長男と四男の拡張記 黒鬼PCの部屋に戻る
CPU
・Intel製MMXPentiumODPをのせる(JBPODPMT66X166)
方法はいたって簡単。上記のものを用意して、もともとついていたPentiumと取り替えるだけです。
電源を他から取る必要もなく、また設定もな〜んにもいりません。本当にのせかえるだけです。
X−MATEやValueシリーズでいわれるような、MMXPentiumにした際の内臓IDEの問題は生じません。
ただし、すでに相当古いものですので見つけるのはなかなか難しいかもしれません。また、Cx2はもともと
FSBが50Mhzなために、2.5倍の125Mhzでしか動作しません(このODPは2.5倍固定なのです)。
ちなみに、型番の最後の数字が180、200のものであれば3倍の150Mhzで動作します。
ついでに、FANの音がややうるさく感じます^^;
・WinChip2(A)をのせる
今は亡きIDT(VIAに買収された)がつくっていたCPUです。2000年現在ではなかなか手に入らないので、 PowerUpを試みる方は見つけたら確保するのがよいでしょう。この石には3.52V版と3.3V版とありますが 3.52V版でも電圧不足で動かないということはほとんど聞かないのでどちらでもあまり気にしなくていいでしょう。
もともと、Cx2ではFSB50Mhz×1.5倍=75Mhzで動作しています。この石はPentiumの1.5倍設定が 4,0倍となるように設定されているので直のせするとFSB50Mhz×4.0倍=200Mhzで動作します。 つまり、200Mhz版の石を購入すればいい、ということになります。ちなみにもともとついていたヒートシンクをつけただけでも、特に不安定になることなく動作しましたが、安いものでいいのでクーラーをつけたほうが安心でしょう。
また、このWinChip系列でC6という石とWinChip2Aという石があります。C6のほうはWinChip2と同様に直のせで200Mhzで動作します。WinChip2Aは1.5倍=3.5倍となりますので、175Mhzでしか動作しません。
ちなみに私のところでは長男ではWinChip2は直のせで動作してくれませんでした(T_T)
四男では問題なく動作しています。WinChip2Aは長男も動作してくれたのですけれど。
Cx2では比較的珍しい失敗例だと思います。
・メルコ製CPUアクセラレータ(HK6−MDXXX−N2)をのせる
CPUにAMDのK6−2を使った製品です。
こいつはメーカー保証がありますから、安心して乗せられるでしょう(^^)説明書どおりにつけてあげればいいです。
MD400以外の製品では最大275Mhz動作。MD400ではFSBの6倍の300Mhzで動作させることができます。
当然FSB66化すれば400Mhzで動作させることができます。
・メルコ製CPUアクセラレータ(HK6−MDXXX−N3)をのせる
MD350がCx2で動作対象機種となっています。うちでは長男に乗せてみたのですが、あるときからえらく動作不安定になりました。Cx2は電源がへたれ(75W?)なので生じた現象と思われます。
四男ではまだ試していないので、早いとこ実験してみたいと思います。
※K6−2の350Mhzは最大約20Wの電力を消費します。元のPentium75Mhzが8Wであることと比べると、その違いがよく分かると思います。つーか、Cx2の電源、何?(笑)
・メルコ製CPUアクセラレータ(HK6−MS333−N2000)をのせる
まったく動くとは思っていなかったのですが・・・(苦笑)予想に反して長男で動いてしまいました。この製品はAMDのK6−III を搭載しており、石単品では出回らなかった333Mhz版の石が乗っています。例によって275Mhz動作になるのですが、 K6−IIIのフルスピードL2キャッシュのおかげでK6−2に比べると、こちらのほうが早く感じます。
※おそらくCx2では初の搭載例だと思います\(^o^)/ とはいえ、Cx2に常用しようとする人はあまり多くないと思いますが・・・^^;
僕も常用はしていません。
※また、この製品は限定発売だったのでもし見つけたら速攻手に入れることをお勧めします。コストパフォーマンスは高いです。
メモリ
Cx2はメモリに関しては雑食です(笑)FirstPageだろうがEDOだろうが、P付だろうがなしだろうが、大抵動作してしまいます。
ただし、最大メモリ搭載量は128Mとなっているので、64MのSIMMは動作しないだろうと思います(試したことはありませんが・・・)
ただし、マザーボードを改造して66Mhz化したときには、70nではなく60nのメモリを使ったほうがいいと思います。
マザーボード
しばらくお待ちください
周辺機器
グラフィックアクセラレータ
★Cx2に限らず、CanBe系でGAを使うと98TVが利用できなくなります。
★また、どのGAをのせてもCバスの転送速度がネックになり動画再生やゲームなどの多くは
内蔵チップに比べて速度が落ちることがほとんどです。
・GA−DRV2(4)/98をのせる
Trident社製TGUI9680が使用されているI−ODATAのグラフィックアクセラレータです。
性能としてはCバスのボードの中では高い部類に入ると思います。GDIはCx2内臓GD−5430に比べて性能が明らかに上がります(つーか内蔵チップがへぼ過ぎるともいう(^^ゞ)。また、ビデオメモリも2M(または4M)になるので、600×800(4Mだと1024×768)でフルカラー、1024×768でハイカラーまで表示ができ、その解像度までNiFFで表示できるので目も疲れにくくなり、とてもよいです(^^)。画質も悪くはありません。
GA−DRV4/98であれば、まだ店頭でちらほら見かけることがあります。
・PowerWindow6410VAをのせる
ProMotion6410が使用されているCanopus社のグラフィックアクセラレータです。
Canopusらしくドライバのできがよく恐らくGDIではGA−DRVよりも上だと思います。また、画質もこちらのほうがいいと思います。やや黒みがかった画面はCanopusだなぁと思います(^^)。
ただ、ビデオメモリが1Mのものだと内蔵チップと同じですし、最高でも2Mまでなので高解像度・多色表示を
求める人には向かないかと思います。
(とはいえ、1024×768のフルカラーなんてCバスボードでやると大変なことになると思いますけど・・・(苦笑))