なずなの子供たち
 
         

ひの教室

・いるか
〔02〜05年春〕

 

 

いるか



いるかとは、障害者が自立のために共同で生活しているグループホームの名前です。
30代から、40代までの人達がいます。

ここで、2002年の5月から、月1回、習字を教えています。

 約1時間半、職員、ボランティアの人に助けられながら、冗談を言い、大声を張り上げ、体育会ののりでやっています。
これが・・・楽しいんですよね・・・

 少しだけ、みんなと違うこと・・・それが障害というのかもしれない。
でも、それは小さなこと。
それがどうした!ってかんじです。

 彼らは優しいです。
彼らの時間はゆっくりで、せかせかしている自分が、みっともなく見えてきます。

 でも、外から見たら、やっぱり、彼らはとっつきにくいんだろうな・・・
ほんの小さな障害でも、この社会では、うけいれられないこともあるんだろうな・・・
つらい思い、いっぱいしていると思う。
 
 ここで、少し位字が書けるようになったって、何にも変らないかもしれない。
私は何か役に立っているんだろうか・・・
 片づけが終わり、「楽しかったよ。よかったよ。またね。」の声にうれしくて、でも、いつも、少しだけ切なくなってしまいます。

 でも、難しいことは、ちょっとおいておいて・・・
今はこのまま楽しくやっていきたいです。
いつか、きっと素敵な作品をお見せできると思っています。

 その時が、私も楽しみです。


2003年夏
日野地域活動ホームでの習字風景

10月に横浜ラポールで開かれる美術展に出品する作品を作りました。








































2003年10月
新横浜ラポールでの美術展にに出展した作品です







              

2004年10月18日〜24日まで
新横浜ラポールの美術展に参加しました。








2005年

新しい入居者も入ってくれました。

今年の抱負も色々書きました。

いい年になりますように!

                      1月30日

 


r-nazuna@dol.hi-ho.ne.jp