つれづれなるままに不定期に記2006

2007年1月1日(月)
 ここには長いこと下らない話を書いてきましたが、いい加減HTML更新が面倒になってきたので、年明けを期にmixiブログへ移動しようかと思います。
 書き始めてから、中段を挟んでちょうど10年目だとか、40000hitだとか、なんとなく区切りもいいし。 愛用していたFFFTPが突然壊れたというのも原因の一つ。これは急遽入手した別ソフトでUPしますが、どうにも使い勝手が悪い。
 まあここを訪問されてる方は、おそらくオフラインでも面識のある人ばかりでしょうから、さほど問題はないと思いますが、もし何かありましたら連絡下さい。
 他の化石化したコンテンツは、とりあえずしばらく放置しておきます。
BGM:テクテク(スピッツ)

12月20日(水)
 せっかくの年内最後の有休だったのに…  体調崩して台無し。いろいろとやりたいことあったのにぃ! 年明けまで持ち越しかよorz
 普段の休みなら、多少の不調は意に介さず(というか気にしないようにして)遊び回るのだが、今回ばかりは年末の職場に穴を空けるわけにもゆかず、また症状が近頃流行りの嘔吐腹下しときては、安静にして居らざるを得ない。

 先日の名古屋では、何度も行っていて解ってたつもりだったのに、またしても名古屋の夜の早さにやられた。 腹が減るのを待って20時頃に向かった上社の寿がきやは既に閉店。 慌てて多少繁華街っぽい池下店に行ってもダメ。こりゃあかんと21時頃の栄地下街を歩き回るも、軒並みシャッター街、稀に開いているところは東京でも見るようなチェーンばかり。 最後の望みを旅行者相手の立地に託し、名駅へ。 エスカやサンロードを捨ててテルミナを選んだのは正解だったが、悲しきかな土休日、閉店が平日より1時間も早く、僅かに残った名古屋名物店には長蛇の列。 結局チェーン店にて沈没と相成ったのでした。
 翌日の谷汲がいい感じだっただけに残念。 あと0.3%。
BGM:ランナウェイ(シャネルズ)

11月30日(木)
 ついカッとなって計画した。今は反省している。

 てことで、結局今年も11月には旅に出られなかったので、思い詰めて仕事帰りにJTBトラベランドに飛び込み、その場で明後日発の名古屋1泊2日をget。 ビジネスプランだからハズレは無い。 勝手知ったる?名古屋、もう十数回目になるだろうか。

 最近の旅行に関する優先順位は、第一に楽なこと。 特に早起きは最悪。せっかく仕事から開放されて旅に出るのに、普段よりも早く家を出るなんて勿体ない。 第二には余裕があること。緻密なる計画を立てるのが性分だが、なんかトラブっても代替手段を豊富に講じておく。 名古屋旅行でも、現地での目的自体は日帰りでも早朝発深夜着なら何とかなるものなのだが、普通に往復するだけだと安くない、つーか1泊付きのビジネスプランとほぼ同額なので論外。どうせ旅するなら1泊した方が気分いいでしょ。 夜行バスは時間と金を節約できる優れもので、ここ数年はかなり利用していたが、なにぶん熟睡できず翌日日中に影響が出るのと、今回はそこまで余裕が無い訳じゃないので除外。 往復の新幹線はひかり限定なれど自由席で時間帯制限もナシ。いつでも飛び乗れる。 ひたすら未知を求めて突き進んでいた頃とは、時代が違うのだよ。
 ただ、週末の日中は地元でも済ませたい用事がある。 なもんで、土曜夜出発深夜到着、日曜夕方出発夜帰着という、「アンタバカァ?」と言われそうな旅程が出来ましたが何か?
BGM:8823(スピッツ)

11月11日(土)
 今週ずっと自己嫌悪中。誰かタスケテ orz
 柄にもなくお説教なんてするもんじゃねえ…

 いやね、三連休中に母校の大学祭があって、自分の所属していたサークルも最近は人手不足なもんで、手伝ってたわけよ。 かつての半分くらいの人数になってるのに、多少縮小したとはいえ伝統を引き継いで、同じイベントを開催している努力にはすごく頭が下がる。 けどやっぱ学生の主催だから、社会人の視点で見ると至らない点がいくつかあって、昔の自分たちでも出来ていなかった様なことを、学祭後の打上の席であれこれ言ってしまった訳だが。
 俺が学生の頃はおよそOBの助力なんて必要ないほど人数は居たし、下級生の社会的常識の未熟な点を教育できる上級生も多かったのだが、今は人数減少の為なかなかそうもいかないようだし、OB対応にしろ接客態度にしろ、不満足な点があって当然ではある。 マイナス部分はちょっとした事なんだけど、現役生同士でそれを教え合う風潮というか余裕は無さそうだし、大学は4年間あるのだから、毎年少しずつ改善して成長していって貰えれば、と思って真面目な話をさせていただいた次第。

