幼稚園児にも出来るポケモンカードを使用したゲームを考えました。
10分程度で勝負がつき、運だけではなく自分の判断も結果に関係するので面白いです。
本来のルールと違い、エネルギーカードを技の使用時に捨てるので、一方的な試合になりにくいです。
お金をだしてカードを集めた人が強いといったゲームじゃないところもよいです。
足し算、引き算やひらがな、カタカナの勉強になるのでは...というのは、都合がよすぎるかな。
トレーナーカードは使用しません。
使用するエネルギーカードのタイプ以外のタイプの技を持つポケモンカードと、ダメージを与える技のないポケモンカードは使用できないので別にしておきます。
我が家では、[水]=[葉]、[電気]=[炎]、[超]=[悪]、[闘]=[鋼]として、ほぼ全てのポケモンカードを使っています。
左の画像の一番上のカードがポケモンカードです。
手持ちのカードのうち弱すぎたり使いにくいカードは事前に除外してもいいです。
中央のエネルギーカードのタイプと一致した技を持つポケモンカードにします。
左の画像の中央のカードがエネルギーカード。うちでは4タイプを使っていますが、3〜4タイプぐらいがいいでしょう。
ポケモンカードの種類を多く使いたい場合は、「炎のエネルギーカードは炎と電気の変わりになる」など事前に決めるとよいです。
左の画像の一番下のカードはトレーナーカードで使っていません。
左の画像では手前側のカードを開いていますが、本当は相手に見えないようにします。
たねポケモンや進化ポケモンは無視し、どのポケモンカードから出してもよいです。
エネルギーカードをトランプで代用する場合は、クローバーが闘(グーの絵)、ハートが超(目の絵)などと事前に決めます。
トランプの数値は意味を持ちません。ジョーカーも入れて、ジョーカーは何のエネルギーにでもなることにしましょう。
技をだすのに必要なエネルギーカードのタイプと枚数は、技の左横のマークです。☆は何のカードでもいいです。
技のダメージは、技の右横の太字の数値です。太字数値の横に+や×が書いてあれば、コインを投げ、表なら更に20ダメージを与えます。
技の下の小さい字の説明や弱点、抵抗力は無視してます。
写真の例では、ブースターが炎1枚とその他1枚(ここでは目)のエネルギーカードで「ファイヤーテール」の技をだし40ダメージを与えたところです。
使用したエネルギーカードは使用済みのカード置場に捨てます。(オリジナルと違う)
技に必要なエネルギーカードがない場合やエネルギーカードを貯めたい場合は、技を出さずに相手の順番にします。
場の中央のエネルギーカードがなくなったら、捨てられたエネルギーカードを切って裏向きに場の中央に置きゲームを続ける。
左の画像のような特殊エネルギーは、トランプのジョーカーのように何のエネルギーの変わりにもなります。
特殊エネルギーカードを持っていない場合は、トレーナーカードをエネルギーカードに10%程度混ぜ、オールマイティなエネルギーカードにするとよいです。
オールマイティがないと、技をだすのに必要なエネルギーが集まりにくく、つまらない気がします。
最初に配るポケモンカードは5枚づつぐらいの方が「ピカチュウ」など弱いポケモンカードを混ぜてもおもしろく遊べると思います。
実力差もでやすくなりますが、うちではゲーム時間が長くなりすぎるので3枚にしています。「もう1回、もう1回」と言うことが多いので。
うちのカードで強すぎてゲームバランスが悪いのは、ゴローニャとゴウカザルLvXの一度に100ダメージを与えるカードです。
3人目にこれらのカードをとっておきそれまでに必要なエネルギーカードを溜めておけば、一気に大逆転できます。
うちでは、ゴローニャには技の下の小さい字の説明を採用し、「すてみタックル」時に自分にも60ダメージ与えることにしています。
引き分けが多くなりますがバランスはとれます。
その後、アズマオウも入手しましたが、なんでもいい1枚で90ダメージは強すぎるので、技の下の小さい字の説明を採用し「コインを2回投げ、1回でもウラなら、このワザは失敗」にしています。
子供は漢字が読めないですが、数個の例外規定は覚えていられるようです。
アズマオウで例外規定を設けた後は、似たようなカードを持ってきて「これも、コインでウラならダメなんでしょ?」と聞いてきました。ひらがなとカタカナの部分と漢字の雰囲気で分かったようです。
5歳になれば興味があればちょっとは漢字も覚えられるようです。
このようにカードの記載を都合よく採用していけばバランスは取れますが、ややこしくなりすぎない範囲がいいです。
どんなカードが来るかも運なので、あまり特殊なルールは採用しない方がいいです。ゴウカザルLvXの「ほのおのうず」には例外規定を設けていません。カードの枚数が増えすぎて、例外を作ると管理しきれなくなってます。
正式ルールでも、かなりカードによって強弱があります。大逆転とか一方的な試合が多くてつまらない気もするが....。
うちでは入れていませんが、エネルギーカードの中に使えそうなトレーナーカードを混ぜてもいいです。
「キクノの優しさ」なら、自分の順番に技の代わりに出すと50ダメージ減らせる。 とか。
技の下に書いてある特殊効果(コインを2回投げて表×30のダメージとか、コインが裏ならどくなど)ですが、子供は漢字が読めないし、基本的に無視しています。
もし無視しないなら、どくは相手の番が終わるたびに+10ダメージで、ヤケドは相手の番が終わった時にコインを振って表なら+20ダメージぐらいがよさそうです。
この簡単対戦ルールだとベンチに逃げることができないから、本来と違い自分の番の後はダメージを受けないほうがいいでしょう。
正式ルールでも遊ぶようになると、このルールは単純な方がいいですね。気軽に遊ぶときはこっちという感じで。
このルールでは、たねポケモンとか進化ポケモンは関係がないですし、無理に進化のルールを取り入れる必要はないと思います。
ただ、うちの子供はなぜか進化が好きです。下の2歳児まで「○○が ちんか つると○○(注、全く合ってない)」とか言ってます。
強引に進化を取り入れるなら、進化ポケモンのカードは全てを表にして別に置いておき、たねポケモンのみでカードを配ります。
たねポケモンで攻撃の時にそのポケモンの進化ポケモンカードがあれば、たねポケモンの属性のエネルギーカードを1枚使って、技をだす代わりに進化できる。ってルールを加えたらどうでしょうか。
ダメージはそのまま引き継いだ方がいいですね。進化したらHPは進化ポケモンのHPの数値になって、技は進化ポケモンの技もたねポケモンの技もだせます。
我が家ではスターターパックの中で安かった「ゴウカザルVSエルレイド」を初めに買って遊んでいました。
子供の好きなピカチュウ、ポッチャマ、ナエトル、ヒコザルの入ったギフトボックスを買えばよかったです。
旅行中に、ポケモンカードのことを全く知らず購入したので、60枚もあれば1枚ぐらいピカチュウが入っているのかと思っていました。
今は、ベストウィッシュを含めポケモンカードがかなり増えています。正式ルールのデッキ作成に使えないカードでも遊べるのがこのルールのよいところです。