2000年 11月
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2000/11/28 黄金の週末

週末は素晴らしかった。 土日とも秋ヶ瀬公園に油絵を描きに行った。 紅葉を描くためだ。 土曜は3時近くに行ったため、1時間半で時間切れになった。 4時になると、景色が光を失ってしまうのだ。 土曜の段階でも、キャンバスは埋まっていたが、完成度が不満だった。
日曜も晴れたので、こんどは昼頃から一人で行って絵を描いた。 引っ越して以来、実家以外に車で行ったのはほとんどはじめてだ。 道を間違えるハプニングもあり、かなり困ったが、なんとか往復することができた。 じっくり描き込んで、だいたい良くなってきたと思った3時頃、急激に、木々が輝きだした。 光線の加減でその時間に一番きれいなポイントだったらしい。 前日、その時間にいって選んだため、そうなっていたのだ。 あわてて明るい絵の具をばんばんのせたので、絵に勢いも出て、よかった。 4時にはやはり急に景色が沈みだしたので、影響されないうちに、店じまいした。
乾いたら、細かい点をちょっとだけ修正してサインを入れよう。 家に飾るのが楽しみだ。 とはいえ、そのころは秋ではなくなっていて、季節はずれかもしれないが……。

土曜は、ボウリングにもいった。 ひさびさにやった。 しかも4ゲーム。 成績はアベレージ135、ハイスコア154と、いまいちではあるが、ひさびさにしては満足のいくものだった。 が、翌日から体中が痛くてたまらない。 ボウリング程度でも、筋肉にとってはトレーニングになるらしい。


2000/11/24 予感的中の虹

なんとなく、そろそろルーシー(毎朝埼玉TVで再放送している『南の虹のルーシー』)が終わりそうな気がして、昨夜、目覚ましを7時半にかけて寝た。 夜更かししていたので、起きるのは辛かったが、とにかく久しぶりにルーシーを観ようと思ってはねおきてTVに向かう。 おお、やっている。 まだ終わっていなかったようだ。
ん?
んん?
またもや、これは名場面らしい。 養女に行くと言い出したルーシーに打たれた親切な夫妻が土地をよい条件で売ると申し出てくれたのだ。 そして一家は引っ越すことになった。 もしかして今日が最終回なのでは?との疑問が頭をよぎる。 案の定、引っ越しの前に雨がふってきた。 雨といえば虹。 タイトルは南の虹のルーシー。 虹に向かって一家、出発してエンディングである。
それにしても、野生の勘でひさびさに起きてみたら最終回とは、我ながらいい勘していた。
ちなみに次は『ピーターパンの冒険』。 いまいちだ。 トムソーヤかポリアンナ、赤毛のアンあたりを希望していたのだが……。 次の次に期待しよう。


2000/11/16 一夜明けてハイ

こんどは躁になった。 昨夜、先週から苦しんでいた仕事が片づいてきたので祝杯をあげて、相棒にじっくりつきあってもらい、UOをやらずに寝たのがよかったらしい。 ひさびさに、炊事をしたのもよかったようだ。 昨日は、自己流ゴーヤーチャンプルーを作った。 これまでで一番おいしくできた。 根性を入れて炒めると、苦みが減ってまろやかで美味しい。

友人から借りた『アヴァロンの霧』最終巻を夢中になって読んでいる。 これも楽しい。
昨夜ははやく寝たので、今朝は早起きができた。 仕事をちょっとやり、ルーシー(主人公の記憶が戻るというよいシーンだ)を見ながら鉱石を掘り、ひさびさに小説のことを考えてみたり。
不調になったら早寝・早起きしてみるというのが、いいのかもしれない。


2000/11/15 躁鬱の波

最近、はっきり鬱のことが結構多い。 昨夜から今日もやはり鬱だった。 もともと鬱は鬱で結構好きなのだが、物理的にしんどいので、最近は、ちょっと困ったことだと思っている。 最近の鬱のキーワードは「このままでいいのだろうか?」というものだ。 ソフトウェア開発という仕事、忙しい毎日、ゲーム漬け。 それだけならどうということはないのだが、なんだか、以前はあった、生活のぬくもりというか、小さな夢というかが、遠ざかっているような感じがして、悲しくなることが多いのだ。 たとえばお茶を飲んでおしゃべりをしたり。 たとえば欲しいモノや楽しい計画のことを考えたり。 そういうのがまったく無くなったわけではない。 むしろ、一生懸命、そういうことを守ろうとしている自分に気づいて、なんだか味気ないのだ。

加えて、きょう、ふと思ったことは、最近ズル休みができない。 休めないと、二重に苦しい。 どういうことかというと、まじめに働いていて疲れるのに加えて、ズル休みもできなくなっちゃったのかオマエ、という自分の内なるあざけりの声を聞くのである。 あざけりのかわりに、まじめで偉いぞ、という褒め言葉をかけてやればいいのだなと気づいたが、背後には、価値観の問題がある。 自分のなかに複数の価値観があって、それらが、バラバラにいろいろな行動を価値づけしている感じなのだ。 たとえば、勤勉・責任感・成功欲といった価値観が私を会社へ運ぶ。 一方、やりたいときにやりたいことだけすべきだというような価値観が、そういう私を批判する。 どちらも、私のなかに確かにある価値観だが、だいたい、前者が優先される。 いまもそうだ。 だからなのか、いきなり会社を辞めて、絵を描きに放浪の旅へ出る……といったことをする気にはあまりならない。 それは、現実味がない。 現実味がないということは、本気でない、ということだと思う。
何にせよ、価値観を一本化できたら楽になるのに、と思う。


2000/11/13 休日に働いてブルー

土曜は会社に出て働いた。 日曜は自宅に持ち帰って仕事をした。 月曜の今日はとてもブルーだ。

最近、このままでいいのだろうかと良く考える。 幾つかやりたいことはあるが、どれも、何かを捨てないとできない。 むろんいまの状況もまた、何かを捨てていることで、成り立っているわけであり……。

紅葉の季節、絵を描きにいきたいなどと思っている間に、だんだん寒くなってきた。 あはれ今年の秋も去ぬめり、だ。


2000/11/09 月間ランキング

ドライドン酒場の月間ランキングがついに動き出した。 2ヶ月も遅れてしまったが、UO熱がおさまってきたのでやっとやり遂げることができた。 これまで分母が大きくなりすぎるため出さないできた勝率が出るので、新鮮で面白い。

もっとも、UO熱が最初よりはおさまったとはいえ、昨夜もしっかりインゴット(金属塊)を堀りに行っていた。 仕事も忙しいので、少しずつ遊ぶようにするつもりだ。


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