お家の性能
 家の中の音 


 ●上下への音の伝わり


   
我が家は2世帯住宅(1階親世帯・2階子世帯)で、床は防音仕様A(防音シート)です。
  私たち子世帯の2階に、1階からの話し声だとかが聞こえてくることはありませんが、
  
音が振動として伝わってくるというか、響いているという感じがあります。

   また、重いスライディングドアやバルコニードアを閉めているなという音、
  テーブルなど大きなものを移動させているなという音は、はっきり伝わってきます。
  義父の大きなくしゃみもはっきり聞こえます。(笑)
  音楽を聴いているな、ギターを弾いているな、というのは殆ど気にならない程度にわかりますが、
  こちらがベッドやソファに寝ころんでいると、メロディまでよくわかり響きを感じます。
  
   入居当初のことですが、1階リビングのテレビの音(振動?)の、2階への伝わり様はちょっと
  特別に思えたところがありまして、SWHさんにもお話しして、いろいろ調べたことがありました。
  はっきりとした原因はわからずじまいなのですが、1階リビングの部屋全体が共鳴箱になっている
  ように思えました。
   義父母たちは、歳も歳なので耳が遠くなっていることもあって、50型テレビでは、スピーカーの
  位置が遠いこともあって、ボリュームを結構大きくしているのも一因だと思われます。
  スピーカの位置などシステムを考える必要はありますが、低音が特に響くようなので、取り敢えず
  イコライザーをつけて低音を押えています。
  その効果は結構あるようで、今ではまったくといって気になりません。

   二世帯住宅とは言え、1つの家ですから、これくらいは仕方がないかなと思っています。
  まあ、お互いの気配が感じられ、ちょうど良いくらいなのかもしれません。
  逆に、2階の音が1階へどのように伝わっているかは定かでありませんが、
  床に物を落としたりしないかぎり、1階から2階への音よりも、さほど響かないのではないかと、
  都合よく勝手に思っております。

 
 <追記> 2007/09/26

   入居4年が過ぎましたが、階下からの音がちょっと気になるこの頃です。(笑)
  というのは、休日のんびり寝ていますと、結構な音量で美しい調べの音楽が流れてきます。
  この部屋でかけているのかな?と思えるくらいなのですが、私たちの寝室の下にある義母の居室
  からです。これは、多分、休日で私たちが寝ていることを忘れているのでしょうが、
  また高齢化に伴い、音量が上がってきたのも否めません。
  不快な音楽ではありませんし、いつまでも寝ていてはいけませんよねと自戒しています。(笑)

   そう、ここで言いたいことは、決して義母に対しての苦情ではなく、
 
 『生活のリズムが違って、また義父母が気を遣ってくれていたので気づかなかっただけで、
  実は思っていたよりも上下間の音は伝わっているのかな?』
ということです。


 ●横への音の伝わり

   家の中の音は、やはりよく通ります。
  入居当初は、寝室では短い廊下の向こうのリビングのテレビの音が、
  リビングでは隣のトイレの音が、結構気になりました。
  しかし次第に慣れてきてあまり気にならなくはなりました。

   リビングのドアを閉めておくと、つまり
ドアが2枚が閉まっている状態になると、
  音はかなり小さく
なります。
  2階の部屋の入り口はガラスのドアですが、それでも閉める閉めないでは、
  階段を通った1階への音の伝わりは全然違います。
  
   建築費用を抑えるためにドアをなくすことを考えますが、
  
音を遮りたいところのドアはなくさない方がよいとつくづく思いました。





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