ファンスキー(スキーボード)の危険性・前編 by 宮越さん

 
Snowman-Yukioです。 下の文章は、知人の宮越さんより僕のところへ送っていただいた文章です。 
 
宮越さんは、1998年12月5日にファンスキーを履いていて、足を骨折したものです。

 
そして、宮越さんはその経験から、
ファンスキーが楽しいばかりではないということを知ってもらうために、
そして、
これ以上の骨折者やけが人を増やさないようにと願って、文章にしたものです。

  
ファンスキーをされる方は、ぜひご一読していただければと思っています。

 

 
ファンスキー(スキーボード)の危険性 by
宮越さん

 

約1年前ファンスキー(スキーボード)を履いていて骨折しました

場所はゲレンデではなくリフトからゲレンデへ行くまでの通路
なんの変哲もないただの通路でした
しかし、谷側の一部がへこんでいたのに気がつかず
そのまま突っ込んでしまい
気がつけば雪の上、右足がブラブラしてました

その時は単純な骨折ですぐに直ると思っていましたが
そんな単純なものではなく
太い骨が真ん中で斜めに3ヶ所 細い骨が上下で2ヶ所
計5ヶ所を折る粉砕骨折と診断されました

なぜ、このようなひどい骨折になったか
あのビンディングが原因のようです

簡単には外れないビンディングが仇となり
板ごと足が回転し丁度ぞうきんを絞るように右足がねじれたようです


手術1回
入院生活1ヶ月
松葉杖+装具で2ヶ月
松葉杖のみで3ヶ月


骨折してから約1年たち普通に歩けるようにはなっていますが、まだ骨の中には棒が入ったままになっています

簡単だから・楽しいから 僕も使いはじめた時はそうでしたし、これからもFunSkiを履くつもりです

でも、こういう危ない事もあるという事をこれから始める人も・現在使っている人も
知っておいた方がいいのではないでしょうか?


 

この件に関しては、僕から宮越さんに直接原稿の依頼をしました。雪にまつわる一般的に知られていない危険性を、HP上でなるだけ紹介しておきたいという想いがあったからです。

ちょうど宮越さんも、自分の体験を通して、その危険性をファンスキー(スキーボード)をされる方々に知ってもらいたいという想いを抱いていたそうです。僕からのメールでの原稿依頼に対して、「タイムリーでした」と言葉が返ってきたくらいです。

で、上の文章では状況がわかりづらいかもしれないと思い、上の文章をアップする前に、僕からたくさんの質問(18項目!)を送らせていただきました。その時の状況などをかなり具体的に質問し、そして答えていただけました。その質問と答えを、下にあるリンクのファンスキーの危険性(続編)にてアップしてあります。そちらの方も、ぜひとも読んでいただけたらと思っています。

 

★ ファンスキーの危険性(後編) ★
↑ こちらもご覧下さい ↑

 

  2000/1/20アップ