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宮崎・北海道旅行記 第1日目 −8/23(月)−

 朝3時40分。前日から実家に泊まっていた私は妹と共に旅のスタートを切った。 キャスター付きの鞄をゴロゴロと引きずりながらマンションを出ようとした、その時・・・。 パキッと軽い音がしたが、全く気にせずそのまま歩いていたら後ろを歩いていた妹が 「ねーちゃん!! 蛾を踏んだよ〜!!」と叫んだ。振り返るとかなり大きなサイズの蛾がつぶれていた。 「なんて縁起の悪い旅の始まり・・・・」
その後いくつか起こった小さな悪いことの数々はこの時の蛾の精一杯の復讐だったのかもしれない。

 私たちは京浜東北線の始発電車に乗り込んだ。ところが・・・。
「ただいま、田端駅におきまして線路点検が長引いております。今しばらく停車いたします。」
始発とはいえ、決して飛行機の離陸時間にゆとりを持って到着できる電車ではなかった。 間に合わなくなったらどうしようかと苦悩してていたら10分ほどで動き始めた。あーよかった。
 羽田でチェックインしようとしたら既に出発25分前。自動チェックイン機が空いているのでそこへ向かった。 「2人チェックイン」のボタンを押して、チケットを入れる・・・。
   あーーーーー!! 2枚重ねて入れちゃったぁ〜!!!
チケット挿入口にははっきりと「チケットは1枚ずつお入れください」の文字が・・・。 こういうオペミスは悔しい。当然機械はエラー。 係りの人を呼んでチケットを探してもらうがなかなか見つからない。
「何分の出発ですか?」「25分です」
そう。チェックインは15分前で締め切ってしまうのだ。 あと3分!ってところでようやく見つかったが満席だったこともあり席はバラバラになってしまった。 ま、いいや。じゃあ荷物を預けようっと。この鞄引きずってる分には楽だけど重いのよね〜。
 しかし、ここでも並び運の悪さが発揮される。私の前の人は生きている猫を預けるため手続きにやたら時間がかかっているのだ。 そして、「ただいま15分前になりましたので荷物のお預かりは締め切りました。機内へお持ちください。」と・・・。

 なんだか旅の始まりから鼻緒が切れちゃったような気分になったが無事宮崎到着。それでもまだ朝の8時!!
とりあえず、ホテルへ向かって荷物を預けた。ホテルのフロントにいた人々は南国らしくアロハシャツ・・・。

 バスに乗って青島観光へ。
そこここで宮崎方言を聞いて「あ〜宮崎に来たなぁ〜」と懐かしく嬉しくなる。


青島神社へお参り


青島周辺を囲む「鬼の洗濯板」



 青島観光後、「子供の国」へ。
ここは子供の頃よく遊びに来た。妹がここにいるオウムに会いたいと言うので行ってみることにしたのだ。 青島から車で3分ということなので歩いていくことにした・・・が、これが大失敗。 車で3分って歩くと結構長い。しかも強烈な日差し!! 朝日の出る前に家を出た私は日焼け止めを塗ることも、日傘を用意することも忘れてしまったのだ。 おかげで10年ぶりに日焼けしてしまった。


子供の国 雰囲気南国!


これが妹の会いたがっていた鳥。長年オウムだと思っていたが正しくは「コンゴウインコ」だった

こんなに大きい。指をかまれたりしたらちぎれると思われる


2羽並んで寝ていた! そっくり同じポーズがかわいい



 子供の国の後はおばあちゃんの家に行った。何年ぶりだろう。懐かしかった。
夜は偶然近くの河で花火が上がった! すっごく綺麗だった。
私の腕はまっかっかっかっかになっていた・・・。 おしまい

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