 一応自分は、他のOBよりも今の現役生に関わっている度合が比較的大きいので、彼等の方がかつての自分たちよりも、更に苦労して伝統行事を維持しているのがよく解る。これだけ出来ているんだから、多少の至らなさなんかは取るに足らないことだとは思う。 でも、せいぜい学祭当日の日中くらいしか顔を出さない多くのOBにとっては、昔の自分達基準で評価すると至らない点ばかりが目に付くわけで、それが「今の現役生はなってねーな」という感想につながってしまう。
 ホント勿体ないと思うんだよね。人海戦術で押し切れた昔の学生よりも、遙かに努力して工夫してなんとか同レベルに近いところまで持ってってるのに、ちょっとしたことで評価ががた落ち。 よくサービス業の教訓で、「10−1=0」とかいうけど、まさにその状態。 しかも昔は11〜12くらいだったから、なおタチが悪い。 現役生達も、別にOBに評価されるために大学祭をやってるわけじゃなし、あまり気にせず楽しんでもらえれば良いのだが。

 心を鬼にして、と言えば聞こえは良いが、要は気になってたことを酒の席でぶちまけただけ。誰かが言わなきゃいけないことなんだけど、俺が言うハメになるとはね。 発言を後で必ず後悔する性格なので、他に誰もやろうとしない時だけやむなく言うようにしてるんだけどね。 ハァ…。
BGM:夢をあきらめないで(岡村孝子)

10月31日(火)
 ひところ壊滅的状態になった、笑えるスレ収集系のページ、手を変え品を変え復活気味なのは嬉しい限り。自分がそれ系のHPの存在に気付いてからまだ1年も経っておらず、過去ログを読み切れないまま幾多の名のある場所が閉鎖されたときは発見の遅さを悔やんだものだ。 寝る前に腹の底から笑うのが、精神にも健康にも良いと聞いたことがあるが、仕事でグダグダになって帰ってきても、こいつらで爆笑すると気分も少しは晴れる。 てことで、今日も今日とて笑かして貰うてます。

 ふと思い立って、近年の自分の旅行履歴を調べてみると、なぜか11月の宿泊旅行が他の月に比べて異様に少ないことが判った。過去10年を見ても、2002年11月の三河湾周遊2泊3日くらいだ。 考えられる原因は幾つかある。学生時代は、大学祭や演習の発表等で忙しく、また翌月から使える青春18きっぷのために出控えていた面もあっただろう。 就職してからは、週末が貴重になったのと、冬春夏と旅行しまくって燃料切れを起こしてきた時期という要因が主となっていよう。
 今年はどこか行こう。既に最終週しか空いていないのではあるが。 
BGM:タンポポ(スピッツ)

10月19日(木)
 あー馬鹿らし。 仕事終わって疲労してるときに中身の乏しい全体会議なんぞやりやがって。

 先日、久しぶりに「こってりらーめんなりたけ」に行ってみた。私は塩豚骨系が好みなのだが、こってりしてるのもgood。いつも通り味玉入りで注文。ここの味玉はイケる。 …しかし、結局スープを全部飲み干せなかった自分に驚愕。 老いたか…。 これに限らず、脂っこい系に対して微妙に嗜好の変化を感じる。自分には縁のないことだと思っていただけに、最初は信じられないのだが、あるべき姿として受け入れるしかないと納得。 そういや、巷にはイチローだかサブローだかというカルト的なラーメンチェーンがあるそうだが、シロートには敷居が高そうなので二の足を踏んでます。
 んでその帰路、こりゃ絶対ノドが乾くと予想しコンビニで炭酸を物色。と、「レモンスカッシュブラック・ガラナ入り」なるものを発見。北海道で伝説的な人気を誇るガラナとあっては飲まずには居れぬ。ワクテカしながら帰宅後に冷やして飲んでみたのだが、んー、これはハズレ。レスカならおとなしく2倍とか4倍とか目指してくれ。
BGM:やさしさに包まれたなら(荒井由実)

