トワイライトエクスプレス
2010/08/25 2号車3番A個室寝台「スイート」の室内と設備

|
■ トワイライトエクスプレスのページに戻る 寝台特急「トワイライトエクスプレス」
■ トップページに戻る 「トワイライトエクスプレス」と「カシオペア」 |
|
|
■ トワイライトエクスプレス 2号車3番A個室寝台「スイート」の室内と設備 (2010/08/25 撮影)
ベッドは線路と平行にセットされていて、乗り心地がよい。リビング側の窓は、天井付近まで大きく回り込み、広々とした開放感がある。3人での利用は、向かい合わせのソファをつなげてエキストラベッドにする。寝具は、ドアの上にある棚に一式セットしてある。操作方法は、乗車後すぐに車掌さんが改札に来て、切符の確認とともに説明してくれるから心配はない。エキストラベッドは、身体の大きい人には少し窮屈かも。
液晶薄型のテレビで、部屋にゆとりが出てきた。モニターで見られるのは、車内で流されているVTRの3chのみ。サロンカーも同じ。地上波、衛星波ともに受信はできない。ベッドルームとリビングルームに操作パネルがあり、どちらからもVTRやラジオの選局ができる。
冷蔵庫。小さいが、買ってきた飲み物などは十分入る。
照明とエアコンは、ベッドルームとリビングルームそれぞれ独立操作ができる。照明は、無段階変調。
専用電話は、食堂車ダイナープレヤデスに直通でオーダーも可能。ただし、利用時間の制約あり。
シャワーは、無駄な流水をボタンで止めることができるため、3人でも十分な時間があり、朝のシャワーも可能。トータルで25分間利用できる。シャワー室内は、4号車のパブリックシャワーより広いと感じた。
トラベルセットには、個性石鹸、シャンプー、コンディショナー、男性用ヘアトニック・ヘアリキッド・アフターシェーブローションのセット、女性用乳液・化粧水・洗顔フォームのセット、シャワーキャップ、ひげそり、歯ブラシ、くしがトワイライトエクスプレス専用ポーチの中に入っている。一人にひとつある。
コンセントは、リビングのテーブル横の壁と洗面台にある。
|
 |
 |
スイートルームのベッド側
ベッドの枕は1号車側。大阪発のトワイライトエクスプレスは、足先の方向に進行することになります。
|
 |
 |
スイートルームのリビング側
リビングのソファが、エキストラベッドになります。タオルの掛けてあるドアの奥に、シャワー・トイレ・洗面台。
|
 |
 |
照明、オーディオ、エアコンのコントロールパネル
ベッドルーム(写真:左)とリビングルーム(写真:右)の照明と空調は、それぞれ独立して操作できます。
|

クローゼット
コートブラシや人数分のハンガーなど。
|

シャワールーム
25分間分の湯がいつでも使えます。
|

トイレと洗面台
ビジネスホテルの感覚です。
|
|
|
リビングルームのテーブルには、列車とルーム案内が置いてあり、ひととおり目を通せばトワイライトエクスプレスのようすが分かる。大きな灰皿も置いてあったが、使わないのでテーブルの引き出しに入れておいた。
入室まもなく、お茶とお湯の入ったポットが届けられ、ジュース、ウィスキー、ワインの中からウェルカムドリンクとしてのオーダーを聞かれる。ウイスキーは、ミニボトルだが、ミネラルウォーターと氷とおつまみ付き。飲み終えた後は、通路に出しておけばよい。朝は、モーニングコーヒーと朝刊が部屋まで届けられる。
※ 注意 ※ 写真の食事は、サービスではありません。
|

TVと小型の冷蔵庫 |

列車・ルーム案内 |

浴衣・バスローブ・洗面セット |

部屋を仕切るカーテン |
|
|
|
|

ウェルカムドリンク |

昼食のオムライス |

夕食のディナーコース |

和朝食 |
|
■ スイートに乗って
家族で乗車するときのコンパートメントやB個室は、自分の居場所とともに家族の空間が必要になる。他の個室や座席では狭さを感じるが、スイートの部屋の広さは十分であり、列車の中でこれだけのサービスを受けられることに大変満足した。いつもなら、車内をあちこち探検しながら歩くことが多かったのであるが、今回は昼、夜、朝の食事以外に出ることはなく、ずっと部屋の中で本を読み、景色を見ながら過ごしていた。
でも、それはもったいないな。
単なる移動手段としてトワイライトエクスプレスを利用するのではなく、列車の旅を楽しむ目的で乗り合わせた人と、またとない交流できる時間があったのに。
・・・そうではあるが、1号車1番展望スイートにも乗りたい。
|
■ トワイライトエクスプレスのページに戻る 寝台特急「トワイライトエクスプレス」
■ トップページに戻る 「トワイライトエクスプレス」と「カシオペア」
|
|
■ このページについて
・このページの作成者はJRとは無関係です。
・写真、画像、文章等の無断転載は固く禁じます。
|