電池寿命で、今も高い評価得ている名機。PowerShot A80/A90系の後継機だが、イメージ的にはG系の単三電池版に近い。単三4本でびっくりするくらい持ち、ヘタリ気味のアルカリ電池でも動作可能。が、ホールド感やUIなどの使い勝手に問題があり、個人的には愛着が湧かない。

以上が、「名機」が「愛機」とならない理由。一見些細に思える欠点だが、実際に使ってみるとかなりシンドイ。性能的には劣るオリンパスのC四桁機の方が、使い勝手は遥かに上。

盲点なのが、中型機では電池寿命の長さがそれほど大きなメリットにならない事。 撮影目的の外出が大前提の中型機では、予備電池や予備メディアの携帯は必須。 容量が多少大きかろうが小さかろうが、それに合せた運用をすれば良いだけのこと。 電池寿命(自然放電耐性)は、咄嗟に使う事が多い普段持ちの小型機でこそ重要。

●主要スペック

スペックは全体的に保守的で、突出した魅力には欠ける。超高感度とか、超広角とかがあればとは思う。が、凡庸なスペックながら実用性は十分で、ツボはきっちり押さえている。実際、屋外でスナップ撮影をしてみたが、思っていたよりもずっとストレスなく撮影できた。一台手許に置いておくと、何にでも使えて、それはそれで便利かとは思う。


Longrun Reports ...

2011.08.14:オークションにて落下品を2000円で入手(コミコミ2778円)。
2013.03.03:湯島天神にて試写。室内で感じた操作性の不満を、屋外ではあまり感じなかった。
2014.05.11:Maxell(Dynamic) 1.3vを入れてみる;全然問題なし。
2020.01.03:2014年に入れた電池がそのままだった;1枚撮影可能、再生は問題なし、時計は20分ほど進んでいた(^_^;


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