9月30日(土)
 今年も恒例の北陸旅行。 今回はのんびり旅をテーマに2泊3日。

 初日、新幹線から特急「ひだ」に乗り継ぎ、飛騨古川入り。小雨がパラつく生憎の天気の古い街並みを巡る。何か騒がしいと思ったら、翌日から「そば祭」開催の準備中とのことで、タイミング悪かったようだ。それでも市内で飛騨牛うどんに舌鼓を打ち、神岡行きバスの客となる。
 峠を越えて流葉スキー場で下車。冬はにぎわうリゾートだが初秋は閑散。そんな中坂道を上ると、ここだけクルマの出入りが絶えない「ウェルカーサ流葉」に着く。周囲の温泉郷のような知名度は無いが、広い無料休憩所とレストラン、そして天然温泉を備え、地元民にも大人気のようだ。 さっそく温泉に入ってみると、無味無臭無色透明ながら異様に肌がヌルヌルする。 露天風呂からはのどかな光景が広がっていた。 湯上がりに飛騨牛乳でくつろいでいると、TVで山本昌が最年長ノーヒットノーラン。
 再びバスに乗り、神岡市内に入る。初めて訪れたのはもう9年前。強烈な寂れっぷりが印象的だったが、今回は多少賑やかな部分も見られた。陽が落ちるまで歩き回ってから移動し、友人達と合流して高岡泊。

 翌朝は6時に起きて早々に移動開始。万葉線の終点越ノ潟から、無料の県営渡船で対岸の堀岡へ渡る。富山新港開削に伴って分断された道路の替わりだが、近くに建設中の新港大橋が完成すると役目を終えるだろう。 渡船で折り返して市街地へ戻る途中の中伏木では、義経伝説の残る如意の渡船が対岸の伏木とを結んでいる。「10分で戻ってこれるか?」と聞いたらOKだと言うので、つかのまの遊覧運航を楽しんだ。 こんな場所に海上保安庁の巡視船が3隻も居たので尋ねると、「体験乗船デー」だという。事前に知っていれば… 乗りたかった。
 しかしこの旅の白眉は、2時間ほどの空き時間に訪れた「潮騒の湯」。あるはずの場所には有料老人ホームが一軒。聞くと最上階の風呂を日中は一般に開放しているとのこと。 銭湯料金のみで入れる展望風呂からは、富山湾の絶景を一望。さえぎるものなく180度広がる円い水平線は、歩きづめの疲れた躰を癒すのに絶好だった。 自分は旅程のカッチリした旅が好きなのだが、急がない旅も良いね。
BGM:波のり(スピッツ)

9月19日(火)
 今度こそ自転車を買い換える決心をした。もう嫌じゃ。

 事の起こりは朝の通勤時。家を出てすぐの急な登り坂で、6→4にシフトダウンした途端にチェーンが外れた。よくある事だが場所が悪い。推進力0なので坂の上の平地まで押し進んだ。得意の20秒リカバリーにかかろうとすると、やっかいなことに前後ともはずれている。こうなると容易には直らず、焦っているうちに右手中指がペダル付近に巻き込まれ、甲側の第一関節あたりがスパっと深めに切れてしまった。両手真っ黒な上に中指血だらけだが怯むわけにもいかず、5分少々でようやく修復。いつもならそのまま職場に行くが、この手で向かうわけにもいかず、破傷風等も怖いので自宅へUターン。手を洗い応急処置をして再スタートしたが、平時より15分の遅刻のやむなきに至った。
 仕事中も、右手中指は非常に使用頻度が高く、血が止まりやしねえ。気にならなくなるのに一週間近くかかった。

 自転車と言えば、先日の九州旅行でも2回レンタサイクルを借りた。徒歩よりも圧倒的に早く、レンタカーよりも格段に安いこの乗り物は、昔から重宝している。 借りた都市をざっと思い出すと、永平寺・勝山・武生・野辺山・京都・加古川・和歌山・野田川・天橋立・和気・津山・新居浜・佐世保… 都内では山手線内以東のほぼ全域を走った。 最近はクルマに流れることも少なくないが…。
BGM:元気を出して(竹内まりや)

8月30日(水)
 てことで、夏休み旅行として九州に一週間ほど行って来た。廃墟&戦跡というテーマがいっそう強まった旅となった。

 旅程の都合上、最初四国に寄り道した。松山からフェリーで周防大島へ渡り、悲運の戦艦陸奥記念館を訪問。さらに徳山から大津島へ渡る。太平洋戦争中、人間魚雷「回天」の基地があったことで知られる島だ。陽が傾きつつある頃に資料館を訪れると、折しも戦中世代が数名、往時を回想しつつ居り。なりゆきで話を聞きつつ一緒に見学したが、説教じみているわけでもなく淡々とした話しぶりで、和らいだ雰囲気で閉館までのひとときを過ごした。

