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宮崎・北海道旅行記 第2日目 −8/24(火)−
妹のこの旅の希望のひとつが「動物園」だった。そこで今日はまずフェニックス自然動物園へ。

鳥に餌をあげる。 ところでどうして君たちは柵の外にいるんだ?

長い耳がだら〜んと垂れて、ねじれた角を持つ不思議な山羊

オオハシ!!! 初めて見た〜!!! かわいい!!!

この動物園は割と鳥が放し飼いになっている。孔雀も適当に園内を歩き回ってる

餌をねだるアライグマ

初めて見た「ペリカンショー」!!
昼食後、埴輪園へ。ここも子供の頃の思い出の場所。いとこ達と埴輪に並んで同じポーズを取って写真を撮ったものだ。

埴輪「踊る女」達!!! ちょっと怖い
埴輪園の後、再びばーちゃんの家へ。あっという間に出発の時間となってしまった。
久しぶりに会えたので嬉しかった。また会いに来よう!!
ここから、宮崎−羽田−千歳という日本大縦断空の旅が始まった。

宮崎−羽田間はこのボーイング777!! 素敵な乗り心地だった。
さて、定刻に宮崎を旅立ち快適な空の旅を楽しみ、そろそろ羽田かな〜と思った頃パイロットさんによるアナウンスが入った。
「ただいま、東京上空に雷雲が発生しております為、伊豆上空で着陸待ちをしております。
他にもたくさんの飛行機が順番待ちをしているので場合によっては関西空港へ着陸する可能性があります」
そう。後で聞いたら中技も停電したというまさにあの時である。
びっくりしてスチュワーデスさんに確認したら、にっこり微笑んで
「あ、お乗り継ぎのお客様ですよね。ご安心ください。着陸したらご案内しますから」
とおっしゃったのでとりあえず座って待つことにする。
さて、しばらくしたら「雷雲がそれてきましたので羽田空港へ向かいます」とのアナウンスに一安心。
羽田空港到着は30分遅れだった。乗継時間は30分しかなかった。つまり今まさに札幌行きの出発時間なのだ。
でもまぁスチュワーデスさん「安心して」って言ってたし〜。
あ、スチュワーデスさんがこっちに来た。にっこり微笑んでる。
「お客様。只今札幌行きが行ってしまったかどうかはわかりません。降りましたら地上係員へ」
なんだと〜!!!
だったら優先しておろしてくれればいいのに普通の人と同じように降りていくと地上係員さんは叫んでいた。
「お乗り継ぎのUさまぁ〜!Tさまぁ〜!! いらっしゃいますかぁ〜!!!」
「はーい」
「札幌行きは20分遅れとなりました!! お急ぎください!!!」
・・・だから優先して降ろしてくれればよかったのに・・・
案外機内と地上で連携が取れていないことを知ったのだった。
他にも着陸待ちの便がいっぱい飛んでいたはずなのに私たちの便がわりと早く羽田に降りたのには訳がある。
機内で病人が発生したのだ。「どなたかお医者様はいらっしゃいますか?」というアナウンスが入った。
たまたま私たちのすぐ前の人だったのだが、結局お医者様はいなくて最初に来たのは看護学生だった。
次に本物の看護婦さんが来た。結局羽田で救急車を待機させる事になり、その為優先して着陸できたのだった。
不謹慎かもしれないが、おかげで早く着くことが出来たので感謝である。
え? ひどい? ・・・でもその人の病状は心臓発作とかじゃなくて「顎がはずれた」だったのだ。
痛そうだったけど生死をさまようものではないと思われるので・・・・・・。
あの雷雨で羽田発着便は全て乱れていた。おかげで私たちは無事札幌行きに乗れたわけであるが、いや〜疲れた。
ひたすら走らされたのだ。地上係員は必死に走ってる私たちに「お急ぎくださ〜い」と圧をかけるし、
最終便のため、エスカレータが止まっていやがった!!! あ、いえいえ止まっていたので階段を駆け上がりひたすら走った・・・。
で、「お急ぎありがとうございました〜!」と笑顔で送られて機内に乗り込んだのだった。
千歳空港から札幌行きの最終電車はありがたいことに到着を待っていてくれた。また走って乗り込んで札幌駅へ。
予約したのが札幌ステーションホテルで本当によかった・・・・・。駅から徒歩1分のロケーションがどれだけありがたかったことか。
そうそう、千歳に降りたって思ったこと。「涼しい! 幸せ!!」これだけでも苦労して札幌に来た甲斐があるというものである。
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