†98noteほのぼの組†

EPSONノート

作成開始日 2005.03.18
最終更新日 2005.03.18

●PC-386NOTE AE

当時としては、比較的上位のモデルらしく、全体的な造りはまともな感じがする。懸念されていたキータッチもまずまず。一応、98NOTEのクローンという位置付けのようだが、随所に独自の仕様が見られる。特に、拡張RAMはHDD互換デバイスとして使用できるようだ。ただし、拡張メモリを分割して割り振ることはできないので、HDD互換として使うと、XMS/EMSが使えなくなってしまう。汎用RAMカードスロットもあるので、こちらとの併用で解決できるかも知れないが。なお、拡張メモリの使い方を変更するときは、起動時にHelpを押して、メニューで設定する。

現在手許にある機体は、拡張メモリがかなり不安定。XMSドライバを組み込んだ途端にハングしたり、容量がおかしかったり、用途が変更できなかったりと、トラブルが続発した。しかし、抜き差しを繰り返していたら、一応正常に動作するにようになった。接触不良かもしれない。

CPU i386SX-16MHz
RAM 640KB(+8MB)※内蔵1MBというのはないらしい…
専用拡張スロットおよびRAMカードスロットあり
HDD 40MB
FDD 1基 ※おそらく2モード
キータッチまあまあ(ARよりはかなり良い)
発売/製造?/1992年上半期
状態LCDカビ2点、拡張メモリ不安定
バックアップ用電池切れ?

●PC-386NOTE AR

これもかなり上位モデルのはずで、造りは98NOTEよりもかなり良いように思う。また、アップグレード仕様になっているようで、LCDの換装やコプロの装着も簡単にできるようになっている。ただし、キータッチはあまり良くない。安っぽくはないが、全体に重い感じ。また、拡張メモリは独自仕様で、バカ高かったような気がする。一見、普通のDIMMのように見えて、実は不揮発性の特殊仕様だったような…

手許の機体は、バックアップ用電池/時計用電池が切れているが、それ以外は概ね正常に動作しているようだ。

CPU AMD 386SXL-25MHz (コプロソケットあり)
RAM 640KB+1MB 専用拡張メモリスロット
※汎用RAMカードスロットはない
HDD 128MB
FDD 2基 ※おそらく2モード
キータッチ良くない、重い
発売/製造?/1992年下半期
状態時計用電池切れ


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