 九州上陸後は、世界唯一の海上石炭基地といわれ、九州最後の炭坑だった長崎の池島へ。最盛期には7000人を超えた住民も、閉山した今は500人程度。丘上には無人の中層住宅が建ち並び、巨大な工場施設が廃墟と化し、夏の強い陽射しの下に独り佇む。もっとも、炭坑技術の海外研修生を受け入れているので、港付近にはそこそこ人気がある。目的が違うと、つい島人を避けてしまう自分がなんだか怪しい。
 廃墟巡りの仕上げは、この世界では非常に名高い、浦ノアの造船所跡。夏の盛りとて、本体はジャングル状態でとても近づけなかったが、裏側の海岸沿いに眺められる。 と、ここでアクシデント発生。ぬかるみに思いっきり踏み込んでしまい靴が脱げ、何とか回収したときにはズボンまで泥だらけに。 このまま旅を続けるわけにも行かず、幸い廃墟横に小川があったので、昔話ばりに川で洗濯した。 誰もいないのを良いことに、小一時間廃墟を眺めつつ躰ごと天日干し。おかげでその後の予定は狂ったが、なかなかに充実した一時であった。

 フツウの観光地としては、英彦山や耶馬渓なんかにも行ったけど、なんつーか車窓観光で充分という感じだったね。嗜好の変化、かも。
BGM:夜を駆ける(スピッツ)

8月18日(金)
 夏の甲子園通いもとうとう10年目。我ながらよく続けてるとは思う。お盆の金曜夜に出発したら、夜行バスは2時間半の遅れ。ちと予測の範囲を超えていたが、幸い天候に恵まれ快晴だったのでOK。そんなわけで今年の観戦結果。

  香 川 西  000 002 000|2
  日本文理 000 000 010|1

私が座ったのは3塁アルプス。 昨年に続きまたしても勝利! いやたまらんね!
10年目を機に、これまでの戦績を振り返ってみた。

  1997.8.13  桑 名 西 0−4 大分商業
  1998.8.14 佐野日大 4−5 宇和島東
  1999.8.18 静   岡 3−4 桐生第一
  2000.8.16 中津工業 0−6 日大豊山
  2001.8.18  習 志 野 5−6 明   豊
  2002.8.18 智弁学園 3−7 智弁和歌山
  2003.8.16 光星学院 1−3 木更津総合
  2004.8.10 佐賀学園 5−10 富山商業
  2005.8.13 桐光学園 3−2 聖光学院

 左側が応援した高校。当初8年間は全敗。そりゃ疫病神と呼ばれても仕方ない。ちなみに、観戦は1年に1試合だけと決めている。何の思い入れもない高校でも、アルプスで一体となって応援していると、ひとつ終わればかなり疲れるんですよ。暑いしね。

 その後、帰りの新幹線まで余裕があったのでJAM経由で天保山に行ってみた。小高い丘を上へ上へと登っていると、地元のおばちゃんに呼び止められた。「そっちは天保山とちゃうでえ。下、下。」山頂を目指すのに下るとはこれ以下に。 んで、三角点に辿り着く。標高が低いのは知っていたが、せめてもうチョイ山らしき体裁を備えているのかと思ってた。 びっくりだね。
BGM:唇よ、熱く君を語れ(渡辺真知子)

7月31日(月)
 ここ10年来、ウチには親の寝室しかエアコンがなかったのだが、梅雨明けを前にとうとう居間にも導入された。熱帯夜にパソコンを動かしている身としては、避難所の誕生は有難い限り。 と、親が今度は扇風機を買ってきた。それも2台も。今でも各部屋に1台ずつくらい扇風機が回っている我が家に、これ以上さらに増設する気か? 曰く、「複数の扇風機を回し、できるだけエアコンは使わないようにする」 さらに、物置の奥から超年代物の扇風機を引っ張り出してきた。 何がしたいんだ親父…

 今年の夏休みはお盆の翌週に指定され、様々な要因により2年前と同様に九州に行くことにした。学生時代から数えて、もう8回目くらいになろうか。さすがに有名どころはだいたい訪れたので、今回は日程に余裕もあることだし、どこかの島に2〜3日滞在して過ごしてみようか、と考えた。特に名所を巡るでもなく、気が向くまでブラブラ。
 ・・・しかし、イマイチそれを楽しんでいる自分を想像するのが難しい。 なにかしらキッチリ計画を立てられる対象がないとダメらしい。現地に行けばどーにかなるとは解っていても、計画の段階で撥ねられるんだからどうしようもない。ちったあ変えたいね、この性格。
BGM:けもの道(スピッツ)

7月19日(水)
 三連休は中京〜関西へ。 クソ暑かった上に、毎日のように雨に降られて往生したよ、マッタク。
 初日は、セントレア(中部国際空港)に見学に行って意外に不便な点が少なくないと感じたり、特別開館した名鉄資料館に行ったりで、比較的まったりと動いた。 翌日は湯の山温泉。噂には聞いていたが、寂れっぷりはすごいものがあるね。昼食場所にも苦労するとは思わなかったよ。 味のある廃墟が多くていとあはれ。 三日目は和歌浦、ってすっかり廃墟づいてますな。やはりその筋には超有名。 下調べが甘くて収穫は無かったけど、海水浴場周辺など意外とにぎわっていた。 が、万葉小径とか観海閣とか三段橋とかガッカリ名所ばっかし。
 
