部屋について

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--部屋について--

 短期留学であったり、交換留学の場合には、ホームステイは原則二人部屋なんてこともありますが、私の経験では相部屋はなく、基本的にいつも個室を使っていました。もっとも、ホテルではないので、同じ金額を支払うとしても部屋のグレードが均一かというと必ずしもそうではありません。 …というより当たり外れはかなり大きいです。これは、ホームステイをする家によっても大きく異なりますし、一件の家であっても、複数の部屋がある場合には、必ず優劣があります。私自身は、学校が休みの時に利用する程度(最長で1ヶ月)でしたので、あまり部屋にはこだわりませんでしたが、長期のステイをしている人は時々「違う部屋の方がいいのに～」と陰で言っていました。 「別に多少の違い、どうでもいいじゃない?」と思う時もありますが、実際に「こりゃひどい部屋だ!」と文句を言いたくなる場合もあります。 私のように単発でホームステイをお願いすると、その時のタイミングなどによって、広い部屋と狭い部屋とを割り当てられました。 もちろん、極端に小さな部屋は、「ちょっと安くていいよ」と割引もしてくれたり。逆に、目茶苦茶大きな部屋でかつダブルベッドに一人で寝たりしたこともあります。 もっともこれはこれで寂しいもんです。ちなみに小さい部屋としては3畳もない部屋に机とベッドとタンスがある、なんて物置みたいなのもありました。 また、英国の家庭では、子供が大きくなって独立した後に、中年の夫婦が子供の部屋を留学生に提供する場合が多く、かつて女の子の部屋だったところに入ると、壁紙が全部ピンクの花柄、ベッドのカバーも花柄、なおかつなんとなく香水くさいなんてこともありました。 ふざけて文句を言ったら、さすがにおばさんも少し苦笑いしながら、「この部屋しかないから我慢してね」と言っていました。もっともこのおばさんとは結構仲が良かったので、実際には別になんとも思わなかったんですけどね