 それにしても、元ちとせが「百合コレクション」をカヴァーとは、良い時代になったものだ。あがた森魚の声は、確かにみゆきの世界にはハマっていることが多いが、時には女性ヴォーカルでしっとりと歌い上げたものを聞きたいとも思う曲が多い。
BGM:百合コレクション(あがた森魚)

6月30日(金)
 私は何かと、趣味の対象をデータ化ランク付けしたがる性質がある。あだち充関連にしろ旅行関連にしろ、何かしら順位を定めて数値化することに成功すると快感を覚える。
 最近ではスピッツの曲にハマり、いろいろと聴いている。 曲の好みは人それぞれであるが、対談集などを読んで、本人達の評価と自分の評価が違う曲があったりすると複雑な気分にもなる。 んで、アルバムを聴いていると、どうも自分の好みに合わない曲が少なくないことに気付く。 MP3プレイヤーへの採用曲は、「色色衣」「空の飛び方」「ハチミツ」が各7曲、「名前をつけてやる」「インディゴ地平線」「花鳥風月」が各5曲などで、「フェイクファー」のみ例外的に12曲中11曲採用。 大抵3割、多いと半分以上がいわゆる「捨て曲」になってしまうのだが、これって変なのだろうか? 皆、平等にとまでは行かなくても、大多数の歌に愛を注げるのだろうか?

 俺は別に望んでそうしてるわけじゃないのに…。 事勿れ主義だって重労働なんだぞ! 馬鹿野郎! by M順
BGM:スピカ(スピッツ)

6月18日(日)
 ウチの裏手は崖になっていて、崖の上は空き地でその奥に所有者の家がある。空き地には十数本の木が立ち並び、所有者が手入れをしないものだから、崖下の自宅まで生い茂ってきて鬱陶しいことこの上ない。 んで、こちら側にはみ出してる枝については勝手に伐採して良い旨の承諾を得ているので、時々森林破壊の挙に出るわけだ。 父の日を控えた昨日、親父に「切っとけ」と言われたので、久しぶりにやってみることにした。

 まずは手に届く範囲の枝を剪定鋏で刈り取る。そこそこいい気分になれるのだが、所詮は小手先、文字通り問題の根本的な解決にはならないほど木は巨大化してウチを覆いかけている。つか、高い枝は脚立に乗っても届かないし、第一太すぎて剪定鋏じゃ歯が立たん。 どうしようもないのでホームセンターでチェーンソーを買ってきた。2番目に邪魔な木の中腹まで、十数年ぶりに木登りをして取り付き、変な体勢で四苦八苦しながらも、鋏を跳ね返した太枝を次々と切り落としてゆく。爽快々々。 しかし最も邪魔な木は、登れる足場もなく、先端も高すぎる。 しょうがないので、幹から切り倒すことを決断。さすがはチェーンソーの威力、さしたる苦労もなく木は折れ、崖下のウチとチャリとバイクを直撃したのでした(泣)
 さて後始末。小枝だけならゴミ袋に詰めてやるんだが、さすがに幹とかは話にならんので、ある程度分解してから崖上に放り投げ、肥料になることを期待して放置。そこまで面倒見てられっかい。 ちなみに伐採中ずっと、所有者の家からは明るい笑い声が響いてました。ったく。こっちは筋肉痛だっつーの。
BGM:太陽の下(レミオロメン)

5月28日(日)
 GWにも3泊4日の旅をしてきたが、今年は2月以外に毎月1回の旅行と、まだ少々抑え気味である。 学生時代から書いてきた旅日記も13冊目、旅No93を重ね、旅行百回まであと僅か。
 記録を見返して、やはり感じるのは費用の増大だ。学生時代の2泊以上の旅では、だいたい5000〜8000円/日くらいだった。さて最近はと見ると、面白いことに一日あたりの費用がどの旅行もかなり似通っている。5月の岡山3泊が13825円、4月の会津1泊が13034円、1月の名古屋2泊は13802円、昨年10月の京都1泊が13905円、9月の北陸8泊が13753円等々、見事に皆13000円台になってる。 北海道や沖縄など、飛行機を使った場合はさすがに跳ね上がるが、そうでなければ概ね同じような旅行をしているんだろうか。

 思うに、学生の頃は、100のモノに100の金がかかるところ、時間等を犠牲にして50でやりくりしようという考えだった。今でもあれこれ工夫するのは変わらないが、80の金で120の満足を得ようと努力している。必要な部分には金を惜しまないし、他のモノで紛らわせたりもしない。良い悪いは別の話として、そーゆーことやね。
BGM:日曜日(スピッツ)

5月18日(木)
 ここんとこ、しばらく体調の悪い日が続いた。 しかし、この季節にインフルエンザはあんめえ。

 朝から腹痛があったのだが、仕事中にさらにめまいと発熱。さらに節々の痛みと指先に痺れを感じるに至って「これはヤバイ」と直感。なにせ3年前の冬に患ったインフルエンザとそっくりの症状なのだ。なんで今頃、とも思ったが、先週たまたま上司の子供がインフルエンザを発症したと言うので、こりゃ他人事じゃない。 その日は仕事後の会議と呑み会をドタキャンして帰宅。食欲はあまり無かったので、さっさと床に就く。

 あまり眠れずに迎えた翌朝、どうやらインフルエンザの擬似症状は発熱を除いて軒並み治まったらしい。しかし、なんだか息が苦しい。 どうやら5年ぶりに過呼吸が出てしまったようだ。一般で言われている過呼吸とは違うのかも知れんが、表面上では平常でも、心肺が常に冬場にマラソンを走った直後のようになっている症状。 なにせ寝てても息をするだけで苦しいので、なるべく動かないようにしてしまう。走ったりなどもってのほかで、どんどん無気力になっていく。 前に旅行先で発症した時は、3泊4日の予定だったのに、初日に問答無用で強制送還。 人によって症状はさまざまらしいが、自分の場合はペーパーバッグ法なども一時しのぎにしかならず、数日かけて自然治癒するのを待つしかない。 いや参ったね。
BGM:想い出の渚(ワイルドワンズ)

4月30日(日)
 ここのところ毎日、テレビで卓球が放送されている。それもゴールデンタイムに。年に一度の世界選手権とはいえ、やはり愛ちゃん人気に依るところが大きいのだろう。男子は全く映らないし。今まではオリンピックの時がほとんど唯一のチャンスだったのだが、まことにもって嬉しい限り。

 しかしテレビ東京さん、いや放送してくれるのは全面的に評価してるんですけど、エンターテイメント性を高めようとしているのも解るんですけど、ちとやりすぎだと思いません? なんですか選手につけられたあのK−1ばりのキャッチコピーは。 「小さな大エース」福原愛は当然としても、「中国五千年の大和魂」金沢咲希ってそんな反日感情に油注いで火をつけるような…。 情報の少ない外国選手なんてさらにヒドイ。 「肝っ玉母さん」ってなんですか? 「ロシアンカッター1号」「ロシアンカッター2号」って人造人間ですか? もし日本語読めたら大問題にされそう。 ある意味マイナーTVネットで良かったか?

 いやね、本当に有難いと思っているんですよ、放送してくれたことには。
BGM:魔女旅に出る(スピッツ)

4月15日(土)
 週末を利用して、会津へ1泊2日の小旅行としゃれこんできたのだが、かつてない強烈な温泉や、生まれて初めての雪道運転with吹雪など、すずろなる思ひをぞしつる。

 昼頃、猪苗代駅で友人と合流し、日本硫黄沼尻鉄道の廃線跡を辿る。雨模様の天気だったが、そこはレンタカーの威力。 終点の沼尻集落からさらに登っていくと、沼尻温泉があった。併設のスキー場は既に閉鎖されており、人気のない温泉街のホテルに日帰り湯を見つけた。これが今までに経験したことのない強酸性泉で、湯が普通に酸っぱい。「ほのかに」どころじゃなく。念願だった「降る雪を見ながら温泉に浸かる」は一応果たされたのだが、短時間で皮膚がピリピリしてきて、ちと身の危険を感じて早々に退散し、スキー場近辺や沼尻集落を散策。

 次は磐梯高原を経由して喜多方へ抜ける行程。高原では雨が雪に変わるんじゃないかとの恐れはあったが、国道上だし除雪はしっかりしてるだろう、と出発。すれ違うクルマが雪を積んでたりするのが不安をあおるが、「スキー場帰りだろう」などと強引に己を納得させる。 しかし願いもむなしく、五色沼のあたりでは霙から雪に変わり、裏磐梯高原駅付近で積雪となる。とりあえず有料道路を使ってでも麓に降りようか、と話していたら、磐梯山ゴールドラインは雪のため閉鎖orz。 こりゃ行くしかねえなと覚悟を決め、459国を檜原湖沿いにのぼってゆく。途中ですれ違った路線バスが勇気づけてくれる。道の駅裏磐梯に至って轍も減り、周囲は吹雪。これ以上悪くはならないだろうが、明るいうちに突破すべき、と休む間もなく取上峠に進む。峠を越えれば一安心、エンブレを効かせ40q/h程度で慎重に下る。大塩裏磐梯温泉の頃には雪は雨に戻り、久しぶりに対向車も見た。沼尻温泉から70分、人生初の雪道運転は何とか無事に終了した。

 喜多方市街は、苦手な雨の夜間運転だったが、吹雪の雪道に比べれば鼻歌気分。市役所付近で喜多方ラーメンを食し、帰京する友人を駅まで送った後、独り今宵の宿熱塩温泉へ向かう。素泊まり4000円なればお世辞にもいい宿では無かったが、温泉が全てをOKにしてくれる。 この湯、名前の通り熱くて塩辛い。これまた「ほのかに」レベルではなく、普通の塩水の如く。 翌日もゆっくり朝風呂を楽しみ、日中線跡経由で昼頃には会津若松まで下り、仲間と合流して帰京。 現地にいた時間はほぼ一日程度であったが、中身の濃い旅となった。
BGM:熱くなれ(大黒摩季)

3月31日(金)
 いやはや、週末月末年度末って、重なり過ぎやねん。そんでも翌日が休みっつーのはありがたいけど。

 ウチのクルマは、昔は1500マニュアルのシビックだったのだが、5年前からATワゴンRに変わった。最初は「なにこのゴーカート」などと思ったもんだが、今やすっかり堕楽。 まあマニュアルの運転なんぞは少し乗れば思い出すだろうが、困るのはたまにレンタカーで普通車に乗る場合。1000〜1300クラスでも、軽に比べれば異様に加速が良い。ちょっと踏んだら50キロってか。 まあ旅先の道はこっちの街中みたいに細々とはしてない所が多いからなんとかなるんだが、速度感の違いってのは実はとっても恐ろしいことなんじゃないだろうか。くわばらゝゞ。

 んで、来週末にまたレンタカー借りる予定なんだが、今度は雪の可能性があるとのことでガクブル。雪道なんて走ったことねえし、チェーン触ったことも…。そもそもウチのクルマ積んでねえだろ。 どーなることやら。
BGM:愛の言葉(スピッツ)

3月19日(日)
 つーことで、行って来ました沖縄。3泊以上の旅行は昨年9月以来で、そこそこ充実。 結局往路は、ネットオークションにて7000円弱で仕入れた株主優待を利用。那覇空港に着いたらいきなり俄か雨でへこんだが、後はずっと好天でgood。

 初日、おもろまちのDFSギャラリアでレンタカーを借りる。空港近辺の店舗より安い事が多く、こちらに誘導したいようだ。予定よりやや出遅れたため、識名園をキャンセルして豊見城城址公園へ。 …何か廃園になってるんですけど? 入り口は閉ざされてなかったので中を覗いてみたが、もちろん人っ子一人おらず、各種施設が朽ち果てておりました。裏の野戦病院壕跡へ行ってみたが、一人では怖くて奥に進めたもんじゃねえ。電灯壊れてるし。もっとも入ってすぐのところで崩落してましたがね。 この後は最南端の喜屋武岬・具志川城址を見て終了。

 二日目、今度は高速経由で本島中部へ。世界遺産の中城城跡と、その先の壮大な誤算遺産を堪能。次いでミリタリー属性を満足させるべく嘉手納へ行ったが、見物としてはたいしたことなく拍子抜け。日本最南端の道の駅で巨大バーガー喰って残波岬へ。こちらは超有名どころとあって観光客もそこそこ見受けられたが、喧噪と煩わしさを感じさせるほどではなく、マッタリと過ごせた。灯台にも登れたしね。 この灯台、階段数なら日本有数なのでは?

 三日目は国際通りを観光しただけで昼過ぎには福岡へ飛び、また滞在僅か二時間で呉へ。翌日、大和ミュージアムと映画大和ロケセットを見物して帰京。自分の趣味への拘りが原因とは言え、何とも余裕の無い変な日程だった。 もう少しなんとかならんモンかねえ、マッタク。
BGM:ツバサ(アンダーグラフ)

2月28日(火)
 ゲームにもいろいろあるが、私が得意なのはRPGやSLGといった、研究に研究を重ね、じっくりと取り組めるタイプのもの。落ちゲーや格闘のような、瞬間のひらめきが要求されるものは向いてない。  パズルゲーといえば、ぷよ通と戦球くらいしかハマったものがなかったのだが、最近久々にヒットしたのが、GBAのミスタードリラーGだ。

 とはいえ、やはり相性の悪さは如何ともしがたい。いくらティルフィング☆100とか鍛えても、「バルドの戦士など相手にもならぬわ」とか言い捨てられるが如く。 アマゾンまではロボ作7体で何とかなったのだが、超上級の南極はどうにもこうにも。 結局宇宙を掘りまくって30000マイル溜め、メカ沢10体で突撃してようやくクリア。
 んで出てきた隠しキャラのダーティアンゴラ。これが素晴らしい! なんなのあの掘削力! 他キャラと比べると歩兵と銀将の差だね。 んで、喜々として掘っていたんだが、ふとあるピッタリなセリフが頭を離れなくなってしまった。
     梁山泊十六傑、頭傑・體傑! 我らの前に広がるのは殺戮の荒野…!by男塾
BGM:仲良し(スピッツ)

2月18日(土)
 なんとか木金の有休も確保し、3泊4日で沖縄+α旅行に行ける目処がついたのだが。
 運賃をどうするかの悩みが解決してない。やはり早割21の購入可能期間を逃したのが、今となっては悔やまれる。 といっても、まだ往路便の時間すら決定していない状態ではね。朝6時台の一番機ならば格安なのだが、そうなると自宅を4時台に出ねばならない。現地ではレンタカーを使うので、寝不足や疲れは極力排除したい。 ってことで、今探してるのが株主優待。片道35000円の羽田沖縄便が半額になるのだから、優待券に7000円くらい費やしても特割7なんかより遙かに安い。しかし、金券ショップでの相場は結構高く、ネットオークションで上手く購入できれば、という状態。 間に合うのか?

 GBA版ファイアーエムブレム、封印から手を付けたのだが、どうも自由度の低さが気になった。トラキアやティアサガのようにやれとは言わんけれども、なんかね。 んで、順序通りなら烈火に行くべきだが、敢えて自由度の高そうな聖魔へ。なんか外伝チックで結構ヒット。やっぱ死神マシーン軍団を造ってなんぼだよね、このシリーズは。
BGM:花(ORANGE RANGE)

1月29日(日)
 しっかし、まだ残ってんのね、雪。 以前の大雪の時は、もうちょい早く溶けて消えてたと思うんだが。 雪の一週間前も大雨で車の運転が怖くなって途中で引き返してきたし、どうもロクな週末にならん。
 雪の翌日、ちょっと出かけるのに自転車を使ってみた。車道は余裕で通行可能になってたが、車の通らない道はまだ雪道で。 こんな経験なかなかできないと思って、わざわざそーゆー道を選んでみたのよ、チャリ技術のスキルアップのためとか何とか。 結構、いつ転んでも対応できるような心構えで行くと、それなりに落ち着いて走れるもんだね。急制動急転回を戒めれば、雪道でもそれなりに走れることを実感。 その後の登り坂で無理してすっ転んだけど。

 なんかすんごく沖縄に行きたくなってきて、情報を集めている。飛行機の片道運賃が前割使っても3万円くらいするのに、往復+宿泊プランが同程度の値段ってどーゆーことよ。 さらに困るのが、復路は九州に寄ってから帰りたいのよね。復路券捨てるのはもったいないし。
BGM:プラネタリウム(大塚愛)

1月14日(土)
 しっかし、曜日配列悪いねえ。 この年末年始も、30日まで仕事、明けは三が日過ぎたら仕事、ってどこにも行けやしねえ。
 なので、例年通り成人式三連休に中京方面へ出かけてきました。

 今回は日程に余裕があったので、往路は巷で人気のツアーバスを選択。時間が東京1010→1500名古屋とやや中途半端なものの、初日は移動日と割り切っていたのでOK。 なにより夜行バス並の3列シートで片道たったの3000円というのが嬉しい。青春18きっぷよりも僅か+700円で、新幹線を除いて最も速く、乗り換え無しでグリーン車並の快適シート。 とかくツアーバスには嫌なウワサがあるので少々不安だったが、昼行便なので最悪運行中止でも他の手段があると考えて選択して大正解。 トイレ無しで途中休憩2カ所。 余裕のない設定らしく、大和トンネルと大井松田での渋滞で22分遅れて到着したが、まったく許容範囲。

 到着後、友人と合流して夕食は櫃まぶし。 美味しいんだが、さすが名古屋名物の中でも一番値が張るだけはある。並と上のちがいがイマイチ判らんかったし。 これで一通り名物は喰ったかな。あんかけスパは食べる気にならんのよね。 
 そして宿へ。 これがまた昨年の大名古屋温泉に勝るとも劣らない衝撃度で、宿泊中に地震が来なくて良かったなあとつくづく思った。 曲がった柱、歪んで閉まらない襖、沈みこんだ床…。 風呂を追い焚きしたら、いろんなモノが浮いてくるし。

 翌日は雪の中を京都へ移動。無茶するモンじゃないね。体調悪化により呑み会が楽しめず。

 相変わらずですが、本年もよろしゅうねがいます。
BGM:いつでも夢を(吉永小百合&橋幸夫)

【過去】 【TOP】